朝日新聞デジタルが11月28日夜に伝えたところでは、理化学研究所は、小保方晴子氏によるSTAP細胞の検証実験を、期限としていた11月末で予定通り終了することを明らかにした。小保方氏は今後、相沢慎一特任顧問らの指導のもとで、得られたデータを取りまとめるという。結果は近く公表される。公表時期は明らかにしていない。
小保方氏の実験は、理研が4月から1年間の計画で進めている検証実験とは別に、7月から監視カメラ付きの部屋で第三者の立ち会いのもとで始まった。撤回された論文の方法で作製できるかどうかを検証するのが目的。理研によると、11月末以降は小保方氏が実験することはないという。
理研は4月からの検証実験について、8月に「論文記載の方法ではSTAP細胞はつくれなかった」と中間報告した。条件を変えて実験を続け、来年3月末までに一定の結論を出す。
一方、理化学研究所は、11月14日にHPにて「「研究不正再発防止をはじめとする高い規範の再生のためのアクションプラン」(平成26年8月27日公表、以下「アクションプラン」という)に基づき、平成26年11月21日に、発生・再生科学総合研究センターを多細胞システム形成研究センターに再編します。」と発表した。
その中で、『「STAP現象の検証実験」については、研究不正再発防止改革推進本部に検証実験チームを設置し、相澤慎一をチームリーダーとして進めます。小保方晴子の検証実験への参画期間は、本年11月末までです。なお、新センター発足に伴い小保方晴子は、同検証実験チームに研究員として所属します。』としている。
技術者、研究者出身の筆者が、敢えて恥じを忍んで関係者の皆様にお願いしたい。
STAP細胞の検証実験が終了したのであれば、理化学研究所は責任をもって検証結果をしっかり公表せよ!!
小保方晴子博士と共に、何が成果で、何が課題であるのかをしっかりと検証することが大切だ。
それが、今後の研究成果に結びつける基礎になるのであるから。
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