――二十六の瞳。
――フィーーーー!!
ポロン♪…ポロロン♪…ポロロンロン…♪
――パチッ!パチッ!
「イグザミン・データ・リンク。」
――ピッ!
「メイン・トランス・エンジン。№1、2オン。№3、4オフ。№5、6、7、8、オーン。」
――ピッ!ピッ!――ピッ!ピッ!――カチッ!カチッ!――ピッ!ピッ!ピッ!…ピッ!
―ジャンジャーーーン♪――ズンズジャッジャズンズジャッジャズンズジャッジャ♪
「コンフォームド・ラウンド・バーニアン。」
―ジャンジャーーーン♪――ズンズジャッジャズンズジャッジャズンズジャッジャ♪
――ビッ!
「ハロー、アイム・バイファム!」
―ジャンジャーーーン♪――ズンズジャッジャズンズジャッジャズンズジャッジャ♪
「オーケー、バイファム。ユアナンバーイズ7!インストルメンツ・リコーダーオン。」
―ジャンジャーーーン♪――ズンズジャッジャズンズジャッジャズンズジャッジャ――ジャジャジャジャジャジャッ♪
「パミッショントゥーソーティ。」「パミッショングランテッド。グッドラック…バイファム7!」
――カチカチカチカチッ…!――ゴオォォォォ……ォォォオオオオオッ…!!!!
ワイプ・オウェイ…♪
――ズンズジャッジャズンズジャッジャズンズジャッジャズンズジャッジャ♪
オールユアティーァズ…♪
――ズンズジャッジャズンズジャッジャズンズジャッジャズンズジャッジャ♪
トギャーザウィーウィル…♪
――ズンズジャッジャズンズジャッジャズンズジャッジャズンズジャッジャ♪
カンクーフィーーァ…♪
――ズンズジャッジャズンズジャッジャズンズジャッジャズンズジャッジャ♪
カーームンドギブァサハンド…♪
――ズンズジャッジャズンズジャッジャズンズジャッジャズンズジャッジャ♪
インスァーーチオヴァニューランド…♪
――ズンズジャッジャズンズジャッジャズンズジャッジャズンズジャッジャ♪
アイワンダーフェアユアーーマイ・フレンド…♪
テルァスホワッティズレフト…♪
インジ・エーーーーーーーーーンッ…♪
――ジャンッ♪
ギヴァシュアカレッジ♪ (バーーイ・ファーーム♪)
ユアワイメァージッ♪ (バーーイ・ファーーム♪)
ユナイテッウィマスッ…ファイッ♪ (バーーイ・ファーーム♪)
アンサレトンオーーマイトッ♪ (バーーイ・ファーーム♪)
キュルゥ~ルキュッキュ~~ルキュゥ~~~ルキュルル~ゥ♪キュルルルキュルルルキュルゥ~~ルルゥ~♪
――キュキュゥ~~~~~~~~………♪
――ジャンジャーーーーーーーーン………♪
1983年10/21~1984年9/8迄、毎日放送系(東京ではTBS)で放送された、日本サンライズ制作のロボットアニメ。
OPタイトルは『HELLO, VIFAM』、作詞はジャネット・辻野、作曲はDavid Mann、歌ってるのはTAOと言うロックバンド。
どうやらTVアニメ初の英語のみで歌う主題歌らしく。(旧ルパンOPも英語っちゃー英語だが、あれは「ルパン・ザ・サード」と「ダバダバ~」ぐらいの歌詞だったし)
アニメの主題歌を巡るファンの議論は、此処で一旦頂点を迎えました。
「アニメの主題歌は子供の物。子供が歌えない主題歌なんてナンセンス!」、「いやアニメは子供だけの為に在るんじゃない。拘るべきは作品のイメージに合うかどうかである」等々…読んでる自分もかなり考えさせられた。
個人的な感想を述べるなら、私はこの歌が大好き。
この歌を聴き、OPフィルムを目にした事で、私はこの作品を観ようと決断した程に。
それ位インパクトのでかいOP…全アニメの中でもTOP10に入れたい。
私にとっては『うる星』同様、アニメファンに堕としてくれた、罪深~~~いアニメなので御座います。(照笑)
まだ小遣いに乏しい子供だった頃、一生懸命貯金し、産まれて初めてBGMレコードを買った思い出が有る。(嵌ったのは『うる星』より、こっちのが先だったんすよ)
あの頃はレコード1枚2,500円位したか…小学生にとっちゃ25,000円位の価値に感じたものです。
BGM音楽がまたホルストの組曲『惑星』に雰囲気似てて(笑)、素ん晴らしい名曲だったんすよ!
最近のアニメは著作権を気にせず済む事も有り、クラシックをまんまBGMに使用する例が多いですが、クラシック要素を入れつつBGMを1から作曲したバイファムは偉いと感心してしまう。
バイファムのBGMは、アニメのBGMが飛躍的にレベルアップする切っ掛けの1つであったと、自分は考えとるのです。
さて作品の粗筋ですが、この後どうせ各話感想を詳しく書いてく積りなんで(笑)、此処ではしないでおきます。
1行で説明するならSF版『十五少年漂流記』――戦争に巻き込まれ、残された子供達が、自分達の手で宇宙船を操縦しながら、敵側に囚われてる家族を救出に向う話――です。
発想としては『ガンダム』や『イデオン』に似ており、当時は「目新しさが無い」と叩く評論家やマニアも結構居たと記憶してる。
仮にもロボットアニメだと言うに、最大的セールスポイントの筈のロボットが、『ガンダム』を模倣した様なデザイン。
敵方なんかザクとグフとズゴックをミックスして潰した様な(←幾らなんでも失礼だ)、斬新以前にお世辞にもあんまカッチョ良くないなぁ~と感じられるロボばっか…輸送機なんかモロ茸だし。
だが似てるのには訳が有る――実はメカデザを担当した方、『ガンダム』と同じ大河原邦男氏なんすよ。
更にテーマが『ガンダム』や『イデオン』に似てるのにも理由が有って、実は原案は『ガンダム』の原作者である富野由悠季氏なんす。
元々アイディア自体は『ガンダム』企画時に有ったそうで、それがどんな経緯からか氏が外れ、替わって神田武幸氏が監督に立つ事となった。
つまりもしかしたらバイファムは『イデオン』みたく全員死亡、因果地平で転生オチを迎えてたかもしれんと…逆に『イデオン』はバイファムみたく、クルーだけは生き残ったかもしれないという……あのリアル絵からはそう見えないでしょうが、『イデオン』のクルーはバイファムのクルーと、あんま年齢違わんのですよ。
いや~一寸先はどう転ぶか判らんですね~。(笑)
あ、一応フォローしときますが……私、富野氏好きだし、尊敬してますよ?(汗)
日本オリジナルTVアニメの多くは富野氏関りだったり…TVアニメの功績の点で、富野氏は宮崎氏以上のものを残してると思うのです。
とまぁロボットアニメとしては目新しい物の無いバイファムですが、しかし作品の真のテーマはロボットではないから良いのです。
この作品が表現したかったもの、それは「子供達が紡ぐドラマ」なのだから。
この1点を描き切った事で、バイファムは後世に残る名作となったのですよ。
キャラデザに『ミンキーモモ』や『Dr.スランプ』等を手懸けた芦田豊雄氏が就いた事で、見た目モモやアラレちゃんが『ガンダム』世界を飛び回ってる様な…そんな前代未聞のギャップ世界が出現したんですよ。
登場するルチーナなんか「モモ」そっくり、マキなんか「木緑あかね」そっくり、マルロなんか「空豆ピースケ」そっくりですよ。(笑)
そんなギャグタッチな奴等が、リアルなモビルスーツ弄ってるトコ想像して下さい、これはちょっと凄いですよ。(笑)
極めて子供をらしく描く事で、ロボットや大人との対比を、むしろ際立たせようとスタッフは考えたのでしょう。
これは今迄無かった試みで、後に『ガラット』や『ワタル』、『ライジンオー』等に続く流れをも、作り出したのではないかと。
つまり『バイファム』の斬新さは、設定ではなく、演出に有ったのです。
キュッキュウ~~ルゥ~ルル~~ルルルルルゥ~…♪
――ズンッズゥ~ン~ズンッズゥ~ン~ズンッ♪
キュルルキュルゥ~~ルキュウ~ルルゥキュウ~~~♪
――ズンッズゥ~ン~ズンッズゥ~ン~ズンッ♪――ズチャッチャチャン♪
プイと横向いてぇ…♪ お~まえ♪
少し怒ぉった♪ 泣きぃ~顔…♪
――ズゥン…♪
あんなっ♪ う~わっさを…♪
気ぃ~にぃ~すぅ~る…♪ なん~て♪
何でもないっっさぁ~♪
俺達にはぁ~ねぇ~~~♪
――ジャジャジャジャン♪
ネーヴァギブァップッ♪ 今いきなり♪
ネーヴァギブァップッ♪ 抱き寄せて♪
ネーヴァギブァップッ♪ キスしたらっ♪
ネーヴァギブァップッ♪ ネーヴァギブァップッ♪
――ジャンッ♪ジャンッ♪
ネーヴァギブァップッ♪ 今いきなり♪
ネーヴァギブァップッ♪ 抱き寄せて♪
ネーヴァギブァップッ♪ キスしたらっ♪
ネーヴァギブァップッ♪ ネーヴァギブァップッ♪
――ジャンッ♪ジャンッ♪
ネーヴァギブァップッ♪ 今いきなり♪
ネーヴァギブァップッ♪ 抱き寄せて♪
ネーヴァギブァップッ♪ キスしたらっ♪
ネーヴァギブァップッ♪ ネーヴァギブァップッ♪
――ジャンッ♪ジャンッ♪
ネーヴァギブァップッ♪ 今いきなり♪
ネーヴァギブァップッ……♪
EDタイトルは『Never Give Up』、OP同様歌ってるのはTAOで、作詞はジャネット・辻野、作曲はDavid Mannが手懸けてます。
日本サンライズにとっては初のゴールデンタイム進出作品。(私の居る地域ではTBS局夜7時~放送してました)
その為か作品の隅々まで気合が篭り、色々と試みてるのが感じられたです。
予告は次回タイトルを出すだけ~だったり(「ジャカジャンッ!!ジャカジャンッ!!」って感じのBGMに乗せて)、OP前に本編の1部を流したり(これは現在『絶対可憐チルドレン』でも見られる演出)、前半後半を分けるアイキャッチ映像は6種類も有ったし。
アイキャッチにまで拘るアニメって、そうは無いんですよ…現在だと『ワンピース』くらい?
まぁアイキャッチに拘って本編グダグダじゃあ本末転倒だけど、バイファムは全て拘って作ってたから偉い。
なのに残念ながら視聴率が悪くて、途中で打ち切りが決定したりした。
何故免れたかについては、後日詳しく説明予定です。
ただ打ち切られるかもって時に…会社の方から「レギュラーの1人(バーツが想定されていた)を殺して盛上げよう!」って提案が為されまして……けど監督やメイン脚本家が断固反対したんすよ。
「それだったら打ち切られた方がマシ!」みたいな。
脚本・演出・作画、どれも揃った名作だけど、何より素晴しく感じたのは、スタッフのキャラへの愛情ですね。
「こいつらが好きなんだ。誰1人欠ける事無く、旅をさせるんだ」って強い気持ちが、画面を通して伝わって来た。
名作や傑作は狙って作れるものじゃない。
狙って作ってウケたとしても、そいうい作品は時代を経てく内に、存在が霞んでってしまう。
何年経っても最後まで観て楽しめて、最終回には感動の涙を流せる。
バイファムはそんな稀有なTVアニメでした。
まだ御覧になってない方、現在ヤフー動画で有料ではありますが、配信中です。
絶対損しないから、保証しますから、是非御覧下さいませ!
てゆーか多分レンタルDVD置いてる店多いと思うんで、見付けたら借りて観てみて下さいよ。
幸運にも再放送してたら、絶対見逃さないように!
尚、OP&ED映像はこちら(→http://jp.youtube.com/watch?v=NQhq2-CP9Ek)。
子供達の活き活きとした仕草や表情に注目せよ。
そんで説明するまでもないでしょが、上げた歌詞は毎度空耳アワーです。
発音正しいかどうかは知らん、自分の耳に聴こえた通りに書いてます。(笑)
いやレコード持ってるから正しい歌詞知ってるんだけど、以前さらさんがメールに書いて下さった空耳アワー歌詞が、素晴しく的を射てて愉快だったもんで、勝手に引き継がせて貰った。(笑)
ちなみにOP最初の会話文も、歌詞カードに書いてあったんで、内容知ってはいる。
訳文だけ書くと――
「データリンクのテストを行う」
「主推進エンジン№1、2オン。№3、4オフ。№5、6、7、8オン。」
「確認した、ラウンドバーニアン」
「こちらはバイファム!」
「OKバイファム、君の出撃番号は7番だ。航行記録用レコーダー、オン」
「出撃の許可をどうぞ」
「承諾した。幸運を祈る、バイファム№7!」
――という事だそうだ。
会話を聴いてる内に盛り上がってく心が止められない、ナイスかっくいー演出だと思う。
参考…フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』、バイファム公式サイト、月刊『OUT』。
さて次回より各話紹介…と言いたい所ですが、9/27から再び那須に行く予定なんで、続きは10月半ば~って事で。(汗)
そんじゃ(まだ早いけど)行って参りまっす!
――フィーーーー!!
ポロン♪…ポロロン♪…ポロロンロン…♪
――パチッ!パチッ!
「イグザミン・データ・リンク。」
――ピッ!
「メイン・トランス・エンジン。№1、2オン。№3、4オフ。№5、6、7、8、オーン。」
――ピッ!ピッ!――ピッ!ピッ!――カチッ!カチッ!――ピッ!ピッ!ピッ!…ピッ!
―ジャンジャーーーン♪――ズンズジャッジャズンズジャッジャズンズジャッジャ♪
「コンフォームド・ラウンド・バーニアン。」
―ジャンジャーーーン♪――ズンズジャッジャズンズジャッジャズンズジャッジャ♪
――ビッ!
「ハロー、アイム・バイファム!」
―ジャンジャーーーン♪――ズンズジャッジャズンズジャッジャズンズジャッジャ♪
「オーケー、バイファム。ユアナンバーイズ7!インストルメンツ・リコーダーオン。」
―ジャンジャーーーン♪――ズンズジャッジャズンズジャッジャズンズジャッジャ――ジャジャジャジャジャジャッ♪
「パミッショントゥーソーティ。」「パミッショングランテッド。グッドラック…バイファム7!」
――カチカチカチカチッ…!――ゴオォォォォ……ォォォオオオオオッ…!!!!
ワイプ・オウェイ…♪
――ズンズジャッジャズンズジャッジャズンズジャッジャズンズジャッジャ♪
オールユアティーァズ…♪
――ズンズジャッジャズンズジャッジャズンズジャッジャズンズジャッジャ♪
トギャーザウィーウィル…♪
――ズンズジャッジャズンズジャッジャズンズジャッジャズンズジャッジャ♪
カンクーフィーーァ…♪
――ズンズジャッジャズンズジャッジャズンズジャッジャズンズジャッジャ♪
カーームンドギブァサハンド…♪
――ズンズジャッジャズンズジャッジャズンズジャッジャズンズジャッジャ♪
インスァーーチオヴァニューランド…♪
――ズンズジャッジャズンズジャッジャズンズジャッジャズンズジャッジャ♪
アイワンダーフェアユアーーマイ・フレンド…♪
テルァスホワッティズレフト…♪
インジ・エーーーーーーーーーンッ…♪
――ジャンッ♪
ギヴァシュアカレッジ♪ (バーーイ・ファーーム♪)
ユアワイメァージッ♪ (バーーイ・ファーーム♪)
ユナイテッウィマスッ…ファイッ♪ (バーーイ・ファーーム♪)
アンサレトンオーーマイトッ♪ (バーーイ・ファーーム♪)
キュルゥ~ルキュッキュ~~ルキュゥ~~~ルキュルル~ゥ♪キュルルルキュルルルキュルゥ~~ルルゥ~♪
――キュキュゥ~~~~~~~~………♪
――ジャンジャーーーーーーーーン………♪
1983年10/21~1984年9/8迄、毎日放送系(東京ではTBS)で放送された、日本サンライズ制作のロボットアニメ。
OPタイトルは『HELLO, VIFAM』、作詞はジャネット・辻野、作曲はDavid Mann、歌ってるのはTAOと言うロックバンド。
どうやらTVアニメ初の英語のみで歌う主題歌らしく。(旧ルパンOPも英語っちゃー英語だが、あれは「ルパン・ザ・サード」と「ダバダバ~」ぐらいの歌詞だったし)
アニメの主題歌を巡るファンの議論は、此処で一旦頂点を迎えました。
「アニメの主題歌は子供の物。子供が歌えない主題歌なんてナンセンス!」、「いやアニメは子供だけの為に在るんじゃない。拘るべきは作品のイメージに合うかどうかである」等々…読んでる自分もかなり考えさせられた。
個人的な感想を述べるなら、私はこの歌が大好き。
この歌を聴き、OPフィルムを目にした事で、私はこの作品を観ようと決断した程に。
それ位インパクトのでかいOP…全アニメの中でもTOP10に入れたい。
私にとっては『うる星』同様、アニメファンに堕としてくれた、罪深~~~いアニメなので御座います。(照笑)
まだ小遣いに乏しい子供だった頃、一生懸命貯金し、産まれて初めてBGMレコードを買った思い出が有る。(嵌ったのは『うる星』より、こっちのが先だったんすよ)
あの頃はレコード1枚2,500円位したか…小学生にとっちゃ25,000円位の価値に感じたものです。
BGM音楽がまたホルストの組曲『惑星』に雰囲気似てて(笑)、素ん晴らしい名曲だったんすよ!
最近のアニメは著作権を気にせず済む事も有り、クラシックをまんまBGMに使用する例が多いですが、クラシック要素を入れつつBGMを1から作曲したバイファムは偉いと感心してしまう。
バイファムのBGMは、アニメのBGMが飛躍的にレベルアップする切っ掛けの1つであったと、自分は考えとるのです。
さて作品の粗筋ですが、この後どうせ各話感想を詳しく書いてく積りなんで(笑)、此処ではしないでおきます。
1行で説明するならSF版『十五少年漂流記』――戦争に巻き込まれ、残された子供達が、自分達の手で宇宙船を操縦しながら、敵側に囚われてる家族を救出に向う話――です。
発想としては『ガンダム』や『イデオン』に似ており、当時は「目新しさが無い」と叩く評論家やマニアも結構居たと記憶してる。
仮にもロボットアニメだと言うに、最大的セールスポイントの筈のロボットが、『ガンダム』を模倣した様なデザイン。
敵方なんかザクとグフとズゴックをミックスして潰した様な(←幾らなんでも失礼だ)、斬新以前にお世辞にもあんまカッチョ良くないなぁ~と感じられるロボばっか…輸送機なんかモロ茸だし。
だが似てるのには訳が有る――実はメカデザを担当した方、『ガンダム』と同じ大河原邦男氏なんすよ。
更にテーマが『ガンダム』や『イデオン』に似てるのにも理由が有って、実は原案は『ガンダム』の原作者である富野由悠季氏なんす。
元々アイディア自体は『ガンダム』企画時に有ったそうで、それがどんな経緯からか氏が外れ、替わって神田武幸氏が監督に立つ事となった。
つまりもしかしたらバイファムは『イデオン』みたく全員死亡、因果地平で転生オチを迎えてたかもしれんと…逆に『イデオン』はバイファムみたく、クルーだけは生き残ったかもしれないという……あのリアル絵からはそう見えないでしょうが、『イデオン』のクルーはバイファムのクルーと、あんま年齢違わんのですよ。
いや~一寸先はどう転ぶか判らんですね~。(笑)
あ、一応フォローしときますが……私、富野氏好きだし、尊敬してますよ?(汗)
日本オリジナルTVアニメの多くは富野氏関りだったり…TVアニメの功績の点で、富野氏は宮崎氏以上のものを残してると思うのです。
とまぁロボットアニメとしては目新しい物の無いバイファムですが、しかし作品の真のテーマはロボットではないから良いのです。
この作品が表現したかったもの、それは「子供達が紡ぐドラマ」なのだから。
この1点を描き切った事で、バイファムは後世に残る名作となったのですよ。
キャラデザに『ミンキーモモ』や『Dr.スランプ』等を手懸けた芦田豊雄氏が就いた事で、見た目モモやアラレちゃんが『ガンダム』世界を飛び回ってる様な…そんな前代未聞のギャップ世界が出現したんですよ。
登場するルチーナなんか「モモ」そっくり、マキなんか「木緑あかね」そっくり、マルロなんか「空豆ピースケ」そっくりですよ。(笑)
そんなギャグタッチな奴等が、リアルなモビルスーツ弄ってるトコ想像して下さい、これはちょっと凄いですよ。(笑)
極めて子供をらしく描く事で、ロボットや大人との対比を、むしろ際立たせようとスタッフは考えたのでしょう。
これは今迄無かった試みで、後に『ガラット』や『ワタル』、『ライジンオー』等に続く流れをも、作り出したのではないかと。
つまり『バイファム』の斬新さは、設定ではなく、演出に有ったのです。
キュッキュウ~~ルゥ~ルル~~ルルルルルゥ~…♪
――ズンッズゥ~ン~ズンッズゥ~ン~ズンッ♪
キュルルキュルゥ~~ルキュウ~ルルゥキュウ~~~♪
――ズンッズゥ~ン~ズンッズゥ~ン~ズンッ♪――ズチャッチャチャン♪
プイと横向いてぇ…♪ お~まえ♪
少し怒ぉった♪ 泣きぃ~顔…♪
――ズゥン…♪
あんなっ♪ う~わっさを…♪
気ぃ~にぃ~すぅ~る…♪ なん~て♪
何でもないっっさぁ~♪
俺達にはぁ~ねぇ~~~♪
――ジャジャジャジャン♪
ネーヴァギブァップッ♪ 今いきなり♪
ネーヴァギブァップッ♪ 抱き寄せて♪
ネーヴァギブァップッ♪ キスしたらっ♪
ネーヴァギブァップッ♪ ネーヴァギブァップッ♪
――ジャンッ♪ジャンッ♪
ネーヴァギブァップッ♪ 今いきなり♪
ネーヴァギブァップッ♪ 抱き寄せて♪
ネーヴァギブァップッ♪ キスしたらっ♪
ネーヴァギブァップッ♪ ネーヴァギブァップッ♪
――ジャンッ♪ジャンッ♪
ネーヴァギブァップッ♪ 今いきなり♪
ネーヴァギブァップッ♪ 抱き寄せて♪
ネーヴァギブァップッ♪ キスしたらっ♪
ネーヴァギブァップッ♪ ネーヴァギブァップッ♪
――ジャンッ♪ジャンッ♪
ネーヴァギブァップッ♪ 今いきなり♪
ネーヴァギブァップッ……♪
EDタイトルは『Never Give Up』、OP同様歌ってるのはTAOで、作詞はジャネット・辻野、作曲はDavid Mannが手懸けてます。
日本サンライズにとっては初のゴールデンタイム進出作品。(私の居る地域ではTBS局夜7時~放送してました)
その為か作品の隅々まで気合が篭り、色々と試みてるのが感じられたです。
予告は次回タイトルを出すだけ~だったり(「ジャカジャンッ!!ジャカジャンッ!!」って感じのBGMに乗せて)、OP前に本編の1部を流したり(これは現在『絶対可憐チルドレン』でも見られる演出)、前半後半を分けるアイキャッチ映像は6種類も有ったし。
アイキャッチにまで拘るアニメって、そうは無いんですよ…現在だと『ワンピース』くらい?
まぁアイキャッチに拘って本編グダグダじゃあ本末転倒だけど、バイファムは全て拘って作ってたから偉い。
なのに残念ながら視聴率が悪くて、途中で打ち切りが決定したりした。
何故免れたかについては、後日詳しく説明予定です。
ただ打ち切られるかもって時に…会社の方から「レギュラーの1人(バーツが想定されていた)を殺して盛上げよう!」って提案が為されまして……けど監督やメイン脚本家が断固反対したんすよ。
「それだったら打ち切られた方がマシ!」みたいな。
脚本・演出・作画、どれも揃った名作だけど、何より素晴しく感じたのは、スタッフのキャラへの愛情ですね。
「こいつらが好きなんだ。誰1人欠ける事無く、旅をさせるんだ」って強い気持ちが、画面を通して伝わって来た。
名作や傑作は狙って作れるものじゃない。
狙って作ってウケたとしても、そいうい作品は時代を経てく内に、存在が霞んでってしまう。
何年経っても最後まで観て楽しめて、最終回には感動の涙を流せる。
バイファムはそんな稀有なTVアニメでした。
まだ御覧になってない方、現在ヤフー動画で有料ではありますが、配信中です。
絶対損しないから、保証しますから、是非御覧下さいませ!
てゆーか多分レンタルDVD置いてる店多いと思うんで、見付けたら借りて観てみて下さいよ。
幸運にも再放送してたら、絶対見逃さないように!
尚、OP&ED映像はこちら(→http://jp.youtube.com/watch?v=NQhq2-CP9Ek)。
子供達の活き活きとした仕草や表情に注目せよ。
そんで説明するまでもないでしょが、上げた歌詞は毎度空耳アワーです。
発音正しいかどうかは知らん、自分の耳に聴こえた通りに書いてます。(笑)
いやレコード持ってるから正しい歌詞知ってるんだけど、以前さらさんがメールに書いて下さった空耳アワー歌詞が、素晴しく的を射てて愉快だったもんで、勝手に引き継がせて貰った。(笑)
ちなみにOP最初の会話文も、歌詞カードに書いてあったんで、内容知ってはいる。
訳文だけ書くと――
「データリンクのテストを行う」
「主推進エンジン№1、2オン。№3、4オフ。№5、6、7、8オン。」
「確認した、ラウンドバーニアン」
「こちらはバイファム!」
「OKバイファム、君の出撃番号は7番だ。航行記録用レコーダー、オン」
「出撃の許可をどうぞ」
「承諾した。幸運を祈る、バイファム№7!」
――という事だそうだ。
会話を聴いてる内に盛り上がってく心が止められない、ナイスかっくいー演出だと思う。
参考…フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』、バイファム公式サイト、月刊『OUT』。
さて次回より各話紹介…と言いたい所ですが、9/27から再び那須に行く予定なんで、続きは10月半ば~って事で。(汗)
そんじゃ(まだ早いけど)行って参りまっす!
――黄金色のメモリー。
――ブウウウウウウウ♪ブウウウウウウウ♪
――チクタクチクタク!――チクタクチクタク!
ちょっぴり寂しいと・き・はっ♪
時計を逆さに巻・い・てっ♪
夢のワンダーランドへさあ~レッツゴーー♪
――ジャジャンジャッジャ~ン♪
くっつぅ~音を鳴っらぁ~して行ぅ~くぅ~のぉ~~♪
キッラァ~キラのおっもぉ~いでがきぃ~~~れいでしょぉ♪
――キラーン!
地っ図ぅ~に無い不っ思ぃ~議のくぅ~にぃ~のぉ~~♪
まっわぁ~るかいてっん~ドアをそぉ~~~っと開けたぁ…のっ♪
きぃっとぉ~何処かでぇ~♪ 会・え・るぅ…♪ やぁ~さしい笑・が・お♪
きぃっとぉ~何処かでぇ~♪ 待・ぁ・てって・くぅれぇるぅ~~~♪ でぇ~♪ しょお~~~~~~♪
ゆっ♪ めっ♪ なぁ~ぞなっぞ♪ とっ♪ きっ♪ チィ~クタック♪
でっ♪ もっ♪ こぉ~たえ~はっ♪
まだまだ解らない~~~……♪
1983年10/10~1984年3/26迄、TV大阪系(東京ではテレ東)で放送された、日本アニメーション制作のアニメ。
OPタイトルは『夢みるワンダーランド』、作詞は島エリナ氏、作曲&編曲は小林泉美氏、歌ってるのは主人公「アリス」役も務めたTARAKOさん。
「ちびまる子ちゃん」役で世間に広く名を知られた声優さんです。
原作はルイス・キャロルが書いた世界的に有名な英国小説、『不思議の国のアリス(1865年出版)』と続作『鏡の国のアリス(1871年出版)』。
ファンタジー的内容ながら、SF小説等にも大いに影響を及ぼした作品。
それだけでなくゲームに漫画にアニメ…影響受けてない分野を探す方が難しい。
特に日本のゲーム・漫画・アニメ界は、この作品のパロディーで満ち溢れている。
だから読んだ事が無くても、粗筋なんかは知ってる人が多かろう。
どちらもアリスが夢に見た、不条理な世界を冒険する物語。
言うなればどっちも「夢オチ」なのですが(笑)…それが何故世界的に有名な小説になったかっつうと、類稀なシュール表現と独創性溢れるキャラ達が登場する故。
不条理に思えながら、妙に理論的、整合性が認められる展開。
実は全編之「洒落」と「なぞなぞ」でもって構成されている。
時折出て来る意味不明な詩は、英国の伝承童歌『マザーグース』。
「ハンプティ・ダンプティ」も、双子の「ティードルディ&ティードルダム」も、「ハートの女王」も、元々は全て『マザーグース』に出て来るキャラなのです。
つまりこの2作品は「アリス」と言う少女が、英国では子供の頃から馴染の有る御伽世界で、自分が主人公になって冒険を繰り広げるという、同人小説っぽい物語と言…ったらファンに怒られるだろうか?(汗)
いや自分も作品に心酔するファンだけど、大人になって作品が書かれた舞台裏を知るにつけ、そういった考えを持ててしまうのでした。(汗)
「アリスの冒険物語」は作者ルイス・キャロルが、実在した1人の少女の為に書いた作品なのです。
少女の名前は「アリス・リデル」。
オックスフォード大学で数学と倫理学を教えていたキャロルは、学寮長で在ったヘンリー・リデルの次女「アリス(当時9歳)」と特に親しくなり、せがまれては物語を作って聞かせていたとの事。
そして愛する彼女に贈る為、彼女が主人公の物語を本に纏めたんだそうな。
その際のタイトルは『アリスの地下の冒険』で、手描きの挿絵37枚も入れるという、物凄い凝りっぷり。
いやこの挿絵、キャロル関連の書籍で目にした事有るんですが、波打つブロンド&瞳キラキラな少女漫画絵でして。(笑)
面白いのはモデルになったアリスは黒っぽいおかっぱヘアーで、挿絵のアリス像とは全然似てない点。
作品中の「アリス」は、あくまでキャロルにとっての、ファンタジー(理想の少女)なのですよ。
ぶっちゃけキャロルは今で言う所のロリコンかつオタクだったらしい。
噂ではアリスが13歳の時、30歳のキャロルは彼女にプロポーズしたらしい。
しかし当り前ながらアリスの両親に拒否され、キャロルが今迄彼女に送った手紙類も焼却されてしまったとか。
ロリコンかどうかは兎も角、奇人として有名だったのは本当らしい。
届いた手紙には残らずナンバー振ってたし、お茶の淹れ方には細かく拘ったし、初期の湿板写真の技術を極め、当代一の写真家とも呼ばれるまでになった。
色々と凝る性分――マニアだった訳だ。
その極めた写真術で何を撮影してたかっつうと、約半分以上少女のヌードだったそうで、結果キャロル=ロリコン説を益々後世に印象付けたのです。(笑)
実際は年頃の女性もモデルにして撮影してたらしいんで、少女にしか興味が無かった訳ではないらしいんすけどね~。
それでも好きだったから撮ったんじゃないかな~と。(笑)
小説家として成功したから良かったものの、一歩間違えば○○○になってたんじゃないかと……失礼ながら。
個人的に漫画家「竹○泉」氏に似た作品カラーを感じる…もしも現代に生きてて漫画家だったら、あ~んな作品描いてそうと思うのは自分だけか?(汗)
氏の凝り性っぷりを表すエピソードとして最も凄いと感じたのが、「ルイス・キャロル(Lewis Carroll)」と言うPNは、本名「チャールズ・ラトウィッジ・ドジソン(Charles Lutwidge Dodgson)」をラテン語化して、「カロルス・ルドヴィクス(Carolus Ludovicus)」とし、更に引っ繰り返して、更に更に英語読みに直して作り上げたという話。
――PN1つにも、これだけ拘りますかって感じだ。
「奇人」と呼ばれる所以である。
…いいかげんアニメの話を致しましょう。(汗)
採り上げたTVアニメは、キャラだけ使った、殆どオリジナルのファンタジーでした。
言葉を話せる白兎「ベニーバニー」が、毎回アリスを不思議の世界に連れて行き、妙な住人とドタバタ喜劇を繰り広げるっつう。
巷に溢れるアリスのパロディー漫画と変らん内容でした。
真面目な原作ファンは、あまりの原作破壊ぶりに、かなり怒ったかもしれない。
失礼ながら凡作である…ただ主人公アリスは可愛かった。
それだけが救いで自分も観ていた気がする。(汗)
まぁ原作知らずに、『アリス』っぽいファンタジーコメディと思って観れば、それなりに面白かったかなと。(苦笑)
特にOPで踊るアリスの仕草が可愛くて仕方ない。(→http://jp.youtube.com/watch?v=YaH4lbvARf8)
『アリス』は好きな作品なんで、その内また採り上げたい…。
参考…フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』&日本アニメーション公式サイト。
………今年で辞めるとは聞いてたんで覚悟してたけど……やっぱ寂しいなぁ。
お疲れ様でした、王さん。
来年から野球観るの詰まらなくなるなぁ…。
――ブウウウウウウウ♪ブウウウウウウウ♪
――チクタクチクタク!――チクタクチクタク!
ちょっぴり寂しいと・き・はっ♪
時計を逆さに巻・い・てっ♪
夢のワンダーランドへさあ~レッツゴーー♪
――ジャジャンジャッジャ~ン♪
くっつぅ~音を鳴っらぁ~して行ぅ~くぅ~のぉ~~♪
キッラァ~キラのおっもぉ~いでがきぃ~~~れいでしょぉ♪
――キラーン!
地っ図ぅ~に無い不っ思ぃ~議のくぅ~にぃ~のぉ~~♪
まっわぁ~るかいてっん~ドアをそぉ~~~っと開けたぁ…のっ♪
きぃっとぉ~何処かでぇ~♪ 会・え・るぅ…♪ やぁ~さしい笑・が・お♪
きぃっとぉ~何処かでぇ~♪ 待・ぁ・てって・くぅれぇるぅ~~~♪ でぇ~♪ しょお~~~~~~♪
ゆっ♪ めっ♪ なぁ~ぞなっぞ♪ とっ♪ きっ♪ チィ~クタック♪
でっ♪ もっ♪ こぉ~たえ~はっ♪
まだまだ解らない~~~……♪
1983年10/10~1984年3/26迄、TV大阪系(東京ではテレ東)で放送された、日本アニメーション制作のアニメ。
OPタイトルは『夢みるワンダーランド』、作詞は島エリナ氏、作曲&編曲は小林泉美氏、歌ってるのは主人公「アリス」役も務めたTARAKOさん。
「ちびまる子ちゃん」役で世間に広く名を知られた声優さんです。
原作はルイス・キャロルが書いた世界的に有名な英国小説、『不思議の国のアリス(1865年出版)』と続作『鏡の国のアリス(1871年出版)』。
ファンタジー的内容ながら、SF小説等にも大いに影響を及ぼした作品。
それだけでなくゲームに漫画にアニメ…影響受けてない分野を探す方が難しい。
特に日本のゲーム・漫画・アニメ界は、この作品のパロディーで満ち溢れている。
だから読んだ事が無くても、粗筋なんかは知ってる人が多かろう。
どちらもアリスが夢に見た、不条理な世界を冒険する物語。
言うなればどっちも「夢オチ」なのですが(笑)…それが何故世界的に有名な小説になったかっつうと、類稀なシュール表現と独創性溢れるキャラ達が登場する故。
不条理に思えながら、妙に理論的、整合性が認められる展開。
実は全編之「洒落」と「なぞなぞ」でもって構成されている。
時折出て来る意味不明な詩は、英国の伝承童歌『マザーグース』。
「ハンプティ・ダンプティ」も、双子の「ティードルディ&ティードルダム」も、「ハートの女王」も、元々は全て『マザーグース』に出て来るキャラなのです。
つまりこの2作品は「アリス」と言う少女が、英国では子供の頃から馴染の有る御伽世界で、自分が主人公になって冒険を繰り広げるという、同人小説っぽい物語と言…ったらファンに怒られるだろうか?(汗)
いや自分も作品に心酔するファンだけど、大人になって作品が書かれた舞台裏を知るにつけ、そういった考えを持ててしまうのでした。(汗)
「アリスの冒険物語」は作者ルイス・キャロルが、実在した1人の少女の為に書いた作品なのです。
少女の名前は「アリス・リデル」。
オックスフォード大学で数学と倫理学を教えていたキャロルは、学寮長で在ったヘンリー・リデルの次女「アリス(当時9歳)」と特に親しくなり、せがまれては物語を作って聞かせていたとの事。
そして愛する彼女に贈る為、彼女が主人公の物語を本に纏めたんだそうな。
その際のタイトルは『アリスの地下の冒険』で、手描きの挿絵37枚も入れるという、物凄い凝りっぷり。
いやこの挿絵、キャロル関連の書籍で目にした事有るんですが、波打つブロンド&瞳キラキラな少女漫画絵でして。(笑)
面白いのはモデルになったアリスは黒っぽいおかっぱヘアーで、挿絵のアリス像とは全然似てない点。
作品中の「アリス」は、あくまでキャロルにとっての、ファンタジー(理想の少女)なのですよ。
ぶっちゃけキャロルは今で言う所のロリコンかつオタクだったらしい。
噂ではアリスが13歳の時、30歳のキャロルは彼女にプロポーズしたらしい。
しかし当り前ながらアリスの両親に拒否され、キャロルが今迄彼女に送った手紙類も焼却されてしまったとか。
ロリコンかどうかは兎も角、奇人として有名だったのは本当らしい。
届いた手紙には残らずナンバー振ってたし、お茶の淹れ方には細かく拘ったし、初期の湿板写真の技術を極め、当代一の写真家とも呼ばれるまでになった。
色々と凝る性分――マニアだった訳だ。
その極めた写真術で何を撮影してたかっつうと、約半分以上少女のヌードだったそうで、結果キャロル=ロリコン説を益々後世に印象付けたのです。(笑)
実際は年頃の女性もモデルにして撮影してたらしいんで、少女にしか興味が無かった訳ではないらしいんすけどね~。
それでも好きだったから撮ったんじゃないかな~と。(笑)
小説家として成功したから良かったものの、一歩間違えば○○○になってたんじゃないかと……失礼ながら。
個人的に漫画家「竹○泉」氏に似た作品カラーを感じる…もしも現代に生きてて漫画家だったら、あ~んな作品描いてそうと思うのは自分だけか?(汗)
氏の凝り性っぷりを表すエピソードとして最も凄いと感じたのが、「ルイス・キャロル(Lewis Carroll)」と言うPNは、本名「チャールズ・ラトウィッジ・ドジソン(Charles Lutwidge Dodgson)」をラテン語化して、「カロルス・ルドヴィクス(Carolus Ludovicus)」とし、更に引っ繰り返して、更に更に英語読みに直して作り上げたという話。
――PN1つにも、これだけ拘りますかって感じだ。
「奇人」と呼ばれる所以である。
…いいかげんアニメの話を致しましょう。(汗)
採り上げたTVアニメは、キャラだけ使った、殆どオリジナルのファンタジーでした。
言葉を話せる白兎「ベニーバニー」が、毎回アリスを不思議の世界に連れて行き、妙な住人とドタバタ喜劇を繰り広げるっつう。
巷に溢れるアリスのパロディー漫画と変らん内容でした。
真面目な原作ファンは、あまりの原作破壊ぶりに、かなり怒ったかもしれない。
失礼ながら凡作である…ただ主人公アリスは可愛かった。
それだけが救いで自分も観ていた気がする。(汗)
まぁ原作知らずに、『アリス』っぽいファンタジーコメディと思って観れば、それなりに面白かったかなと。(苦笑)
特にOPで踊るアリスの仕草が可愛くて仕方ない。(→http://jp.youtube.com/watch?v=YaH4lbvARf8)
『アリス』は好きな作品なんで、その内また採り上げたい…。
参考…フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』&日本アニメーション公式サイト。
………今年で辞めるとは聞いてたんで覚悟してたけど……やっぱ寂しいなぁ。
お疲れ様でした、王さん。
来年から野球観るの詰まらなくなるなぁ…。
――目からセクシービーム。
――ズン♪ズズズズズン♪
チャンランラァ~ン♪――ミュミュンミュ~ミュミュミュンミュミュンミュ~ミュミュミュン♪
チャランラァ~ン♪――ミュミュンミュ~ミュミュミュンミュミュンミュ~ミュミュミュン♪
ドゥルルルルルルルドゥルルルルルルル♪
――シュゥーーーーーー……♪
ミュミュンミュ~ミュミュミュンミュミュンミュ~ミュミュミュン♪
チャランラァ~ン♪――ミュミュンミュ~ミュミュミュンミュミュンミュ~ミュミュミュン♪
都会(まち)は煌くパッションフルーツ♪ ウインクしてるエブリナァ~~イッ♪
グラスの中のパーッションビート♪ 一口だけでフォーリンラァーーヴ♪
――パッパァーーン♪
あ~まい~♪ メロ・ディー…♪
かぁ~ぜにぃ~・乗れば今夜ぁ~~♪
秘ぃ~密ぅ~♪ めぇ~いたぁ~…♪
扉が何処かで……開っくよぉ~~~~♪
――パンッ♪パーパパパンッッ♪
見ぃ~詰めるキャッツアイ♪ メェ~ジックプレイ~ズダンシンッ♪
みぃ~どり色に光~~・あるぅ~♪
(フーーーーーー……ウーーーーーーー♪)
あ~やしくキャッツアイ♪ メェ~ジックプレイ~ズダンシンッ♪
つぅ~き明り浴びてぇ~♪
(フーーーー……ウーーーー♪)
ウィゲッチュ~ゥ~ゥ~ゥ~~~♪
(アーーーーーーーーーーーーーーーーン♪)
ミステリァス・ガーーーーール♪
――パンッ♪パーパパパンッッ♪
惹ぃ~かれてキャッツアイ♪ メェ~ジックプレイ~ズダンシンッ♪
みぃ~どり色に光~~・あるぅ~♪
(フーーーーーー……ウーーーーーーー♪)
まぁ~よぉってキャッツアイ♪ メェ~ジックプレイ~ズダンシンッ♪
つぅ~き明り浴びてぇ~♪
(フーーーー……ウーーーー♪)
ウィゲッチュ~ゥ~ゥ~ゥ~~~♪
(アーーーーーーーーーーーーーーーーン♪)
ミステリァス・ガーーーーー……ル♪
ミュミュンミュ~ミュミュミュミュン……♪
1983年7/11~1984年3/26迄日本TV系で放映、制作は東京ムービー新社。
OPタイトルは『CAT'S EYE』で、作詞は三浦徳子氏、作曲は小田裕一郎氏、編曲は大谷和夫氏。
歌った杏里はこの主題歌のお蔭でメジャー歌手の仲間入りをした。
正式な作品タイトルは『CAT'SEYE』、北条司氏が週刊少年ジャンプ1981年40~1984年44号迄連載した漫画が原作です。
北条氏にとっての初連載作品であり、出世作でもある。
御本人曰く「連載開始した頃は未だ漫画を描き始めたばかりで、経験が足りず右も左も判らない状態だった」との事。
しかしデビューした頃から絵が抜群に巧く、自分にとっては安心して読める作家さんの1人でした。
――世間を騒がす怪盗『キャッツアイ』。
その正体は怪盗と同じ名前の喫茶店を経営する、来生家美人3姉妹であったのだ。
3姉妹の長女「来生 泪」は明晰な頭脳を持ち、作戦の司令塔役を務める。
三女「来生 愛」はメカに滅法強く、盗みを助ける発明品を製作する役だ。
そして次女の「来生 瞳」は抜群の運動神経で、実際の盗みを担当する役。
しかしその秘密を知る者は誰も居ない。(いや実際には数人居るんだけど)
犬鳴警察署の刑事であり、将来を誓い合う瞳の恋人「内海俊夫」ですら、秘密に気付かないで居る。
キャッツの事件を担当する刑事である俊夫は日夜キャッツアイの逮捕に挑むも、失敗しては課長に怒鳴られ瞳に愚痴るのが習慣。
それを利用して警察の動きを知る瞳は、心中後ろめたい気持ちで居るも、盗みを止めようとはせず。
何故なら3姉妹にとって盗みは、画家である父「ハインツ」の消息を知る手懸りだから。
数多の美術品を狙って、セクシーなレオタード泥棒達が、今夜も月下を駆け抜ける――
こんな感じの粗筋。
メジャー漫画雑誌で連載してた人気漫画だったから、通して読んだ事は無くても、存在を知ってる人は多いに違いない。
アニメも放送を開始した当初は、かなり話題を呼んでいたと記憶している。
でなきゃ一旦中断を挟んで、放送を再開したりしないでしょう。
ただそれなりに好評だった第1期と違い、第2期はファンの間で人気が低く、視聴率も低下してった為、短期で打ち切られちゃったんだけどね。
この件については第2期を採り上げた際に話させて貰います。
ちなみに第1期も短期で終了してるんだけど、これは察するに放送期間が予め決まってたのと、展開が原作に追い着いちゃった為じゃないかな~と。
しかしアニメ『キャッツアイ』で最も評判になったのはOPでして。
本編はぶっちゃけ「おまけ」扱いだったような。(笑)
5週連続オリコン1位、当時の大人気歌番組『ザ・ベストテン』&『ザ・トップテン』でも1位を獲得、高校野球の入場行進曲にも選ばれ、果ては紅白まで登場と、アニメソングの歴史に於いて、かつて無い快挙が続いた伝説の主題歌だが、歌ってる杏里にとっては、アニメの主題歌で有名になるのは「不本意」だったらしく、この歌で紹介されるのを嫌がったりもしたらしい。
それは彼女が『キャッツアイ』以降、アニソンを歌ってない事実からも、推して知れるだろう。
有名にして貰っときながら、その態度は恩知らずだと感じてしまうが(笑)…当時は「アニソン歌手=マイナー歌手」の評価が、歌界でも一般でも浸透してたのですよ。
アニメの主題歌で歌ヒットを目論もうという、『うる星やつら』から始まった動きは、此処で漸く結実した訳ですが、これは恐らく偶然の結果で、主題歌を作った側はそんな積り無かっただろうなと。
作品名そのままのタイトルだし、歌の中でも何度も連呼してるし。
とは言えこれ以降「アニソン使って売り出す」手法は流行し、現在にまで引き継がれているのは御覧の通り。
本編は「おまけ」扱いで、「売る歌」こそメインに捉えられてる作品は、今やごまんと在る。(苦笑)
『CAT'S EYE』がヒットして以降、アニソンは変化して行った。
暫く似た様な速いテンポで、英詞を組み込むのが流行ったです。
アニメファンの間では、「歌えないアニメ主題歌に意義は在るか?」なんて、議論されたりもした。
良くも悪くもターニングポイントとなったアニソンなのである。
OPフィルムもかなり話題になりました。
実写を背景に使った表現は、当時のアニメでは斬新だったのですよ。
しかし歌詞に合せて、目から緑ビームを発射する表現は、斬新過ぎて笑いを誘われた。(笑)
ケロロでもネタにされてたし。(笑)
それと冒頭阿修羅化(←これも何気に凄まじい表現だと思う)した瞳さんの頭が、瞬間ハゲるのも衝撃的だった。(爆笑)
いやこれは撮影時の事故であって、別に何かを意図した演出だった訳ではなく。(笑)
日本のアニメは少ない資金で制作せねばならんので、動かすパーツだけをセルに描いて重ねるという手法を取ってます。
髪や目や口だけ動かす場合は、髪や目や口だけを描いて、人物を描いたセルに重ねるのですよ。
したがって人物を描いた基本セルは、ハゲだったりノッペラボウだったりするのです。
だからセルアニメが主流だった頃は、重ね忘れて撮影してしまい、キャラが一瞬ハゲになったり、ノッペラボウ化したりの事故が多発した。
「だからってOPでそれやるか!?」って思うだろうが、OPこそ案外可哀想な事例が多く見られるのである。(笑)
アニメ雑誌でかなりネタにされてたし、何時か修正されるだろうと思ってたら、番組終了まで直る事は無かった。(哀れ、瞳さん…)
証拠映像はこちら、一瞬に目を凝らせ。(→http://jp.youtube.com/watch?v=FP7t5LN17_A)
――ズッズン――チャンッ♪
――ズッズン――チャンッ♪
――ズッズン――チャンッ♪
ツッツンダカダカダカダカチャッチャッチャン♪
――プァッ♪――チャンッ♪
――プァッ♪――チャンッ♪
――プァッ♪――プァッ♪――プァッ♪――プァッ♪
――ダカダカダカダカチャッチャッチャン♪
――ピロロロロロロロロロロロ……♪
――パァ~~~~~~~♪
「オーケイガールズ!? ウェイクァップバーディ!!」
「ムーブァヘーッド!」
「ダウンエントーップ!」
「セクションアーップッ!」
「ワンッ!トゥーッ!!」
「シェイプァップヘルスッ!」
「ライクァライブッ!」
陽気ぃにはしゃげばセクシィー♪(セクシィー!)
悩みぃも何時しかイージィー♪(イージィー!)
なぁ~ぎさぁを~…♪ あ~なたぁのぉ~♪
部ぇ~屋にするっ事ねぇ~~♪
――ッチャーーーン♪
しぃお風が吹いてリィーラックス♪(リィーラックス!)
貴方のハートはデェーラックス♪(デェーラックス!)
真ぁっ赤なぁ~♪ くっちびぃるぅ~♪
燃ぉ~えるままに恋~してぇ~♪
ダンシンウィザサンシャ~インドダンシンウィザムーンAH~AH~素ぅ敵な時間(とき)よぉ~~~~~♪
(フーーーーーーーー……♪)
ダンシンウィザムーンラァ~インドダンシンウィザサンAH~AH~貴っ方ぁ~の気分し・だぁ~い~~~♪
(フーーーーーウーーーーーウーーーーー……♪)
――ジャ~ララン♪
「ワンッ!トゥーッ!ワンッ!!トゥーッ!!」
「ハッ!…ハッ!」
「ハッ!ハッ!ハッ!ハァッ…!!」
ダンシンウィザムーンラァ~インドダンシンウィザサンAH~AH~♪
貴っ方ぁ~の思ぉ~うままぁ~にぃ~~~~……♪
(フーーーーーーーウーーーーーーーウーーーーーーーーー……♪)
EDタイトルは『DANCING WITH THE SUNSHINE』、作詞は三浦徳子氏、作曲は小田裕一郎氏、編曲は大谷和夫氏、歌ってるのは同じく杏里。
13話~何故かキャシー・リンが、同じ歌を英語で歌っている。
セクシーと言うより迫力ボイスで、聴いてると圧倒されちゃいます。
EDで3姉妹が踊ってるのはエアロビクスダンス。
当時痩せるのに効果的と流行った、有酸素運動の先駆けダンスです。
レオタード+タイツ+レッグウォーマー姿で踊る女性が、TVの中に頻繁に登場したものだ。
3姉妹がレオタードを仕事着にしている事から発想したんでしょうな。
このシルエット表現も後のアニメに影響与えました。
『うる星』のEDなんかでも、シルエットでダンスする映像が流れたし。
『キャッツアイ』のEDはこちら。(→http://jp.youtube.com/watch?v=pUQ3T5f3vmM&feature=related)
冒頭の英語は不明、よって毎度ながら書いた物は空耳アワー。
信じると馬鹿見るよ。(笑)
御免、私、英語と数字は苦手なんよ。(汗)
ただ映像等から推理するに…
「仔猫ちゃん達、用意は良いかしら!?――さぁ、眠ってる体を目覚めさせるわよ!!」
「先ずは頭を動かして!」
「下に、上に!」
「始めるわよー!」
「1!2!!」
「健康的に痩せましょ!」
「活き活きと踊ってね!」
…な~んて感じの意味で言ってるんじゃないかと。(汗)
もしも「違ってる」と思われた方は御意見願います。
けど納得しない限り、訂正はしないよ。(笑)
参考…フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』&東京ムービー公式サイト。
――ズン♪ズズズズズン♪
チャンランラァ~ン♪――ミュミュンミュ~ミュミュミュンミュミュンミュ~ミュミュミュン♪
チャランラァ~ン♪――ミュミュンミュ~ミュミュミュンミュミュンミュ~ミュミュミュン♪
ドゥルルルルルルルドゥルルルルルルル♪
――シュゥーーーーーー……♪
ミュミュンミュ~ミュミュミュンミュミュンミュ~ミュミュミュン♪
チャランラァ~ン♪――ミュミュンミュ~ミュミュミュンミュミュンミュ~ミュミュミュン♪
都会(まち)は煌くパッションフルーツ♪ ウインクしてるエブリナァ~~イッ♪
グラスの中のパーッションビート♪ 一口だけでフォーリンラァーーヴ♪
――パッパァーーン♪
あ~まい~♪ メロ・ディー…♪
かぁ~ぜにぃ~・乗れば今夜ぁ~~♪
秘ぃ~密ぅ~♪ めぇ~いたぁ~…♪
扉が何処かで……開っくよぉ~~~~♪
――パンッ♪パーパパパンッッ♪
見ぃ~詰めるキャッツアイ♪ メェ~ジックプレイ~ズダンシンッ♪
みぃ~どり色に光~~・あるぅ~♪
(フーーーーーー……ウーーーーーーー♪)
あ~やしくキャッツアイ♪ メェ~ジックプレイ~ズダンシンッ♪
つぅ~き明り浴びてぇ~♪
(フーーーー……ウーーーー♪)
ウィゲッチュ~ゥ~ゥ~ゥ~~~♪
(アーーーーーーーーーーーーーーーーン♪)
ミステリァス・ガーーーーール♪
――パンッ♪パーパパパンッッ♪
惹ぃ~かれてキャッツアイ♪ メェ~ジックプレイ~ズダンシンッ♪
みぃ~どり色に光~~・あるぅ~♪
(フーーーーーー……ウーーーーーーー♪)
まぁ~よぉってキャッツアイ♪ メェ~ジックプレイ~ズダンシンッ♪
つぅ~き明り浴びてぇ~♪
(フーーーー……ウーーーー♪)
ウィゲッチュ~ゥ~ゥ~ゥ~~~♪
(アーーーーーーーーーーーーーーーーン♪)
ミステリァス・ガーーーーー……ル♪
ミュミュンミュ~ミュミュミュミュン……♪
1983年7/11~1984年3/26迄日本TV系で放映、制作は東京ムービー新社。
OPタイトルは『CAT'S EYE』で、作詞は三浦徳子氏、作曲は小田裕一郎氏、編曲は大谷和夫氏。
歌った杏里はこの主題歌のお蔭でメジャー歌手の仲間入りをした。
正式な作品タイトルは『CAT'SEYE』、北条司氏が週刊少年ジャンプ1981年40~1984年44号迄連載した漫画が原作です。
北条氏にとっての初連載作品であり、出世作でもある。
御本人曰く「連載開始した頃は未だ漫画を描き始めたばかりで、経験が足りず右も左も判らない状態だった」との事。
しかしデビューした頃から絵が抜群に巧く、自分にとっては安心して読める作家さんの1人でした。
――世間を騒がす怪盗『キャッツアイ』。
その正体は怪盗と同じ名前の喫茶店を経営する、来生家美人3姉妹であったのだ。
3姉妹の長女「来生 泪」は明晰な頭脳を持ち、作戦の司令塔役を務める。
三女「来生 愛」はメカに滅法強く、盗みを助ける発明品を製作する役だ。
そして次女の「来生 瞳」は抜群の運動神経で、実際の盗みを担当する役。
しかしその秘密を知る者は誰も居ない。(いや実際には数人居るんだけど)
犬鳴警察署の刑事であり、将来を誓い合う瞳の恋人「内海俊夫」ですら、秘密に気付かないで居る。
キャッツの事件を担当する刑事である俊夫は日夜キャッツアイの逮捕に挑むも、失敗しては課長に怒鳴られ瞳に愚痴るのが習慣。
それを利用して警察の動きを知る瞳は、心中後ろめたい気持ちで居るも、盗みを止めようとはせず。
何故なら3姉妹にとって盗みは、画家である父「ハインツ」の消息を知る手懸りだから。
数多の美術品を狙って、セクシーなレオタード泥棒達が、今夜も月下を駆け抜ける――
こんな感じの粗筋。
メジャー漫画雑誌で連載してた人気漫画だったから、通して読んだ事は無くても、存在を知ってる人は多いに違いない。
アニメも放送を開始した当初は、かなり話題を呼んでいたと記憶している。
でなきゃ一旦中断を挟んで、放送を再開したりしないでしょう。
ただそれなりに好評だった第1期と違い、第2期はファンの間で人気が低く、視聴率も低下してった為、短期で打ち切られちゃったんだけどね。
この件については第2期を採り上げた際に話させて貰います。
ちなみに第1期も短期で終了してるんだけど、これは察するに放送期間が予め決まってたのと、展開が原作に追い着いちゃった為じゃないかな~と。
しかしアニメ『キャッツアイ』で最も評判になったのはOPでして。
本編はぶっちゃけ「おまけ」扱いだったような。(笑)
5週連続オリコン1位、当時の大人気歌番組『ザ・ベストテン』&『ザ・トップテン』でも1位を獲得、高校野球の入場行進曲にも選ばれ、果ては紅白まで登場と、アニメソングの歴史に於いて、かつて無い快挙が続いた伝説の主題歌だが、歌ってる杏里にとっては、アニメの主題歌で有名になるのは「不本意」だったらしく、この歌で紹介されるのを嫌がったりもしたらしい。
それは彼女が『キャッツアイ』以降、アニソンを歌ってない事実からも、推して知れるだろう。
有名にして貰っときながら、その態度は恩知らずだと感じてしまうが(笑)…当時は「アニソン歌手=マイナー歌手」の評価が、歌界でも一般でも浸透してたのですよ。
アニメの主題歌で歌ヒットを目論もうという、『うる星やつら』から始まった動きは、此処で漸く結実した訳ですが、これは恐らく偶然の結果で、主題歌を作った側はそんな積り無かっただろうなと。
作品名そのままのタイトルだし、歌の中でも何度も連呼してるし。
とは言えこれ以降「アニソン使って売り出す」手法は流行し、現在にまで引き継がれているのは御覧の通り。
本編は「おまけ」扱いで、「売る歌」こそメインに捉えられてる作品は、今やごまんと在る。(苦笑)
『CAT'S EYE』がヒットして以降、アニソンは変化して行った。
暫く似た様な速いテンポで、英詞を組み込むのが流行ったです。
アニメファンの間では、「歌えないアニメ主題歌に意義は在るか?」なんて、議論されたりもした。
良くも悪くもターニングポイントとなったアニソンなのである。
OPフィルムもかなり話題になりました。
実写を背景に使った表現は、当時のアニメでは斬新だったのですよ。
しかし歌詞に合せて、目から緑ビームを発射する表現は、斬新過ぎて笑いを誘われた。(笑)
ケロロでもネタにされてたし。(笑)
それと冒頭阿修羅化(←これも何気に凄まじい表現だと思う)した瞳さんの頭が、瞬間ハゲるのも衝撃的だった。(爆笑)
いやこれは撮影時の事故であって、別に何かを意図した演出だった訳ではなく。(笑)
日本のアニメは少ない資金で制作せねばならんので、動かすパーツだけをセルに描いて重ねるという手法を取ってます。
髪や目や口だけ動かす場合は、髪や目や口だけを描いて、人物を描いたセルに重ねるのですよ。
したがって人物を描いた基本セルは、ハゲだったりノッペラボウだったりするのです。
だからセルアニメが主流だった頃は、重ね忘れて撮影してしまい、キャラが一瞬ハゲになったり、ノッペラボウ化したりの事故が多発した。
「だからってOPでそれやるか!?」って思うだろうが、OPこそ案外可哀想な事例が多く見られるのである。(笑)
アニメ雑誌でかなりネタにされてたし、何時か修正されるだろうと思ってたら、番組終了まで直る事は無かった。(哀れ、瞳さん…)
証拠映像はこちら、一瞬に目を凝らせ。(→http://jp.youtube.com/watch?v=FP7t5LN17_A)
――ズッズン――チャンッ♪
――ズッズン――チャンッ♪
――ズッズン――チャンッ♪
ツッツンダカダカダカダカチャッチャッチャン♪
――プァッ♪――チャンッ♪
――プァッ♪――チャンッ♪
――プァッ♪――プァッ♪――プァッ♪――プァッ♪
――ダカダカダカダカチャッチャッチャン♪
――ピロロロロロロロロロロロ……♪
――パァ~~~~~~~♪
「オーケイガールズ!? ウェイクァップバーディ!!」
「ムーブァヘーッド!」
「ダウンエントーップ!」
「セクションアーップッ!」
「ワンッ!トゥーッ!!」
「シェイプァップヘルスッ!」
「ライクァライブッ!」
陽気ぃにはしゃげばセクシィー♪(セクシィー!)
悩みぃも何時しかイージィー♪(イージィー!)
なぁ~ぎさぁを~…♪ あ~なたぁのぉ~♪
部ぇ~屋にするっ事ねぇ~~♪
――ッチャーーーン♪
しぃお風が吹いてリィーラックス♪(リィーラックス!)
貴方のハートはデェーラックス♪(デェーラックス!)
真ぁっ赤なぁ~♪ くっちびぃるぅ~♪
燃ぉ~えるままに恋~してぇ~♪
ダンシンウィザサンシャ~インドダンシンウィザムーンAH~AH~素ぅ敵な時間(とき)よぉ~~~~~♪
(フーーーーーーーー……♪)
ダンシンウィザムーンラァ~インドダンシンウィザサンAH~AH~貴っ方ぁ~の気分し・だぁ~い~~~♪
(フーーーーーウーーーーーウーーーーー……♪)
――ジャ~ララン♪
「ワンッ!トゥーッ!ワンッ!!トゥーッ!!」
「ハッ!…ハッ!」
「ハッ!ハッ!ハッ!ハァッ…!!」
ダンシンウィザムーンラァ~インドダンシンウィザサンAH~AH~♪
貴っ方ぁ~の思ぉ~うままぁ~にぃ~~~~……♪
(フーーーーーーーウーーーーーーーウーーーーーーーーー……♪)
EDタイトルは『DANCING WITH THE SUNSHINE』、作詞は三浦徳子氏、作曲は小田裕一郎氏、編曲は大谷和夫氏、歌ってるのは同じく杏里。
13話~何故かキャシー・リンが、同じ歌を英語で歌っている。
セクシーと言うより迫力ボイスで、聴いてると圧倒されちゃいます。
EDで3姉妹が踊ってるのはエアロビクスダンス。
当時痩せるのに効果的と流行った、有酸素運動の先駆けダンスです。
レオタード+タイツ+レッグウォーマー姿で踊る女性が、TVの中に頻繁に登場したものだ。
3姉妹がレオタードを仕事着にしている事から発想したんでしょうな。
このシルエット表現も後のアニメに影響与えました。
『うる星』のEDなんかでも、シルエットでダンスする映像が流れたし。
『キャッツアイ』のEDはこちら。(→http://jp.youtube.com/watch?v=pUQ3T5f3vmM&feature=related)
冒頭の英語は不明、よって毎度ながら書いた物は空耳アワー。
信じると馬鹿見るよ。(笑)
御免、私、英語と数字は苦手なんよ。(汗)
ただ映像等から推理するに…
「仔猫ちゃん達、用意は良いかしら!?――さぁ、眠ってる体を目覚めさせるわよ!!」
「先ずは頭を動かして!」
「下に、上に!」
「始めるわよー!」
「1!2!!」
「健康的に痩せましょ!」
「活き活きと踊ってね!」
…な~んて感じの意味で言ってるんじゃないかと。(汗)
もしも「違ってる」と思われた方は御意見願います。
けど納得しない限り、訂正はしないよ。(笑)
参考…フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』&東京ムービー公式サイト。
――こんな不思議なポケットが欲しい♪
ティロリロリロティロリロリロティロリロリロティロリロ♪
――ズーー…ン♪――ズーー…ン♪――ズーー…ン♪
ティロリロリロティロリロリロティロリロリロティロリリ♪
――ズーー…ン♪――ズーー…ン♪――ズーー…ン♪
ポポポ・ポポポ・ポポポ・ポポポ♪
ポポポ・ポポポ・ポポポ・ポポポ♪
ティリリリリリリリリリリリリン♪
――ドンッ♪ドンッ♪――ボボッボ♪
こんなこっと良いなっ♪ 出っ来たっら良いなっ♪
あんなゆぅめ・こんなゆぅめっ♪ いっっぱい有るぅ…けどぉ~~♪
みんなみんなみぃんなっ♪ かっなえってくっれるっ♪
不っ思議ぃなポッケでかっなえってくぅ~れぇ~るぅ~~~♪
そぉ~らぁ~を自由にっ♪ 飛ぉびたいなぁ♪
「ハイ!――タケコプター!!」
アン♪ アン♪ アン♪
とっ…てぇ~もだぁい好っき♪
ド~ラえ~~…もん~~~♪
――ルゥ~ルルゥ~ルルゥ~ル♪
アン♪ アン♪ アン♪
とっ…てぇ~もだぁい好っき♪
ド~ラえ~~…もん~~~♪
――ルゥ~ルルゥ~ルルゥ~ル♪
ププップ♪ププププップププゥ~プ♪
ププププップププゥ~プ♪
チャンッ♪ チャンッ♪ チャ~ララン♪
チャンッ♪ チャンッ♪ チャ~ララランッ♪
――チャーーーーーン…♪
1979年4/2~現在までTV朝日系で放映、シンエイ動画の名としては初制作品らしい。
原作は藤子・F・不二雄(藤本弘氏)で、作者本人曰く「のび太は子供の頃の自分がモデル」だそう。
原作漫画版の連載は1969年~小学館発行学年誌上にて開始、以降小○館のドル箱的存在となった訳で。
挙げたOPのタイトルは『ドラえもんのうた』、作詞は楠部工氏、補作詞はばばすすむ氏、作曲は菊池俊輔氏。
歌手は何人も居るが、最も長く歌ってた事から、大抵の人は大杉久美子氏の歌声を思い出すだろう。
伝説のアニソンクイーンで、堀江美都子氏と共に1970年代大活躍していた。
日本アニメーション制作『名作シリーズ』の主題歌が特に有名だろう。
「鈴を鳴らす様な歌声」とは女史の為に有る褒め言葉に違いない、と感じる程の素晴しい美声。
他に山野さと子女史が歌ってるバージョンも有名だろう。
この方も非常に巧く、ハキハキと聴き易い声で好きだった。
OP映像はこの方が主題歌を務められてた頃が、個人的に最も綺麗で巧いんではと。(→http://jp.youtube.com/watch?v=NoudeNF9DQE)
トンボが飛魚(??)に、木の葉が魚に化けるシーンなぞ、実に秀逸な出来で御座います。
1995年~2002年、6回目にチェンジしたOPフィルムらしい。
大杉久美子氏バージョンの方も紹介しとく。(→http://jp.youtube.com/watch?v=JvjYWsZ_fsQ&feature=related)
現在アニメ『ドラえもん』は金曜夜7時~30分枠で安定してますが、ブームが吹き荒れてた頃はかなり流離っていました。
リアルに放送開始~観てたんで覚えてるけど、最初は月~土曜のほぼ毎日、18:50~19時の10分枠として放送していた。
更に日曜朝8時半~9時でも放送、暫くして9時半~10時枠に移動、その後『藤子不二雄ワイド』なるタイトルで、藤子不二雄作品が相次いでアニメ化されたのは、1980年代にアニメ観てた方なら御存知の筈。
つまり一時期、毎日ドラはTV出演してたという。
TVアニメ界の「みの○んた」とお呼びしたい。(最近はみのさんも一時期程出なくなったけど)
よく比較される国民的アニメ『サザエさん』ですら、こんな快挙は果たした事が無く、ブームの凄まじさが計り知れます。
ブームが落ち着いてからは今の時間枠に移動、安定した人気を得る国民的アニメとなった訳です。
80年代のTV朝日は、アニメと言ったら藤子不二雄アニメだった。
怪物くん、忍者ハットリくん、パーマン、オバケのQ太郎、プロゴルファー猿、エスパー魔美、ウルトラB、チンプイ等々、「藤子不二雄」作品なら何だって良いんだ的な勢いだった。
某アニメ雑誌に「藤子は俺のものだ!(by.TV朝日)」と言うネタが投稿されて、大笑いした思い出が有る。(上手い事を言う)
映画も未だに毎年上映してて、毎年数十億の収入を得てるらしいしね~。
恐らく日本の御父母の方々から見て、「教育的で素晴しい名作」というイメージからなのだろうなと。
確かにドラえもん映画はそんな感じだけどね。(笑)
さてその『ドラえもん』ですが、2005年4/15~リニューアルチェンジを敢行した事は記憶に新しく。
何と声優さんと制作スタッフをほぼ一新したのだ。
当事「ドラえもん」ったら大山のぶ代氏の声のイメージが大きかっただけに、スタッフ随分思い切ったな~と驚いたものです。
周囲の声なんか聞いてると、「観られなくなった」等かなり否定的なものが多いんすが…実は自分も変って以来数回しか観てなかったり…。
けど長いスパンで見ると、『サザエさん』の様に徐々に変えられる(それも演技が下手な方に)よりも、その方が正解に感じられるっつか。
何より驚いたのは、替ったと同時にCMまで声チェンジした事――スタッフ天晴れと感心してしまった。
現在放送してる『ドラえもん』は、2005年3/18迄放送してた『ドラえもん』とは別作品だと…そう捉えた方が当りかも。
どんな声優さんに変るか心配だったけど、全員演技巧い方だったんで、先ずは安心致しました。
私くらいの年代の人にとっては辛いだろうけど、今から『ドラえもん』を観出す人には、今の声こそ「ドラえもん」になるだろうと思うのよ。
次第に「大山ドラえもん」は人々の記憶から薄れてくに違いない…寂しいけどね。
だって現『ルパン三世』の不二子ちゃんだって二代目声優だけど、初代の声優さんの声で不二子ちゃんをイメージする方、最早少ないでしょ?
『ルパン三世』も1度レギュラー声優の一新を目論んだんだけど、向うはファンの拒絶反応が強くて諦めてしまったみたい。
キャラの命は永遠でも、演じてる人の命は永遠じゃないからね~、難しい問題だなと思う。
自分的には「ドラえもん」より、「出木杉君」と「ドラミちゃん」の声が変わってしまった事が最もショックだったり。
「出木杉君」役だった白川澄子氏、嫌味無く天然な秀才ぶりの、役に合った良い声だと感心してたもので。(笑)
「ドラミちゃん」は単純によこざわ氏のファンだったから。
あの方ほど可愛らしい声を出せる声優さんは少ないと思う。(『かぼちゃワイン』のエルちゃんや、『ラピュタ』のシータを演じられた方です)
所で『ドラえもん』は1973年4/1日~ 9/30迄、日本TV系で放送されてもいた。
この時の制作は、今は無き日本テレビ動画が担っていたそう。
旧虫プロ出身のメンバーが中心となり、日本テレビ動画の東京本社、同社の新潟スタジオが組んで制作してたらしいんすが、26回の短命で終ってしまったという。
自分は(当り前だが)観た事無いんで、ネットで調べただけの情報になってしまいますが、終了した主な原因は「制作会社消滅の為」らしい。
ただそれでも人気が高ければ、別会社が制作に就いたと考えられるのに、その後数年のブランクが空いた真相は判らず…
…これはあくまで個人的推理なのですが、当事は『マジンガーZ』等の巨大ロボアニメがブームで、今一人気がパッとしなかったんでないかなぁと。
それにあくまで噂ですが、アニメのオリジナル色が強く、それが原作者から受け入れられなかったと。
結果原作者から「イメージが違う」と嫌われ、封印されてしまったのかなぁ~~と…断っとくけど噂で想像ですからね。(汗)
ただ不思議な位、世に出されませんからねえ…「存在すらしなかった」様に扱われてて、ちょっと可哀想な気がする。
その頃「ドラえもん」を演じてたのは富田耕生氏、『キューティーハニー』で早見団兵衛役、『めぞん一刻』で響子さんの父ちゃん役を演じてた方である。
親父声のドラえもん…現代のドラファンにはかなり想像し難いだろう。
後半は野沢雅子氏に替ったそうな…紹介するまでもないでしょうが、『ドラゴンボール』の悟空役を演じた方です。(さり気にドラ繋がり)
団兵衛から悟空へ…凄まじいイメージ転換である。
当時観ていた視聴者は、さぞや戸惑ったに違いない。
再放送したら或る意味ウケそうな気がするんだが。(笑)
ヒュルルルルルルルルルルルルルルル…♪
ドゥルルルルルルルルルルルルルルン♪
――チャチャチャチャッチャチャッチャン♪――ズーンズン♪
あったまテッカテーーカッ♪ 冴ぁーえてピッカピーーカッ♪
そぉーれがどーぉーしぃーーたっ♪ ぼくドラえーもぉーんーーー♪
未来のせかぁーいのをーー♪ 猫型ロボォーットォーー♪
どぉーんなもんだいぼぉーーく♪ ドーラーえーーもーんーーー♪
奇ぃ妙奇天烈摩訶不思議♪
奇ぃ想天外四捨五入♪
出ぇ前迅速落書き無用ーぉーーー♪
――パァーーー♪
ドーラえーもんーーー♪ ドーラえーもんーーー♪
ほんわかぱっぱ♪ ほんわかぱっぱ♪
ドー・ラえ・もんーーー♪
ドーラえーもんーーー♪ ドーラえーもんーーー♪
ほんわかぱっぱ♪ ほんわかぱっぱ♪
ドー・ラえ・もんーーー♪
チロリンチロリンチロリンチロリン♪
ワンッワワワッワァ♪ワンッワワワッワァ♪
フォンッ…♪――チャッチャン♪
上げたEDのタイトルは『ぼくドラえもん』、元は1979年10/1日~1981年9/26に流されたOPソング。
その後『ぼくドラえもん2112』のタイトルで、アレンジしてEDに使用された訳です。
作詞は原作者の藤子・F・不二雄氏、作曲&編曲は菊池俊輔氏、歌ってるのはドラえもん役だった大山のぶ代氏&こおろぎ'73の皆様。
フィルム含めて自分的には最も好きだったEDなんで紹介。(6つ目のEDです→http://jp.youtube.com/watch?v=ARGwKat_8eQ)
てゆーか自分がドラに嵌ってた時期がモロ判りだという…。(恥笑)
『ドラえもん』で未だに記憶に残ってる台詞が有る。
しずかちゃんのパパが、しずかちゃんがのび太と結婚する前夜に言ったものだが――
「お前があの青年を選んだ事は間違ってないとパパは思うよ。
あの青年は他人の幸福を喜び、他人の不幸に涙を流せる。
人として最も素晴しい美徳を持っている青年だ。
そんな青年を選んだお前を、パパは誇りに思っているよ。」
――かなり違ってると思うけど、主旨は間違ってないと思う。(汗)
この台詞を聞いて以来、しずかちゃんのパパは、「私の心の中のヒーロー」の仲間入りを果たしました。
中々言えない名台詞だと思うんすよ。(笑)
てゆーか大人になった「しずかちゃん」と「のび太」の関係が、『めぞん』の「響子さん」と「五代君」の関係に似て見えて仕方ないルーミックファン此処に1名。(笑)
けど最初はのび太君、「ジャイ子」と結婚する予定だったんだよな…確か。
てゆーかドラえもんがのび太の子供時代に来た理由は、「ジャイ子と結婚したのび太がしっかりしてなかった為に子孫が大迷惑している」だった筈。
「未来が変わってしまった訳だから、ドラえもんが過去へ来る理由が無くなり、したがってドラえもんはのび太と会わない事になり、のび太の元から消えるのでは?」っつう、タイムパラドックス的疑問が以前よりドラファンの間で持上っているのだ。
それを作者が意識してか、大人になったのび太の時代に、ドラえもんは描かれて居ない。
幼い子向けに見えて、かなり奥の深い作品なのである。
ドラえもんが国民的人気を博した事により、藤子・F・不二雄氏=教育的子供漫画作家のイメージが広く世間で持たれているが、実際には大人向けの作品を多く描いてる方である。
しずかちゃんを見てれば解るだろうが、パンチラやヌードが作品中でバンバン出て来るし。
最近控えているが、アニメでも一時期バンバン出て来たしな。
「キャー!!のび太さんのエッチー!!」は、しずかちゃんの名台詞ですから。(笑)
日常の中に非日常を飛び込ませる「(S)少し(F)不思議」な作風を確立した作家で、特にパラレルを作品に持ち込む方々は足を向けずに拝むべき。
青年向けな漫画から選ぶと「恋人製造法(1979年)」なんかが自分は好きだ。
毒の効いたラブコメ漫画に感じられる。
後『エスパー魔美』…これはアニメ化されたんで結構有名だろうが、ヒロイン魔美が頗る魅力的で面白い。
アニメも(時に原作以上に)面白かった傑作だと思う。
参考…フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』、シンエイ動画公式サイト、こちらのサイト様(→http://kiokunokasabuta.web.fc2.com/)、等々。
…とまぁこんな感じで、ひばりくん以来久々にシリーズ復活です。(笑)
【私信】
Mすみさん…あやや、そうだったんですか!
最近は特に変化が激しいんで、軽く驚かれたんではないでしょか?
近々再訪する予定なんで、次回の美味い物紹介…もとい旅記事に御期待下さい。(笑)
ティロリロリロティロリロリロティロリロリロティロリロ♪
――ズーー…ン♪――ズーー…ン♪――ズーー…ン♪
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ポポポ・ポポポ・ポポポ・ポポポ♪
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こんなこっと良いなっ♪ 出っ来たっら良いなっ♪
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不っ思議ぃなポッケでかっなえってくぅ~れぇ~るぅ~~~♪
そぉ~らぁ~を自由にっ♪ 飛ぉびたいなぁ♪
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アン♪ アン♪ アン♪
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チャンッ♪ チャンッ♪ チャ~ララン♪
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――チャーーーーーン…♪
1979年4/2~現在までTV朝日系で放映、シンエイ動画の名としては初制作品らしい。
原作は藤子・F・不二雄(藤本弘氏)で、作者本人曰く「のび太は子供の頃の自分がモデル」だそう。
原作漫画版の連載は1969年~小学館発行学年誌上にて開始、以降小○館のドル箱的存在となった訳で。
挙げたOPのタイトルは『ドラえもんのうた』、作詞は楠部工氏、補作詞はばばすすむ氏、作曲は菊池俊輔氏。
歌手は何人も居るが、最も長く歌ってた事から、大抵の人は大杉久美子氏の歌声を思い出すだろう。
伝説のアニソンクイーンで、堀江美都子氏と共に1970年代大活躍していた。
日本アニメーション制作『名作シリーズ』の主題歌が特に有名だろう。
「鈴を鳴らす様な歌声」とは女史の為に有る褒め言葉に違いない、と感じる程の素晴しい美声。
他に山野さと子女史が歌ってるバージョンも有名だろう。
この方も非常に巧く、ハキハキと聴き易い声で好きだった。
OP映像はこの方が主題歌を務められてた頃が、個人的に最も綺麗で巧いんではと。(→http://jp.youtube.com/watch?v=NoudeNF9DQE)
トンボが飛魚(??)に、木の葉が魚に化けるシーンなぞ、実に秀逸な出来で御座います。
1995年~2002年、6回目にチェンジしたOPフィルムらしい。
大杉久美子氏バージョンの方も紹介しとく。(→http://jp.youtube.com/watch?v=JvjYWsZ_fsQ&feature=related)
現在アニメ『ドラえもん』は金曜夜7時~30分枠で安定してますが、ブームが吹き荒れてた頃はかなり流離っていました。
リアルに放送開始~観てたんで覚えてるけど、最初は月~土曜のほぼ毎日、18:50~19時の10分枠として放送していた。
更に日曜朝8時半~9時でも放送、暫くして9時半~10時枠に移動、その後『藤子不二雄ワイド』なるタイトルで、藤子不二雄作品が相次いでアニメ化されたのは、1980年代にアニメ観てた方なら御存知の筈。
つまり一時期、毎日ドラはTV出演してたという。
TVアニメ界の「みの○んた」とお呼びしたい。(最近はみのさんも一時期程出なくなったけど)
よく比較される国民的アニメ『サザエさん』ですら、こんな快挙は果たした事が無く、ブームの凄まじさが計り知れます。
ブームが落ち着いてからは今の時間枠に移動、安定した人気を得る国民的アニメとなった訳です。
80年代のTV朝日は、アニメと言ったら藤子不二雄アニメだった。
怪物くん、忍者ハットリくん、パーマン、オバケのQ太郎、プロゴルファー猿、エスパー魔美、ウルトラB、チンプイ等々、「藤子不二雄」作品なら何だって良いんだ的な勢いだった。
某アニメ雑誌に「藤子は俺のものだ!(by.TV朝日)」と言うネタが投稿されて、大笑いした思い出が有る。(上手い事を言う)
映画も未だに毎年上映してて、毎年数十億の収入を得てるらしいしね~。
恐らく日本の御父母の方々から見て、「教育的で素晴しい名作」というイメージからなのだろうなと。
確かにドラえもん映画はそんな感じだけどね。(笑)
さてその『ドラえもん』ですが、2005年4/15~リニューアルチェンジを敢行した事は記憶に新しく。
何と声優さんと制作スタッフをほぼ一新したのだ。
当事「ドラえもん」ったら大山のぶ代氏の声のイメージが大きかっただけに、スタッフ随分思い切ったな~と驚いたものです。
周囲の声なんか聞いてると、「観られなくなった」等かなり否定的なものが多いんすが…実は自分も変って以来数回しか観てなかったり…。
けど長いスパンで見ると、『サザエさん』の様に徐々に変えられる(それも演技が下手な方に)よりも、その方が正解に感じられるっつか。
何より驚いたのは、替ったと同時にCMまで声チェンジした事――スタッフ天晴れと感心してしまった。
現在放送してる『ドラえもん』は、2005年3/18迄放送してた『ドラえもん』とは別作品だと…そう捉えた方が当りかも。
どんな声優さんに変るか心配だったけど、全員演技巧い方だったんで、先ずは安心致しました。
私くらいの年代の人にとっては辛いだろうけど、今から『ドラえもん』を観出す人には、今の声こそ「ドラえもん」になるだろうと思うのよ。
次第に「大山ドラえもん」は人々の記憶から薄れてくに違いない…寂しいけどね。
だって現『ルパン三世』の不二子ちゃんだって二代目声優だけど、初代の声優さんの声で不二子ちゃんをイメージする方、最早少ないでしょ?
『ルパン三世』も1度レギュラー声優の一新を目論んだんだけど、向うはファンの拒絶反応が強くて諦めてしまったみたい。
キャラの命は永遠でも、演じてる人の命は永遠じゃないからね~、難しい問題だなと思う。
自分的には「ドラえもん」より、「出木杉君」と「ドラミちゃん」の声が変わってしまった事が最もショックだったり。
「出木杉君」役だった白川澄子氏、嫌味無く天然な秀才ぶりの、役に合った良い声だと感心してたもので。(笑)
「ドラミちゃん」は単純によこざわ氏のファンだったから。
あの方ほど可愛らしい声を出せる声優さんは少ないと思う。(『かぼちゃワイン』のエルちゃんや、『ラピュタ』のシータを演じられた方です)
所で『ドラえもん』は1973年4/1日~ 9/30迄、日本TV系で放送されてもいた。
この時の制作は、今は無き日本テレビ動画が担っていたそう。
旧虫プロ出身のメンバーが中心となり、日本テレビ動画の東京本社、同社の新潟スタジオが組んで制作してたらしいんすが、26回の短命で終ってしまったという。
自分は(当り前だが)観た事無いんで、ネットで調べただけの情報になってしまいますが、終了した主な原因は「制作会社消滅の為」らしい。
ただそれでも人気が高ければ、別会社が制作に就いたと考えられるのに、その後数年のブランクが空いた真相は判らず…
…これはあくまで個人的推理なのですが、当事は『マジンガーZ』等の巨大ロボアニメがブームで、今一人気がパッとしなかったんでないかなぁと。
それにあくまで噂ですが、アニメのオリジナル色が強く、それが原作者から受け入れられなかったと。
結果原作者から「イメージが違う」と嫌われ、封印されてしまったのかなぁ~~と…断っとくけど噂で想像ですからね。(汗)
ただ不思議な位、世に出されませんからねえ…「存在すらしなかった」様に扱われてて、ちょっと可哀想な気がする。
その頃「ドラえもん」を演じてたのは富田耕生氏、『キューティーハニー』で早見団兵衛役、『めぞん一刻』で響子さんの父ちゃん役を演じてた方である。
親父声のドラえもん…現代のドラファンにはかなり想像し難いだろう。
後半は野沢雅子氏に替ったそうな…紹介するまでもないでしょうが、『ドラゴンボール』の悟空役を演じた方です。(さり気にドラ繋がり)
団兵衛から悟空へ…凄まじいイメージ転換である。
当時観ていた視聴者は、さぞや戸惑ったに違いない。
再放送したら或る意味ウケそうな気がするんだが。(笑)
ヒュルルルルルルルルルルルルルルル…♪
ドゥルルルルルルルルルルルルルルン♪
――チャチャチャチャッチャチャッチャン♪――ズーンズン♪
あったまテッカテーーカッ♪ 冴ぁーえてピッカピーーカッ♪
そぉーれがどーぉーしぃーーたっ♪ ぼくドラえーもぉーんーーー♪
未来のせかぁーいのをーー♪ 猫型ロボォーットォーー♪
どぉーんなもんだいぼぉーーく♪ ドーラーえーーもーんーーー♪
奇ぃ妙奇天烈摩訶不思議♪
奇ぃ想天外四捨五入♪
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ドーラえーもんーーー♪ ドーラえーもんーーー♪
ほんわかぱっぱ♪ ほんわかぱっぱ♪
ドー・ラえ・もんーーー♪
ドーラえーもんーーー♪ ドーラえーもんーーー♪
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ワンッワワワッワァ♪ワンッワワワッワァ♪
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上げたEDのタイトルは『ぼくドラえもん』、元は1979年10/1日~1981年9/26に流されたOPソング。
その後『ぼくドラえもん2112』のタイトルで、アレンジしてEDに使用された訳です。
作詞は原作者の藤子・F・不二雄氏、作曲&編曲は菊池俊輔氏、歌ってるのはドラえもん役だった大山のぶ代氏&こおろぎ'73の皆様。
フィルム含めて自分的には最も好きだったEDなんで紹介。(6つ目のEDです→http://jp.youtube.com/watch?v=ARGwKat_8eQ)
てゆーか自分がドラに嵌ってた時期がモロ判りだという…。(恥笑)
『ドラえもん』で未だに記憶に残ってる台詞が有る。
しずかちゃんのパパが、しずかちゃんがのび太と結婚する前夜に言ったものだが――
「お前があの青年を選んだ事は間違ってないとパパは思うよ。
あの青年は他人の幸福を喜び、他人の不幸に涙を流せる。
人として最も素晴しい美徳を持っている青年だ。
そんな青年を選んだお前を、パパは誇りに思っているよ。」
――かなり違ってると思うけど、主旨は間違ってないと思う。(汗)
この台詞を聞いて以来、しずかちゃんのパパは、「私の心の中のヒーロー」の仲間入りを果たしました。
中々言えない名台詞だと思うんすよ。(笑)
てゆーか大人になった「しずかちゃん」と「のび太」の関係が、『めぞん』の「響子さん」と「五代君」の関係に似て見えて仕方ないルーミックファン此処に1名。(笑)
けど最初はのび太君、「ジャイ子」と結婚する予定だったんだよな…確か。
てゆーかドラえもんがのび太の子供時代に来た理由は、「ジャイ子と結婚したのび太がしっかりしてなかった為に子孫が大迷惑している」だった筈。
「未来が変わってしまった訳だから、ドラえもんが過去へ来る理由が無くなり、したがってドラえもんはのび太と会わない事になり、のび太の元から消えるのでは?」っつう、タイムパラドックス的疑問が以前よりドラファンの間で持上っているのだ。
それを作者が意識してか、大人になったのび太の時代に、ドラえもんは描かれて居ない。
幼い子向けに見えて、かなり奥の深い作品なのである。
ドラえもんが国民的人気を博した事により、藤子・F・不二雄氏=教育的子供漫画作家のイメージが広く世間で持たれているが、実際には大人向けの作品を多く描いてる方である。
しずかちゃんを見てれば解るだろうが、パンチラやヌードが作品中でバンバン出て来るし。
最近控えているが、アニメでも一時期バンバン出て来たしな。
「キャー!!のび太さんのエッチー!!」は、しずかちゃんの名台詞ですから。(笑)
日常の中に非日常を飛び込ませる「(S)少し(F)不思議」な作風を確立した作家で、特にパラレルを作品に持ち込む方々は足を向けずに拝むべき。
青年向けな漫画から選ぶと「恋人製造法(1979年)」なんかが自分は好きだ。
毒の効いたラブコメ漫画に感じられる。
後『エスパー魔美』…これはアニメ化されたんで結構有名だろうが、ヒロイン魔美が頗る魅力的で面白い。
アニメも(時に原作以上に)面白かった傑作だと思う。
参考…フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』、シンエイ動画公式サイト、こちらのサイト様(→http://kiokunokasabuta.web.fc2.com/)、等々。
…とまぁこんな感じで、ひばりくん以来久々にシリーズ復活です。(笑)
【私信】
Mすみさん…あやや、そうだったんですか!
最近は特に変化が激しいんで、軽く驚かれたんではないでしょか?
近々再訪する予定なんで、次回の美味い物紹介…もとい旅記事に御期待下さい。(笑)
1番上の写真は、今月半ばに写した、近所の秋祭の神輿。(↑)
記事の中では夏だけど、世間はすっかり秋の空。
予定してたより1回オーバーしましたが、このシリーズも今回で漸くラストで御座います。
・8/28、阿波踊りを観に行く。
…自分にとって夏の幕引きイベント。
賑々しさの後に来る寂寥感から、ラストサマーを感じずに居られない。
そんな訳で今年も開催を楽しみにしてたんですが…生憎雨との予報が出ていてハラハラしました。
時季的に今迄もよく雨に祟られて来たんすよ。
去年は珍しく晴れたけど…主催者が雨男なのではと専らの噂。
街にとってはビッグな商業イベントですから、ちょっとやそっとの雨じゃ中止しませんがね。
さながらハウステンボスの花火並に根性有りますよ。(ハウステンボスの花火も、台風でも来ない限り、中止にならんのです)
そんな訳で当日、主催者側が吊るしたであろう照る照る坊主も空しく、予報通り夕方から雨が降り出しました。
ただ怖れていた程の大雨でなかったのは幸いだった。
時々激しく降ったり止んだりする中、沢山の屋台がメインストリート脇に並び、観客は傘を閉じたり広げたりしながら、終いまで楽しんで居ました。
シート広げて陣取ったお客さんは、シートに溜った雨水を掻き出しつつ、それでもビール飲んで騒いで居たし。
踊り手さんも、雨に降られて却ってハイになってる様に思えたよ。
嵐が来ると、むしろ血が騒ぐのが人情。(笑)
↑連の名前の入った大提灯を振り回して踊る先導役。
↑笠被ってる分だけ、男踊りよりかは雨露防げたかもしれない、「女踊り」。
↑狐面を被り、箒を持って踊る、今年初参加の連。
今迄観た事無いアイディアで、面白く感じられた。
「女踊り」と「男踊り」と「鳴り物」が揃って通りを練り歩くのが基本で、それ以外は特に決まり事の無い自由さから、阿波踊りは年々人気が高まってるとか。
似たところで「よさこい」なんてのも有るが、こちらはこちらで最近全国的に人気ですな。
てゆーか「阿波踊り」は徳島発、「よさこい」は高知発、どちらも四国から来た祭だという。
そもそも「よさこい」は「阿波踊り」をモデルにして始められたものなんだと。(情報、ウィキより)
「ええじゃないか」の流行見てしかり、社会景気が不安定な折は、こういう練り踊る祭が流行るのかも…。
↑連の最後は「鳴り物」と呼ばれる演奏役が就く事が普通。
以前は〆に観客が参加して踊る自由を許してたんですが…ハメを外し過ぎる人が多かった為、禁止されてしまったのは至極残念。
それでも踊りに参加して騒ぐ人が居るが――だから禁止が解けないんだって。(汗)
兎も角今年も17時から始まり、21時過ぎまで全員無事踊り切りました。
あたかもそれを見て安心したかの様に、スコールが降り注いだのは出来過ぎ。
いや本当、見事なタイミングで――ドザーッ!!!と降って来ましたよ。
踊り切って絶頂を迎えた踊り手&観客の頭を冷やすかの如くでした。(笑)
傘差しても全く用を為さないの。
生地を染み透ってポッタンポッタン降るんだわ。(汗)
目の前が一気に白く煙って見えなくなるわ、水が道路に溜って川となるわ…あれっっだけ凄い豪雨はちょっと経験した事無い。
マジで南国スコール並に凄まじかった、いや私南国でスコールに降られた事無いですが。
自分を含めて外に出てた人間、ぎゃーわー騒ぎながら帰って行きましたです。
この日から8/31迄、関東は記録的な雷雨続きでした。
特に8/29は1日中雷が鳴りっ放し…こんな事態はかつて無かったですよ。
翌朝になってもゴロゴロゴロゴロ唸ってたんすから。
最近TVで特集組まれてる集中豪雨って、こういうのを言うんだろうな~と…その恐ろしさをまざまざと感じました。
熱帯ではジャングルがスコールを呼ぶが、東京では高層ビルや車の排気が、その役を担ってる気がする…。
・9/1、「福○首相、突然辞任」のニュースが流れる。
…「マシンガン政党だ!!!」
――と思い、ネタ元である○ちゃんの某トピを覗いたら、皆同じ事を考え集っていて笑った。
いや笑いごっちゃないんだけど。(汗)
…これにて夏の回想編、終了~。
振り返ってみて、結構色々有ったなぁと。
此処までお付き合い下さった方、感謝!(礼)
次回からはアニソン記事を書…く積りだけど、直ぐにまた那須旅行記に化けるでしょうと予告。(苦笑)
記事の中では夏だけど、世間はすっかり秋の空。
予定してたより1回オーバーしましたが、このシリーズも今回で漸くラストで御座います。
・8/28、阿波踊りを観に行く。
…自分にとって夏の幕引きイベント。
賑々しさの後に来る寂寥感から、ラストサマーを感じずに居られない。
そんな訳で今年も開催を楽しみにしてたんですが…生憎雨との予報が出ていてハラハラしました。
時季的に今迄もよく雨に祟られて来たんすよ。
去年は珍しく晴れたけど…主催者が雨男なのではと専らの噂。
街にとってはビッグな商業イベントですから、ちょっとやそっとの雨じゃ中止しませんがね。
さながらハウステンボスの花火並に根性有りますよ。(ハウステンボスの花火も、台風でも来ない限り、中止にならんのです)
そんな訳で当日、主催者側が吊るしたであろう照る照る坊主も空しく、予報通り夕方から雨が降り出しました。
ただ怖れていた程の大雨でなかったのは幸いだった。
時々激しく降ったり止んだりする中、沢山の屋台がメインストリート脇に並び、観客は傘を閉じたり広げたりしながら、終いまで楽しんで居ました。
シート広げて陣取ったお客さんは、シートに溜った雨水を掻き出しつつ、それでもビール飲んで騒いで居たし。
踊り手さんも、雨に降られて却ってハイになってる様に思えたよ。
嵐が来ると、むしろ血が騒ぐのが人情。(笑)
↑連の名前の入った大提灯を振り回して踊る先導役。
↑笠被ってる分だけ、男踊りよりかは雨露防げたかもしれない、「女踊り」。
↑狐面を被り、箒を持って踊る、今年初参加の連。
今迄観た事無いアイディアで、面白く感じられた。
「女踊り」と「男踊り」と「鳴り物」が揃って通りを練り歩くのが基本で、それ以外は特に決まり事の無い自由さから、阿波踊りは年々人気が高まってるとか。
似たところで「よさこい」なんてのも有るが、こちらはこちらで最近全国的に人気ですな。
てゆーか「阿波踊り」は徳島発、「よさこい」は高知発、どちらも四国から来た祭だという。
そもそも「よさこい」は「阿波踊り」をモデルにして始められたものなんだと。(情報、ウィキより)
「ええじゃないか」の流行見てしかり、社会景気が不安定な折は、こういう練り踊る祭が流行るのかも…。
↑連の最後は「鳴り物」と呼ばれる演奏役が就く事が普通。
以前は〆に観客が参加して踊る自由を許してたんですが…ハメを外し過ぎる人が多かった為、禁止されてしまったのは至極残念。
それでも踊りに参加して騒ぐ人が居るが――だから禁止が解けないんだって。(汗)
兎も角今年も17時から始まり、21時過ぎまで全員無事踊り切りました。
あたかもそれを見て安心したかの様に、スコールが降り注いだのは出来過ぎ。
いや本当、見事なタイミングで――ドザーッ!!!と降って来ましたよ。
踊り切って絶頂を迎えた踊り手&観客の頭を冷やすかの如くでした。(笑)
傘差しても全く用を為さないの。
生地を染み透ってポッタンポッタン降るんだわ。(汗)
目の前が一気に白く煙って見えなくなるわ、水が道路に溜って川となるわ…あれっっだけ凄い豪雨はちょっと経験した事無い。
マジで南国スコール並に凄まじかった、いや私南国でスコールに降られた事無いですが。
自分を含めて外に出てた人間、ぎゃーわー騒ぎながら帰って行きましたです。
この日から8/31迄、関東は記録的な雷雨続きでした。
特に8/29は1日中雷が鳴りっ放し…こんな事態はかつて無かったですよ。
翌朝になってもゴロゴロゴロゴロ唸ってたんすから。
最近TVで特集組まれてる集中豪雨って、こういうのを言うんだろうな~と…その恐ろしさをまざまざと感じました。
熱帯ではジャングルがスコールを呼ぶが、東京では高層ビルや車の排気が、その役を担ってる気がする…。
・9/1、「福○首相、突然辞任」のニュースが流れる。
…「マシンガン政党だ!!!」
――と思い、ネタ元である○ちゃんの某トピを覗いたら、皆同じ事を考え集っていて笑った。
いや笑いごっちゃないんだけど。(汗)
…これにて夏の回想編、終了~。
振り返ってみて、結構色々有ったなぁと。
此処までお付き合い下さった方、感謝!(礼)
次回からはアニソン記事を書…く積りだけど、直ぐにまた那須旅行記に化けるでしょうと予告。(苦笑)