朝っぱらからやや強めの地震に叩き起こされました。
神様、効果絶大の目覚まし時計を有難う。(汗)
それでは
前回に引き続いて、あにめぞん感想参ります。
・第25回「激闘!五代VS三鷹プロポーズ大作戦!!」 脚本:柳川茂 コンテ:小島多美子 演出:関田修 作画監督:服部圭子
…久々に駄目駄目演出キター!!って感じ。(汗)
三鷹コーチが「貴女と…生涯ペアを組みたい…!」とプロポーズした瞬間――キシャーン!!!続いて――ズンズ~~ン!!…ドロドロドロ……!――オカルトかっっ。(汗)
BGMや効果音に頼っての大袈裟演出はギャグ真っ逆様ですぜ。
確かに結果としてはギャグなオチに繋がるわけだけど、一方でシリアスな後半に引き続く事を思うに、テニスコートでのプロポーズシーンはもっと自然に、シリアスに演出して良かったと思う。
しかしアニメスタッフはこのシーンを完全なるギャグと判断したらしい。
笑わせよう笑わせようと間をもたせた末、響子さんの「ペアを組んでプロテニスプレイヤーを目指すなんて、私には無理だわ!」なるボケで、Aパートを〆てしまったという…。
――テニスウェア着たまま一刻館へお帰りですか?響子さん。(汗)
原作では響子さんがボケ(実はプロポーズを理解してのはぐらかし)た後、五代に「私の気持ちを解ってくださるのは貴方だけ」と礼を述べるシーンが続く。
三鷹が響子さんの揺れる心境そっちのけでプロポーズする一方、五代は「今の彼女には時間が必要」だと周囲を説得してくれた。
喜ぶ響子さんを前に、五代は「自分の気持ちは理解して貰ってないな~」とモノローグする。
自分の思いより響子さんの気持ちを配慮する五代の優しさ、その事を響子さんが理解する重要なシーンだった筈。
読み(込み)が浅いぞ、スタッフ!
後半Bパートについてはそういう勘違いも無く、五代の「三年は一刻館の管理人で居て欲しい…!」なシーンも、無難に盛上げていたように感じる。
ただ「一刻館まで競争よ!」と2人で笑いながら坂を上るシーンは、あまりの懐古少女漫画チックなクサさに爆笑してしまった。
これもギャグを目論んでやった演出!?それとも天然!?
同じくギャグに変えてしまったテニスコートでのプロポーズシーンといい、今回はセンス一昔前のクサイ演出フル回転スマッシュ。
EDでコンテ担当者の名前を知って全てを理解した。
小島コンテか!!――ならば仕方ない。(汗)
小島女史の場合、案外ギャグの方が向いてる気がします、御本人がそんな意図無く作ってても、笑わせられてしまうというか…。
しかし一の瀬家は生活苦しい筈なのに、恐らくは高い月謝払って、練習もせず遊んでるだけって良いのか?(笑)
響子さんの事を好きでいながら、五代君はこずえちゃんと付き合い続け、あまつさえ家で御飯頂いてるし。
プロポーズをはぐらかしといて、響子さんは三鷹とデートするし。
考えてみればこの世界の住人、駄目な人ばかりだな。(笑)
ところで原作の五代は今回のオチ通り3年を5年と言い直し、その通りになるけど、アニメの五代は就職浪人はしないで終ったから、4年待った事になるんだろうか??…良く覚えてない。
作画はロングだと影が付いておらず、ベタ塗りなのが目立った。
服部さんが作監を担当する回の五代君は、顔がまるで諸星あたるの様である。
(個人的評価) 脚本× 演出× 作画× …次回予告がまるで最終回みたいな思わせ振り、事実前期最終回だが。
【
続】