年間500店以上を食べ歩く飲食店プロデューサーの食日記

仕事柄、日本中を飛び回っていて、その出張先での外食を日記にしています
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『肉屋の量売り食堂 听屋』 昨年9月オープン オトナのスペシャルティ肉食堂をテーマに〝安さ〟ではなく〝お値打ち〟を提供してくれます

2019-06-02 18:00:58 | 関東
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6年ほど前
東銀座に立ち食いスタイルで気軽にステーキをいただくことができる『いきなりステーキ』が開業してからというもの、あちらこちらでパクリとも思えるお店が続々とオープンしていたのでありますが、最近は模倣ではなくオリジナリティーを出したステーキ店が誕生していまして…
肉好きにとってはリーズナブルにおいしいステーキをいただけるお店が増えることはありがたいことであります



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今日、お邪魔したのは昨年9月にオープンした『听屋 POUND−YA』
黒毛和牛のステーキが10円/gでいただけると六本木で人気のお店が日本橋に進出してきたのでありますが…
そのブランド力を過信したのか、YUITOの裏手となる人通りが望めない場所への出店なのであります
そんなこともあってか、日曜日の13:00過ぎにお邪魔してみますと先客がひと組という寂しさでありましたが、夜にはバルとしてお酒も楽しむことができるようですし入り口近くはステンレスを活かしたシャープな雰囲気が演出され、奥の客席は木の温かみで落ち着いて食事ができたりと多様なニーズに応えることができるオシャレな空間は女性ウケしそうであります


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国産牛や黒毛和牛で作られるハンバーグと、黒毛和牛ステーキとハンバーグのコンボを2本柱とするとメニュー構成で…
それぞれに好みのボリュームをチョイスすることができるということも魅力であります
そんな中から選んだのは、赤身ステー150gとハンバーグ150gをいただくことができる「おまかせ赤身コンボ 300g」
赤身ということでとろけるような柔らかさはありませんが、決して硬さを感じることはありませんし、赤身特有のコクを楽しむことができるステーキでありますし…
何より感心したのはハンバーグへの下味であります
レアな状態で提供されるハンバーグの多くは肉の旨味を活かすためか下味を控えめにするお店が多いように思うのですが、こちらのハンバーグはソースを付けずともおいしくいただける調味がされているのであります
とは言え、粗いメッシュで作られるミンチでありますので、お肉を噛みしめる歯ざわりや、そこから感じられる旨味を十分に感じることもできました


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ご飯代わりにといただいた「茹で上げカリフラワー&ブロッコリー」ですが、ほどよく歯ざわりを残した茹で加減も見事ではありましたが、フライドオニオンのサクッとした歯ざわりと甘み、それにクミンが香るアンチョビソースが実においしくて…
お肉だけでなく、いろんな一品料理も楽しんでみたいと思わせるお料理でありました



【肉屋の量売り食堂 听屋 POUND−YA】
東京都中央区日本橋室町3-4-4 OVOL日本橋ビル1F
03-6262-3240