ちょっと面白いビシネスの話があって…
今月の福岡出張の際に細かい打ち合わせを予定しているのですが、その前にできる勉強はしておこうと専門家の元を訪ねます
お昼をいただこうと向かったのは、佇まいからも歴史を感じることができる1951年創業という老舗割烹『辰巳』でありまして…
専用の入り口から入る2階席もあるのですが、お昼の営業は暖簾を潜った先にある6席のカウンターと4卓が置かれる4人掛けテーブルだけで行われているようですね
そんなカウンター席の端っこをいただき店内を眺めていますと、サイン色紙があることから酒場放浪記の吉田類さんも訪れたことを窺い知ることができます
いただいたお料理は「めぬけ塩焼」
めぬけとは赤魚として流通することが多いあこう鯛の別名でありまして、火を通しても身が硬くなることがないと、煮付けや焼き物に重宝されるお魚であるのですが…
脂が乗っていることでの美味しい季節が過ぎてしまっていることからでしょうか
注文が入ってから焼き上げることで15分ほどの時間を要して提供された塩焼は、思いのほか身が締まっていたことに残念さを感じます
とはいえ、ほどよい塩加減やご飯や味噌汁のおいしさは納得のものであることから、ランチ価格でいただくお料理としては十分でありますね
【割烹 辰巳】
東京都中央区日本橋茅場町2-1-9
03-3666-0996