筆者を含めて日本国民が、その必要性を痛い程痛感したのが、2011年3月11日に発生した「東日本大震災」でした。
当時の民主党政権や菅直人首相は政府の指導力と無能さをさらけ出し、閣僚は菅直人首相を「無視」して独自の行動に出る、福島第一原発事故の対応は後手後手に廻り、被害や混乱を拡大してしまったことは記憶に新しいことです。
そして何よりも大切なご近所や地域との結びつきを避難などで一端失われたものを復興、復活させる難しさをも感じている方も多いのではないでしょうか。
7月1日、安倍首相は福島県を訪問し、首相官邸HPは次のように伝えました。
『平成29年7月1日、安倍総理は、福島県を訪問しました。
総理は、福島県伊達郡川俣町でオープンした山木屋地区復興拠点商業施設とんやの郷(さと)を視察した後、相馬郡飯舘村の特別養護老人ホームを視察しました。
その後、飯舘村で営業を再開した手打ちうどん店を視察し、続いて双葉郡川内村のカフェを視察しました。
総理は、とんやの郷での祝辞で次のように述べました。
「本日は、山木屋地区の復興拠点に、とんやの郷がオープンしました。誠におめでとうございます。関係者の皆様方の御尽力に、心から敬意を表します。
あの東日本大震災、そして原発事故から6年3か月。山木屋でも3月末に避難指示が解除されました。復興は一歩ずつ、前に進んでいます。
このとんやの郷には、川俣名物のしゃもの名店や生鮮食品や、日用品が揃(そろ)うスーパーが入っています。様々な集まりに使えるスペースもあります。
とんやという地名の由来は、ここが国境(くにざかい)の交通の要衝で、人や物が集まったことだと伺っております。
御近所の方が、まだ避難から戻っていなくても、ここに来れば仲間がいる。山木屋が活気づき、もっと多くの仲間が戻ってくる。正にとんやの名前どおり、この場所に人々が集い、復興の原動力となることを願っています。
皆様とともに、復興を力強く加速してまいります。このことをお誓い申し上げて、私のお祝いの言葉とさせていただきます。」
視察後、総理は次のように述べました。
「被災地の皆様の望みは、一日も早い復興に向けて、しっかりと結果を出していくことだと思います。政権奪還後、縦割りを打破し、そして現場主義を徹底してまいりました。
そして今回、福島の訪問は16回目でありますが、被災地の皆様の声を伺い、皆様のニーズに一つ一つ応えてまいりました。
川俣町の山木屋地区においては、新たな商業施設が今日オープンいたしました。地元の皆様からは、これで買物が大変便利になった、あるいは、ここを拠点に更に復興を進めていきたい、そういう声を伺いました。
そしてまた飯舘村の特別養護老人ホームにおきましては、地域で頑張ってきたけれどもなかなか人手が足りない、もっと人手があればもっと多くの方々を入居させることができる、という話も伺いました。
この地域で介護の仕事をしやすいように就職準備金を引き上げることといたします。また、全国から人手を出していただける、その協力をしていただける介護施設を国としてもしっかりと支援してまいります。
また、飯舘村においては、いち早く地元に帰ったうどん屋の御主人のお店が大変繁盛しているという話も伺いました。
そしてここ川内村においては、蓄光タイルの製造工場をここにつくられた方が、タイのカフェの1号店もつくった、そして地元の野菜を使ったメニューが大評判だという話も伺いました。
なんといっても、なんとか地域を良くしたいという、この故郷を良くしたいという地域の皆様のこの情熱が、復興を進めていくエネルギーだと感じました。政府としてもしっかりとそうした皆様を支援しながら復興を加速させていく考えであります。
これからも被災地に足を運びながら、皆様の声を受け止めて更に復興を進めていきたいと思っております。そのことによって、被災地の皆様の期待に応えていく決意であります。
また、全国の皆様に対しましては、しっかりと経済を更に成長させていく。そして成長の果実を皆様に、お一人お一人にお届けしていくことによって、皆様の期待に、そして要望に応えていきたいと、このように思っております。」』
筆者はこのブログでも何度も取り上げましたが、東日本大震災の復興はまだまだ道半ばです。
安倍首相が福島県の復興状況を視察、東日本大震災の大きな教訓は福島県の復興にあり!!

福島県相馬郡飯舘村の特別養護老人ホームを視察する安倍首相
出典:首相官邸HP
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