近所の桜が漸く開花致しました。
まだ一部咲きにもならん具合っすが…満開になるのは今から約1週間後と思われ。
今年の入学式は満開の桜の下、迎えられる事でしょう。
季節の挨拶を終えたところで前回の続きで御座います。
・第28回「響子さんもビックリ、私が賢太郎の父です」 脚本:小西川博 コンテ・演出:鈴木行 作画監督:服部圭子
…何がビックリって、タイトルに「!」が付いてない!!――確かに初の衝撃だ!!
皮肉はさて置き前回同様、今回も地に足の着いたカメラアングル、キャラ目線での構図が続く為、アニメというより実写ドラマ感覚。
それでなくても今回、話が非常にホームドラマしてました。
28回目にして初めて登場した一の瀬さんちのパパ。
噂には上れど実際に居たんですね~って、UMAじゃあるまいし。
この「存在するけど、なかなか現れないキャラ」が漫画ファンに受けて、以後他漫画にも頻繁に登場するようなった。
高橋留美子漫画は当時のトレンディー、最先端トップモードだったのだ。
ところで何故これまで存在が確認されなかったのか?
原作での話だと、他住人とは生活パターンが違うからだそうです。
しかしそれでも響子さんとは顔を合せてそうなもんだけど。
結局は影が激薄かったって事なのね。
一の瀬さん夫婦が息子の賢太郎の為に、運動会の父兄参加レースに出てハッスルという、話としては有りがち単純なもの。
ただし原作ではこの回一の瀬さん一家は脇で、何だかんだ響子さん&五代君のラブコメが主軸になってた。
だがアニメでは徹頭徹尾一の瀬さん一家の話に改変してあるから、原作での五代と響子さんの絡みを期待してたファンはガッカリしたんじゃないかと。
当時の自分も五代の妄想たくましい響子さんとの練習風景が観れなくて頗るガッカリだった。(笑)
また前回以上にキャラの改変も目立つ。
酒に咽る五代の背中を優しく擦る等、アニメの響子さんはさながら菩薩。
人間らしい欠点を併せ持つ原作での彼女が好きなファンには受容れ辛いものだろう。
しかし原作を忘れて観るなら、上手く纏まってる印象を持てた。
アニメは一の瀬さん一家の話を進めつつ、同時に一刻館の朝から夜までを追っている。
朝に始まり日が落ちて夜になる、そういう1日の時間経過が丁寧に描写されてるのですよ。
一の瀬さん宅に西日が射すシーンでは、キャラの顔に窓枠の影が描き込まれてる!しかもそれが動くのには驚いた。
2期になってから陰影をより意識して演出するようなったなと。
とはいえ今回の作画については、正直あんまり…。(×を付けるまではいかないけど)
服部さん担当回は1期から野暮ったい絵だったけど、それでも響子さんのアップは可愛かった。
この暫く後、服部さんは作画監督を降板されるのだけど、理由は新しくなったキャラデザに合わなかったからじゃないか~なんて、あくまで個人的な推理。
(個人的評価) 脚本△ 演出△ 作画△ …会社が潰れて無職となった旦那をヒステリックに責めない、一の瀬さんは案外良妻かもしれないが、それでもテニスクラブと酒を止めないとこ見るに、やっぱり悪妻なのかもしれない。(止めてやれよ、生活苦しいんだから)(笑)
【続】
まだ一部咲きにもならん具合っすが…満開になるのは今から約1週間後と思われ。
今年の入学式は満開の桜の下、迎えられる事でしょう。
季節の挨拶を終えたところで前回の続きで御座います。
・第28回「響子さんもビックリ、私が賢太郎の父です」 脚本:小西川博 コンテ・演出:鈴木行 作画監督:服部圭子
…何がビックリって、タイトルに「!」が付いてない!!――確かに初の衝撃だ!!
皮肉はさて置き前回同様、今回も地に足の着いたカメラアングル、キャラ目線での構図が続く為、アニメというより実写ドラマ感覚。
それでなくても今回、話が非常にホームドラマしてました。
28回目にして初めて登場した一の瀬さんちのパパ。
噂には上れど実際に居たんですね~って、UMAじゃあるまいし。
この「存在するけど、なかなか現れないキャラ」が漫画ファンに受けて、以後他漫画にも頻繁に登場するようなった。
高橋留美子漫画は当時のトレンディー、最先端トップモードだったのだ。
ところで何故これまで存在が確認されなかったのか?
原作での話だと、他住人とは生活パターンが違うからだそうです。
しかしそれでも響子さんとは顔を合せてそうなもんだけど。
結局は影が激薄かったって事なのね。
一の瀬さん夫婦が息子の賢太郎の為に、運動会の父兄参加レースに出てハッスルという、話としては有りがち単純なもの。
ただし原作ではこの回一の瀬さん一家は脇で、何だかんだ響子さん&五代君のラブコメが主軸になってた。
だがアニメでは徹頭徹尾一の瀬さん一家の話に改変してあるから、原作での五代と響子さんの絡みを期待してたファンはガッカリしたんじゃないかと。
当時の自分も五代の妄想たくましい響子さんとの練習風景が観れなくて頗るガッカリだった。(笑)
また前回以上にキャラの改変も目立つ。
酒に咽る五代の背中を優しく擦る等、アニメの響子さんはさながら菩薩。
人間らしい欠点を併せ持つ原作での彼女が好きなファンには受容れ辛いものだろう。
しかし原作を忘れて観るなら、上手く纏まってる印象を持てた。
アニメは一の瀬さん一家の話を進めつつ、同時に一刻館の朝から夜までを追っている。
朝に始まり日が落ちて夜になる、そういう1日の時間経過が丁寧に描写されてるのですよ。
一の瀬さん宅に西日が射すシーンでは、キャラの顔に窓枠の影が描き込まれてる!しかもそれが動くのには驚いた。
2期になってから陰影をより意識して演出するようなったなと。
とはいえ今回の作画については、正直あんまり…。(×を付けるまではいかないけど)
服部さん担当回は1期から野暮ったい絵だったけど、それでも響子さんのアップは可愛かった。
この暫く後、服部さんは作画監督を降板されるのだけど、理由は新しくなったキャラデザに合わなかったからじゃないか~なんて、あくまで個人的な推理。
(個人的評価) 脚本△ 演出△ 作画△ …会社が潰れて無職となった旦那をヒステリックに責めない、一の瀬さんは案外良妻かもしれないが、それでもテニスクラブと酒を止めないとこ見るに、やっぱり悪妻なのかもしれない。(止めてやれよ、生活苦しいんだから)(笑)
【続】