瀬戸際の暇人

今年も偶に更新します(汗)

七夕の空に再会を願って

2019年07月07日 00時06分42秒 | ただいまおかえり(雑記)
七夕という事で、七夕っぽいスイーツ写真を用意してみた。
つってもこれ2018年8月4日に、西武デパート「夏のスイーツフェア」にて買った、老舗和菓子屋「とらや」の生菓子で、夏の海とかそういうのをイメージしてるんじゃないかと…。
ただ、もう1つの方は紫陽花かもしれない。

以前書いた通り、暫く夏休みって事で、ネットから遠ざかります。
…偶に記事を整理する為、ネットに上がって来るかもしれないけど、9月1日位まで新しい記事は上げない積り。
地震に大雨と災害に遭ってる地域も在るってのに、呑気な旅記事ばっか上げてて申し訳無い気持ち…つって結局上げてるんだから言い訳でしかない。(汗)
9月からは途中でストップしてる「めぞん」の感想に、先ずは取り組みたいと考えてます。
途中で止めてる物が多過ぎて、このままじゃ死んでも死に切れない…未だ暫くこのブログを終えられないようです。

それでは皆様、お元気で…世界が平和でありますように。
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ポケモンカフェは予約しないと入れない

2019年07月06日 18時35分16秒 | 旅の覚書
過去に出掛けた記憶を遡って来ましたが、多分今回で最後です……多分。
今回は2018年11/10&2019年6/2に、日本橋髙島屋S.C.東館5階に在る、ポケモンカフェに行った際の写真とレポです。
冬っぽい写真が2018年11/10、その他が2019年6/2に撮影した物だと考えてください。(汗)
そんで写真多く貼り付けた分、文字数少ない記事となる事、ご了承頂きたい。
 
2018年3月14日、日本橋髙島屋デパート内にオープンした「ポケモンセンタートウキョーDX」、聞いた話によると20年前にも日本橋にポケモンセンターが在ったそうで、今回の開店はカムバックに当たるらしい。
 
↑ポケモンのオフィシャルショップ、「ポケモンセンタートウキョーDX」の出入口前フロアには、ピカチュウ・カビゴン・ミュウの3匹の像が建っていて、人気の記念撮影スポットになってます。
店内は連日満員、土日祝なんか店から人が溢れてる――しかし未だ入店出来るだけマシ、完全予約制で席取りすら困難なのが、同センター内の「ポケモンカフェ」。

 
↑ポケモンセンタートウキョーDXに入って左側が、「ポケモンカフェ」の入口となります。
現在世界で唯一のポケモンオフィシャルカフェとして、ピカチュウやイーブイ等のポケモンキャラをイメージしたメニューを提供中。
席はネットでの事前予約制で、約1ヵ月前より開放される仕組みですが、直ぐに埋まってしまう為、駄目元で当日のキャンセル待ちをするファンが続出。
世界中のポケモンファンが席ゲットを懸けて戦ってる図は、ポケットモンスターの世界観さながら…熱いですね~。
私自身はポケモンのゲームをやった事無い、アニメも殆ど観た事無い、ただピカチュウは可愛いな位のライト層だけど、家族の内2人がオタクと呼んで良い程嵌まっております。
その家族2人に連れられる形でポケモンカフェに2回行っている。
 

 

 

 

 

 
↑店内は予想通りにポケモンキャラがいっぱい、ポケモンワールド全開です。
シェフ&給仕スタイルのピカチュウ縫いぐるみや、キュートなピカチュウ&イーブイの顔型ドーナツ等、このカフェ限定オリジナルグッズも買う事が出来ます。
てゆーかここに来て初めて知ったのですが、ピカチュウって雄雌別在ったんですね。
モンスターって事で雌雄別無しかと考えてました。
尻尾の先がハートになってるのが雌らしい。

…残り字数が少なくなって来たんで(汗)、ここから先は注文した飲食物の紹介、金額は全て税込です。
 
↑2018年11/10来店時に注文した、「選べるポケモンラテ(HOT)」ピカチュウマグカップ付

 
↑2019年6/2来店時に注文した、「選べるポケモンラテ(HOT)」イーブイマグカップ付
「選べるポケモンラテ(HOT)」は各756円、マグカップ付なら各1,836円で、250種類居るポケモンの中より絵柄を選びます。
HOTの他にICEも有。
写真を見て解る通り、1年足らずでラテアートが急激にレベルアップしてる――2018年までは手描きだったのが、2019年よりラテアート専用プリンターを導入した模様、結果250種類のポケモンラテアートが可能になったのでしょう。
次回行く頃には3Dラテアートになってるかも。
ところでイーブイカップ付でポケモンラテ注文したのに、写真の通りモンスターボールマグカップで運ばれて来て焦った。
精算の際ちゃんとイーブイカップ渡されたけど、ひょっとしたらキャラマグカップの在庫が少なくなってるのかもしれない。


↑「ピカチュウといろいろフルーツのプリンアラモード(1,382円)」…ピカチュウフェイスのプリンがキュートですv

 
↑「イーブイのスイートチョコレートパフェ(1,274円)」…底に沈んでる珈琲ゼリーの苦味と、ラズベリーソースの甘酸っぱさが、生クリーム・チョコレート・アイスクリームの甘さと調和し、大変美味しかった。
イーブイシルエットクッキーが飾りとして載ってます。


↑「名探偵ピカチュウ・マカロニ&チーズ(1,706円)」…実写映画「名探偵ピカチュウ」公開記念メニューの内の1つで、3種類のチーズを使用してのスナック感覚グラタン、ワッフルポテト付。
私は食べてないので味は解らないけど、食べた人間曰く結構美味しかったそうな…実写版ピカチュウの顔が上手く表現されてる様に思います。
期間限定メニューの為、現在は提供しておりません。


↑「ゲンガーのあやしいひかりスムージー(864円:グラス付だと1,728円)」…同じく私は食べてないので味は解らないけど、食べた人曰く甘酸っぱくて美味しかったらしいよ。
葡萄風味のフローズンスムージーで、怪しく光る演出付き。


↑「プリンがうたう♪チーズケーキ(1,166円)」…これも私は食べてないので味は解らないけど、苺風味のレアチーズケーキで、とっても美味しかったそうな。

尚、注文は全てテーブルにセッティングしてあるタブレットに入力して行います。(カラオケ店なんかと同じ)
そして店に居られるのは1回の予約につき90分まで、その間食事だけでなく、嬉しいエンターテインメントが用意されてました。
なんと店にピカチュウ&イーブイがやって来るのです!(中に人など居ない!!)
 
↑2018年11/10に来店した際は給仕スタイルのピカチュウ(雌)が登場。

 

 

 


↑2019年6/2に来店した際はイーブイが登場。
どちらに対してもチビッ子達大盛り上がり、大人達は一斉にレンズを向けて撮影開始、イーブイ&ピカチュウ共に、進行役のお姉さんの指図通り、愛嬌振り撒いてくれました。
店の奥に戻って行く時のイーブイのモコモコ尻尾が大層可愛かったです。

 
↑更に来店した記念品という事で、1人1枚ポケモンカフェ限定シールが貰えます。
写真は2018年11/10に貰ったシールで、イーブイ&ピカチュウの絵柄の物は、当たりくじ引いての特別版。
値段設定高めなだけあって、スイーツは美味しかったし、何よりかなり楽しめました♪
また行きたいけど、次回は何時になるやら…。

↓はおまけで、2018年10/7に日本橋高島屋ガレリア(回廊)で行われたピカチュウパレード。
 

 

 
↑横浜で毎年夏休み中に開催されるピカチュウパレードに比べて規模は小さかったけど、スタッフの笛に合わせ行進するピカチュウ達は頗る可愛かった!!
パレードを待つ大勢の人達を見て、「スターでも来るんですか?」と訊いてる買い物客の姿が愉快だった――日本だけでなく海外にもファンを抱える程のスーパースターがやって来るのだから間違ってない。(笑)
この熱狂振りはビートルズを超えた!!
行進するピカチュウ達は、この後ファンを誘導する様に、高島屋デパート内へと入って行きました…ピカチュウだってお買い物中!(成る程、上手い手だ)

ここでニュース――2019年9月20日(金)、西日本初の「ポケモンカフェ」が、大阪・心斎橋にオープン予定だそうです。
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ミスドコレクション46

2019年07月05日 00時09分58秒 | ミスド
7月――ミスドから、とんでもない新商品が出ました!
その名も「ローナツ」!!!
パティスリー「モンシェール」とのタッグで、堂島ロールとミスドのドーナツが合体、(恐らく)史上初のスイーツが完成したのです!

…と聞いて、私が最初に想像したのは、クリームだけ堂島ロールの物を再現し、ドーナツ生地で巻くという形でした。
まさかドーナツの上に堂島ロールがそのまま載るとは考えなかった…ミスドの商品開発チームの尋常でない発想力に痺れます。
ミスドの店内にロールケーキがズラズラ並んでるインパクトや凄いですよ!一瞬入る店間違えたのかと思いました。(笑)

以下より食べた感想を書いて行きます。
 
↑「堂島ローナツ(216円)」
ふわっと軽いドーナツとしっとりロールケーキ、2層の生地に、北海道産牛乳入りのミルククリームをたっぷりと絞りました。(←ミスド側の説明文を引用)
表はロールケーキ、裏返せばドーナツ…標準形からして漂う狂気、いや~最初にロールケーキとドーナツを合体させる提案をしたスタッフは、只者じゃないと思いますよ。
ひょっとして2018年3月に北海道地域選抜「チュロフレンチ」を発案した方と同一人物だったりしませんか?
ホイップをサンドしたフレンチクルーラーに苺チョコミニチュロスを合体させた商品は、他店の無難なアイディアを一蹴する独創性で一際輝きを放っていました。
この堂島ローナツ、食べて不味い物じゃないけど、ぶっちゃけドーナツと合体させずとも充分美味しい――しかしそれじゃ只の堂島ロール、ドーナツと合体させてこそ話題になるんですよ!
堂島ロールのブームが終了した今だからこそ、敢えてドーナツと合体させる意義が有る、と私は思います。
とは言えロールケーキとドーナツ一緒に食べると甘いんで、別々に食べた方が無難に美味しいですよ。(笑)
でも一緒に食べてこそネタになるし、合体してこそ見栄えもする、何よりクリームが美味しかったです、いやホント!
底のドーナツの厚みと軽さが丁度良く、ロールケーキとのバランスを絶妙に取ってます。

 
↑「堂島プリンスローナツ(216円)」
ふわっと軽いドーナツとしっとりロールケーキ、2層の生地にココアパウダーをトッピング。
北海道産牛乳入りのミルククリームを混ぜ込んだガナッシュチョコクリームをたっぷりと絞りました。(←ミスド側の説明文を引用)
…ローナツのチョコレートバージョン、ココアの苦味のお蔭か、こちらの方が若干、ドーナツとロールケーキが上手く融合してる様に感じられる。
流石はスイーツ界の接着剤的役割を担うチョコレートです。


↑「オランジュ・ド・ダブルクリーム(172円)」
爽やかなチーズクリームと優しい甘さのミルククリームをふわっと軽いドーナツ生地でサンド。
オレンジ風味のグレーズとチョコビスケット、チョココーティングで爽やかに仕上げました。(←ミスド側の説明文を引用)
これは美味しい!!チョコとオレンジとチーズクリームとビスケットが遊離する事無く合わさってる。
チーズクリームの爽やかな甘味と、ミルククリームの優しい甘味、クリーム同士の相性もバッチリです!
無難に美味しい物を食べたい人には、ローナツよりこちらの方が向いてるかもしれない。


↑「ストロベリー・ド・ダブルクリーム(172円)」
爽やかなチーズクリームと優しい甘さのミルククリームをふわっと軽いドーナツ生地でサンド。
ストロベリー風味のグレーズをトッピング、ホワイトチョコで華やかに仕上げました。(←ミスド側の説明文を引用)
これも結構美味しい、チーズクリームが甘酸っぱくて美味しい。
オレンジ風味の方が味は好みですが、見た目の華やかさはこちらの方が上かと。
可愛らしいデザインで人目を惹きます。
ただ線がけしたホワイトチョコが、パリパリ剥がれ易い…赤い粒々はフリーズドライ加工された苺です。


↑「堂島ミルククリーム(162円)」
口どけ滑らかな北海道産牛乳入りのミルククリームを、定番のドーナツ生地にたっぷりと詰めこみました。
サクッとした食感のチョコビスケットがアクセントです。(←ミスド側の説明文を引用)
シリーズ全商品に使われてるミルククリームには、北海道産牛乳が17%入ってるとの事。
そのミルククリームをたっぷり、ミスド定番のイーストドーナツ生地で挟み、サクサクしたチョコビスケットを散らしてます。
これ食べて感じたのは、何時ものエンゼルクリームの方が、ドーナツ生地との相性良いって事。
油で揚げたドーナツに、乳脂肪分高めのこってり生クリームは、しつこく感じられるんですよ。
クリームだけを別に味わうなら、今回のシリーズで使用してる物の方が、単純にミルク成分多目で美味しいんですけど、ドーナツと一緒に食べるなら、軽い味わいのエンゼルホイップが最高だと、このドーナツを食べて認識致しました。

…それにしても、久し振りにミスドらしい、ぶっ飛んだドーナツが発売されて嬉しい。(笑)
やはりミスドさんには並外れたアイディアで勝負して頂きたい。
今からでもタピオカドーナツ発売しませんか?タピオカが無理なら、ワラビ粉でタピオカ擬き作って、ドーナツに使うとか。
タピオカと言うよりアジアンスイーツブームなのだから、アジアンスイーツ風ドーナツを考案し、販売すれば良いのにと思います。
台湾式何でも有りなアイディアって、そもそもミスドが得意としてる分野でしょうに。
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小田急山のホテルで冬を満喫その2

2019年07月04日 00時07分59秒 | 旅の覚書
前回に続いて2018年1/14~1/15&2019年2/8~2/9の箱根旅レポ――夏に冬の旅行について語るのもどうかと自分でも思うわけですよ。(汗)
季節感有ったもんじゃないですが、開き直って今回は山のホテルのレストラン編です。

☆フランス料理「ヴェル・ボワ」…ホテル1階に在るフランス料理レストラン。
窓際の席からは、芦ノ湖とホテルの庭園が臨めます…これはホテルの全飲食処に言える特徴ですが。
2度に渡る旅行とも、朝食はここの「スタンダードメニュー」を頂きました。
  
↑卓上を飾る花と調味料、ミルクとシュガー、ホテルオリジナルのジャムは林檎と苺、ケチャップはメーン料理用に用意されます。


↑先ず運ばれて来た「オリジナルジュース」は、幾つか選べる中でオレンジを選びました。
自然な甘さの搾り立て果汁が、脳をすっきり覚醒してくれます。

 
↑続いて「フルーツコンポート」。
メロンのコンポートは2018年、苺のコンポートは2019年に頂いた物です。
朝の特別デザートといった趣き、贅沢な果物をそのままではなく、一手間懸けて出す辺りに、料理人のプライドを見て取れる。


↑焼き立てのクロワッサンとミルクパン。
バターたっぷり使ったクロワッサンはパリパリに焼かれていて、とても美味しい…ただテーブル上に散るのが困りもの。
クロワッサン大好きな連れは、2度お代わりをお願いしていました。
ミルクで捏ねたミルクパンは、バターが要らないくらいミルク感たっぷり、なので私はジャムだけで頂きました。

メーン料理は「プレーンオムレツ+ソーセージ又は味噌漬けベーコン」、「スクランブルエッグ+ソーセージ又は味噌漬けベーコン」、「フライドエッグ+ソーセージ又は味噌漬けベーコン」、「朝のスープと季節フルーツ」の中より選択するスタイル。
…何時も悩んじゃうんですが、結局は変わり映え無くオムレツを選んでしまいます。

↑プレーンオムレツ+ソーセージに、プチサラダが添えられたメーン料理。
ド定番の洋風朝食、しかしこれが至高!
同じ事何度も書いてますが、オムレツの美しさで、長崎ハウステンボス内のホテルヨーロッパと山のホテルを超える物には、今の所出合っていません。(※個人の感想です)
美しいオムレツの条件は――(1)清々しいレモンイエローカラー、(2)表面が湯葉の様にツルツルな事――だと考えています。
ベーコンよりソーセージの方を何時も選んでしまうのですが、ここの味噌漬けベーコンはお土産として長い事人気が有る様です。
ソーセージもホテルの売店で扱ってますが、売り場の目立つ位置に飾られてるのは、味噌漬けベーコンの方なのですよ。


↑最後は紅茶、又は珈琲…私は何時も紅茶を頂いています。
連れの1人は珈琲党、朝の食卓に立ち込める紅茶と珈琲の香りのブレンド…結構悪くないです。

大変満足の行く朝食内容なのですが、人によっては量が足りないって仰る方も居るかもしれません。
そういう方にお勧めなのが「プレミアムメニュー」、600円程度の割り増しで、フレンチトーストと野菜スープが追加されます。

☆日本料理「つつじの茶屋」…ホテル2階に在る日本料理レストラン。
名前の由来は岩崎男爵が嘗て別邸に設えた茶室からとの事、落ち着き有る佇まいの中で季節の彩りを表現した懐石料理が頂けます。
2度に渡る旅行とも、昼食はここで食べました。(本当に動きの無い旅…)
ヴェル・ボワより若干こちらの方がランチの料金設定低めだったのが選んだ理由、特に今なら「改元記念特別メニュー」と称して、サービス料等込み2,399円で鯛茶漬け膳が食べられる。
限定30食とはいえホテルのランチとしては、かなりお得な料金設定だと思います。
通常だと「行楽御膳(2,376円)」が比較的お値頃のコース、これについては実際に食べたので、写真と共に以下へ紹介致します。

・2018年の箱根旅で頂いた昼食「行楽御膳」
 
↑6種盛りの八寸と香の物…八寸は右上より下へ出汁巻き卵、一口押し寿司、真ん中上より下へ餡かけ湯葉、味噌と玉霰が載った葛豆腐、左上より下へ金平、お浸し…の6種類。(詳細は忘れました;)
一口サイズの料理が品良く纏められ、目に美しいです。
ちなみに「八寸」とは八寸(約24㎝)四方の杉で作った、縁付の低い盆に盛りつけた料理を呼ぶそうで、並んでる一品料理の品数を指してるわけではないらしい。(勘違いしていました;)
そんな訳で1本でもニンジン、2足でもサンダル、3艘でもヨット、4粒でもごま塩、5台でもロケット、6種盛りでも8寸…。

 
↑3種類の漬物と赤出汁の味噌汁。
後に続く料理を考えたら、ここで赤出汁を出すのは料理長、流石です。


↑メーンの「行楽丼」は、海老と野菜の天丼か海鮮丼より、1種類を選びます。
「海老と野菜の天丼」を選び、例の如く連れに海老天を渡しました。
先にホテルの方に告げておけば、海老天の代わりに別の物を揚げて貰えるのですが、連れの1人が無類の海老天好きなので、敢えてカミングアウト致しません。
天婦羅はやはりプロが揚げると全然違うなと思う、サクサク加減が全然違う。


↑プラス594円追加し、水菓子付きにして貰う。
小豆餡に白玉を使った汁粉で、上に最中の皮が載ってました。
やはり旧正月には汁粉を食べなければ!
続いて2019年――

・2019年の箱根旅で頂いた昼食「蕎麦(天麩羅付で2,138円)」
 
↑「軽いお食事」としての品なのに、この豪華さ。
天婦羅だけでなく、玉霰が載った葛豆腐まで付いて来ました。
葛豆腐大好きなんで嬉しかったv

 
海老と季節野菜の天婦羅、海老天は勿論、連れに無償トレード。
蕎麦は贅沢にも鴨葱蕎麦でした、美味しゅう御座いました!
…しかし全然軽くないですね。(笑)

そして期待の夕食はと言うと――

・『河豚の特別懐石』…山のホテル冬の特選プランに於ける豪華夕食コース。
ホテルから送られるクーポン券使えば、御一人様2万円程で朝食も付いた上に河豚コースが食べられるって、メッチャお得で御座いますよ!
河豚は高いから…1回の河豚懐石で1万位軽く飛ぶからねえ…それなら宿泊込みで楽しんだ方が、宜しいと思いませんこと奥様?(何処の奥様に語り掛けてるんだ)
その後たとえ一汁一菜の質素な食事が1カ月続くとしても…実際に旅行から帰って大体一月は食費を倹約するのが恒例になっています。(汗)
日常の食事が質素であればこそ、偶の贅沢が輝くと思ってる――それはさて置き、河豚懐石の話に戻ります。(汗)

 
↑食前酒の「河豚ひれ酒」は別途注文、サービス料等込み1,010円です。
決して安くはないけど、せっかく河豚料理食べるなら、一緒に味わいたい物。
酒器に入れられた河豚のひれ酒に、店員さんがマッチで火を灯してから、蓋をしてくださる。
暫くしてから蓋を開けると、香ばしく炙った河豚ひれの匂いが鼻を擽る。
炙った魚の骨と日本酒って、どうしてこうも相性良いんだろうか?
蓋の裏に描かれた河豚の絵が可愛くて、毎回注目してしまう。


↑は2019年2月に出された先付の「蓬豆腐」、蓬入りの葛豆腐の上には、うるい、柚子味噌、玉霰が載ってます。
紅白の玉霰が可愛らしい、ちなみに2018年1月の席では、先付は出ませんでした。
前菜に纏められたのかもしれない。

 


↑2018年の席に出た前菜、手前の招福干支皿(杯?)に盛られてるのは「鶏松風」、「篠湯葉有馬煮」、「酒粕のし梅」、「梅生姜」の4品。
写真撮り忘れましたが、戌年という事で「戌」の一文字が書いてありました。
蓋付の扇形黒塗り漆器の中の料理は、右上より下に干柿チーズ、干支伊勢海老蒲鉾雲丹焼き、中央上より下に安肝煮凝り、鯛昆布〆菜の花塩昆布、左上より下に燻製鮭小川〆、百合根黒豆の6品。
全体的に甘目の味付けで、干し柿黒豆のし梅辺りは殆どデザートです。
「招福」の言葉通り福を呼ぶ料理、正月シーズンだった事も有り、お節料理を頂いた気分になりました。
黒漆器の蓋にさり気無く置いてあった葉は「ゆずり葉」、これも伝統の正月飾りの1つですね。



 
↑重ねて済みませんが、こちらは2019年の席に出た前菜。
富士が観える箱根の情景が描かれた蓋付の黒漆器の中には、猪年という事で「亥」と入った干支招福――やっぱり杯だろうなぁ――と金杯。
右の干支招福杯には芦ノ湖産公魚(ワカサギ)山椒煮、五目稲荷寿司、狐蕪、蛍烏賊唐墨の4品に、白梅を添えて盛ってありました。
左の金杯には梅百合根、蕗東寺巻き、菜の花辛子浸し、福豆挟み揚げの4品に、蕗の葉が被せてありました。
季節の演出が見事ですね~。

ここから先は河豚の定番フルコース、記事の限界字数に近付いて来たので(汗)、一気に参ります。
 
↑透ける様な河豚の薄造りは、ポン酢・薬味と共に。
薬味は柚子にたっぷりの紅葉おろしとあさつき葱…足りなくなったら幾らでも追加してくださる。
気が付けば追加されてるので、何時でも「足りない状態」にないのです。
取り皿がまた素人が見ても高価そうな器で、使って汚すのが申し訳無い気持ちになりました。

 
↑続いて河豚ちり鍋、具材は河豚の他、焼餅、長葱、豆腐、白菜、水菜、榎木、椎茸、花形人参…。

 
↑前回も書いたけど、ここの鍋は半端無く凄い!
鍋の準備を始めて終いまで、1~2名の着物姿の店員さんが、付きっ切りで各取り皿に盛り分けたり、灰汁を取ったり、味を調えたりしてくださる。
私達ただ食べるだけで何もしません、河豚は骨が多く食べるの面倒ですが、下拵えの段階で極力面倒が無いようにしてあり、非常に食べ易い河豚鍋でした。
食のパフォーマンス極まれり!ここのサービスに慣れちゃうと、怠惰になってしまいそうで怖い…。
友人曰く「高級すき焼店の今半並みのサービスだ」と言っていた、今半も最初から終いまで店員が付きっ切りで焼いてくださるとか…日本料理おもてなしが異常ですわ。
各自4~5回位お代わりした所で鍋の具材が尽き、続いて雑炊の準備に取り掛かる店員さん。
私達が観ている前で、河豚と野菜の出汁が出た鍋の中に、ご飯と溶いた卵を入れ、三つ葉を散らし、手際良く掻き混ぜて、雑炊を作ってくださいました。
 


↑店員さんが綺麗に盛りつけてくださった河豚雑炊と漬物3種。
焼餅も食べたのに雑炊…正直お腹が苦しかったけど、全員意地で食べ切りました。
満腹でも国産米で作った雑炊は大変美味しかったです。
ちなみに「お代わりもどうぞ」と言われたけど、私は遠慮させて頂き、大食漢で鳴らす連れに全て任せました。

 
↑鍋と雑炊の間に出た河豚の唐揚げ、2018年の席では素揚げ銀杏が添えられてた、正月サービスかもしれない。
唐揚げも部位毎に調理されており、河豚でありながら食べ易かったです。

 
↑最後の水菓子…2018年の席では「抹茶ブリュレ、小豆、苺、白玉」が載った一皿、2019年の席では「酒粕ムース、苺、甘平みかんのゼリー寄せ」が載った一皿が出ました。
どちらも水の波紋の様な模様の涼し気な硝子皿に盛られていて美しかった。
熱い鍋や唐揚げ食べた後の冷菓は舌に心地良い。
どちらも美味しかったけど、特に酒粕ムースの仄かな日本酒の香りと、レアチーズケーキの様な味わいに感動致しました。


↑店名になってるツツジ柄の湯呑茶碗でお茶をお代わりして〆――感服致しました。
この先極質素な食事が1カ月続いたとしても悔いは有りません。

…これにて2018年&2019年冬の箱根旅レポ終了、山のホテルは良いお宿なので是非行ってください!

【完】
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今日はナミさんの誕生日

2019年07月03日 00時01分56秒 | 漫画&アニメ
7月3日はナミさんの誕生日――ナミさん、ハピバ♪
…近年はなかなか祝えなかっただけに、こうして言えて良かった。
お祝いに花とスイーツをいっぱい用意したよ!
ここで問題です!この中に偽物は幾つ、本物は幾つ有るでしょうか!?

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

過去を埋める事を優先してるので、今は、これが精一杯。(と何度目かのカリオストロネタ)(汗)
しかし今でも変わらずナミさんを愛してます…本当に。

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小田急山のホテルで冬を満喫その1

2019年07月01日 01時41分15秒 | 旅の覚書
過去を振り返っての旅レポシリーズ、お次は2018年1/14~1/15と、2019年2/8~2/9に、箱根を旅行した際の記録――またもや合体させて御免なさい。(汗)
でもまーどうせ毎回変わり映えしない内容になりますんで(汗)、敢えて違いを挙げるなら2018年は3人、2019年は2人で行った事くらいです。
そもそも箱根観光にあまり適さない真冬という季節を選んで訪れる理由は、小田急山のホテルの河豚懐石プランが目的な為で、ぶっちゃけ食べたり飲んだりしか殆どやってないのです…。

箱根神社…箱根町元箱根芦ノ湖畔に在る神社、その奥宮は駒ヶ岳山頂に在り、古来からの山岳信仰を伝えています。
ちなみに奥宮再建の費用を出したのは、西武グループ創業者である堤康次郎氏だとの事、流石は政治家も務めた御人です。
 
二度の箱根旅行の内、宿泊ホテル関連以外に寄った唯一の観光スポットが、箱根神社という。(汗)
訪れたのは2018年の1月14日、旧正月前との事で、初詣に出掛けたのです。
そしたら自分ら同様、初詣を目的に訪れた客が大勢居て、参拝するのに行列待ち致しました。
日本人の信仰心が薄れたと言うけれど、やはり正月は多くの人にとって特別な行事なのだなぁと。
 

 
↑参拝後、本殿から湖畔に下りてったら、外国からの観光客が大勢、鳥居をバックに写真を撮ってました。
ここでも長い行列待ちが…外国人って鳥居が好きだよね。
箱根神社の姉妹社である「九頭竜神社」も、湖上の鳥居が外国人トラベラーの間で人気沸騰してると聞くし、朱色のあの形状がエキゾチックで魅力的に映るのかもしれない。
そんな自分も稲荷大社の朱の大鳥居が連なる光景には惹かれるものが有ります。
尚、箱根神社本殿下、湖畔の鳥居の名は「平和の鳥居」。
敗戦後の日本が講和条約締結により独立が叶った事を記念して、昭和27年に建立されたそうです。(それと現上皇陛下が立太子礼を行った祝いも込みだとか)

皆さん鳥居をバックに意気揚々ポーズを取ってたけど、当日は強風により波が凄まじく荒れていて、鳥居ごと攫われやしないか、観ていてハラハラ致しました。(笑)
湖畔に打ち付ける高波がエキサイティングで楽しいのは解るけど、モデルの足下見たら浸水しちゃってるし…外国人トラベラーは恐れ知らずだなぁ。

●デザートレストラン「サロン・ド・テ・ロザージュ」…「小田急山のホテル」直営、湖畔に建つデザートレストラン&ショップ。
 
平和の鳥居から、湖畔に沿って敷かれた石畳の路を右に進めば、建物の1階部に辿り着きます。
2階の売店部は橋で車道に連結している為、車で訪れた人は先に売店から入り、階段下ってレストランに入る形になる。
 
ホテル直営、ハイレベルなサービスが売りのレストランは、値段が高いにも関わらず、何時訪れても満員御礼、その為何度か箱根に来ているのに、ショップにしか寄れずにいました。
初入店が2018年1月15日、山のホテルにチェックインして早々、フロントに予約をお願いし、漸く入れたという…それでも芦ノ湖を眺める窓際の席は既に埋まってた。

↑2階「プレミアムショップ・ロザージュ」では、レストランで使用する物と同ブランドの茶器に、紅茶にジャムに手作りケーキ等を販売しております。

ここから先はレストランで頂いたデザートの紹介。

↑私が注文した苺のデザート…2018年冬季限定デザートで、商品名は忘れました。(汗)
苺を使ったムースにゼリーにアイスクリームと、フレッシュな苺を、芸術的に皿上へ盛り付けた、目に美しいデザートです。
鏤められてる苺が、さながらルビーの如く輝いて見える。
薄緑の球体はピスタチオチョコレート製で、中にピスタチオソースが入れられています。
ソースを絡めて味わいの変化をお楽しみくださいって意味かと。

 
↑友人Aが注文した「ガレット・デ・ロワ」。
フランスで1月6日の公現祭の日に食べられるアーモンドクリームパイで、向うでは「フェーヴ」と呼ばれる陶製の小さな人形を中に仕込み、新年の当たり外れを占います。
異物混入を厭う日本に合わせてか、中に入っていたのは1粒のアーモンドでした。
当てた友人は店からオリジナルティーバッグ詰め合わせをプレゼントして貰い御満悦、もしかしたら全部アーモンド入りだったかもしれないけど正直かなり羨ましかった。
ちなみに「公現祭」は聖キリストが公に姿を現した日を祝う祭、元々は1月6日がクリスマスだったとの事で、日本で言えば旧正月に近い行事かもしれない。

 

 

 

 
↑友人Bが注文した「ロザージュ伝統のあつあつりんごパイ~バニラアイス添え~」。
レストランで最も人気の有るデザート、その醍醐味はテーブルに運んでから客の目前で、フルーツソースで花を描き完成させるパフォーマンス。
下描きも無くみるみる内に完成させるんだからプロフェッショナル!
バニラアイスを熱々の林檎パイに載せて完成です。
こういうパフォーマンスで楽しませるデザートが有ると、店の評判上がって人気を集めるのも理解出来る。

●「小田急山のホテル」…三菱4代目社長、岩﨑小彌太男爵の別邸跡地に建つ、箱根を代表するリゾートホテル。
建物の設計を手掛けたのは、明治以降の日本建築界の基礎を築いた、イギリスの建築家ジョサイア・コンドル氏。
山のホテルの他には、ニコライ堂の設計をした事でも有名です。
但し元の建物は関東大震災で崩壊したそうで、現在の物は木造で忠実に再現された2代目に当たるんだとか。(別邸としては3代目であり、近年は改築を幾度か行っている)
ちなみに山のホテルより坂を下り、道路を横切った先に建つ湖畔のレストラン、「サロン・ド・テ ロザージュ」の隣には、男爵所有のボート乗り場が在ったそうな。
戦前、三菱財閥が所有してた土地は、国内にどれだけ在ったのでしょう?…今だって東京丸の内側の土地の多くは三菱関連な訳で、戦後財閥解体してなかったら、日本は三井と三菱に殆ど占有されてたんじゃあ?なんて思ったり。
 
↑戦前の話はさて置き、現在ホテルを所有しているのは小田急グループ。
高台から芦ノ湖を見下ろすホテルは、まるで西洋の古城の様な雰囲気です。

 
↑部屋の窓からも庭園向うに芦ノ湖を眺める事が出来ます。

 

 
↑こんもり丸く刈り込まれてる物はツツジ、ホテルの庭園には約30種3,000株が植えられてるそうです。
更に敷地内の高い所には、約20種300株のシャクナゲが植えられてる。
ツツジもシャクナゲも岩崎男爵の別邸時代より受け継いだ財産で、満開を迎える季節には観光客がどっと押し寄せる。
一度満開の時季に遊覧船上から眺めた事有るけど、ツツジ以上に庭園を埋め尽くす人波を見て以来、テレビで映像を観るだけに留めてます。
 
↑芦ノ湖を行く観光船を庭園から撮った写真。
海賊船型のは小田急系列の会社が運営しており、手前の白い双胴船は西武系列の会社が運営しています。
箱根の地を巡り覇権を争って来た小田急と西武、近年は正直言って小田急の圧勝に見えるけど、西武側の遊覧船のファンも結構多いと聞く。

 
↑この写真はホテル最上階の展望室から撮影した物…窓ガラスが反射しちゃってますが(汗)、湖上を行き交う海賊船を撮る事が出来ました。

 

 

 

 
↑晴れていれば庭園から富士山も観える。
2018年1月に訪れた時は、空がすっきり晴れたお蔭で、朝から夕まで富士山の雄姿を眺める事が出来ました。
正月頃の関東は空っ風が吹いて、空がクリアーに晴れ易いから、富士山観たい方には狙い目です。
ちなみに庭園に設置された日時計は、2009年4月にホテル開業60年を記念し、別邸時代に在った日時計を再現した物だそう。

 
↑こちらは2019年2月8日に撮影した富士山…生憎の冬空で、雲の隙間から辛うじて姿を拝見したのみ。

 
↑その翌日の雪景色、写真には写ってませんが、水分を多く含んだボタ雪が降ってます。
湖を覆う雪雲が景色を山水画の如く煙らせて、これはこれで幻想的で美しいと感じた。

☆「ラウンジ・バー」…ホテル1階に在るラウンジ・バー、冬は暖炉に火が焚かれて趣きが増します。
 

 
↑大半の人が湖畔のカフェへお茶飲みに行くせいか、暖炉側の一番良い席でも空いてる事が多くて嬉しい。
窓の向こうに広がるのは庭園と湖、絶景を楽しめるラウンジ・バーです。
…ただ、窓を1枚挟んで外に接してる造りだから、室内なのに深々と身体が冷える。
景色は眺められなくても、窓から離れた奥のテーブルの方が、寒くはありません。


↑ラウンジで頂いた冬季限定アップルパイ風のティー。(商品名忘れた…)
鮮やかなルビーレッドのアップルティーの上には、生クリームと砕いたビスケット、確かにアップルパイの様な味わいの紅茶でした。
デザートは要らんね。(笑)


↑連れが注文したチョコレートケーキ。
食べた感想は訊き忘れました…。


↑もう1人の連れが注文した、季節限定の「苺プリン」。
季節の果物を使ったプリンは土日祝日限定メニューで、今の時季はマンゴープリンを提供しています。
食べた連れ曰く、アングレーズソース(緩めのカスタードクリーム)と、甘酸っぱい苺プリンの相性が絶妙で、大変美味しかったとの事。

コメント
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