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【真実暴露】新型肺炎対応も豚コレラ対応等も多くの困難が伴う!!東日本大震災等の教訓を生かせ!!

2020-01-28 00:00:00 | 防衛
1月26日の安倍首相の緊急記者会見にて、中国・武漢で発生した新型コロナウイルスによる新型肺炎で、事実上封鎖されている武漢やその周辺地域に滞在する邦人の帰国させるためチャーター機等を手配する旨が公開されました。

その一方で、情報がいささか混乱や誤解もあるようです。

1月26日21時18分に産経新聞 THE SANKEI NEWSが「28日にも武漢に政府チャーター機 在留日本人帰国、全日空が運航」の題で「新型肺炎」の特集項目にて、次のように伝えました。

『安倍晋三首相は26日、新型コロナウイルスによる肺炎が発生した中国湖北省武漢市に滞在する邦人について「中国政府との調整が整い次第、チャーター機などあらゆる手段を追求して希望者全員を帰国させる」と言及した。首相公邸前で記者団に語った。政府関係者によると、チャーター機は28日にも、成田-武漢間に定期便を飛ばす全日本空輸が運航する見通し。

 政府がチャーター機を派遣するのは、武漢市が閉鎖されており、邦人が脱出する交通手段がないためだ。

 首相は26日夕、公邸で外務省や厚生労働省の担当者と対応を協議した。首相は「この週末、武漢在住の日本人の意向確認を行い、希望者の帰国に向けた具体的な検討を進めてきた」と説明。「チャーター機などの手当てにめどがついた」とも語り、「中国政府とさまざまなレベルで調整を進めているが、今後一層加速して速やかに帰国を実現させたい」と強調した。

 また、茂木敏充外相は26日夜、中国の王毅国務委員兼外相と電話会談し、邦人退避への支援と情報提供を求めた。王氏は日本の対応に理解を示した。茂木氏は会談後、記者団に武漢市を含む湖北省の在留邦人のうち、約430人と連絡が取れたことを明らかにし、早期帰国に向け全力を挙げる考えを示した。

 政府は26日、首相官邸の危機管理センターに設置した情報連絡室を、初動対応などに当たる官邸対策室に改組した。』

チャーター機等の運用や派遣一つでも単純な問題、簡単な問題ではありません。
空港の運用が停止されている以上、中国政府等との折衝、航空管制や関連施設の維持状況の確認、空港までの輸送手段、日本に到着後の検疫や入管手続き、一時滞在の宿泊施設等も準備しなければならないのです!!

自民党衆議院議員の長島昭久氏は同日深夜、ツイッターで政府批判にこのような反論をツイッターで述べました。

『アメリカとほぼ同じペース。
帰国させた後の手当てまで考えてやらないと、感染を拡大させかねない。そこまで考えて、批判しているのか疑問ですね。』

また、同日深夜、自民党参議院議員の佐藤正久氏も自身のツイッターで難しい現実の問題をツイッターで次のように述べました。

『湖北省には武漢以外の閉鎖された都市にも日本人はいる。全ての方が登録していないので、いかに連絡をとるかも一苦労。閉鎖さ都市から武漢空港までの輸送支援も必要な方もいれば、いきなり空港に来る方もいるかも。空港での簡単な問診や中国当局との調整も。送り出しも、机上で考えるほど簡単ではない。』

『(朝日新聞の【政府、武漢へ異例のチャーター機 「封鎖」状態と判断】の記事についての反論)

間違った記事では?政府は武漢だけでなく、湖北省で封鎖状態にある邦人の待避のために、現在、希望者を確認中だ。この記事だと武漢だけと勘違する。間違いなら訂正すべき。命がかかっている。武漢含む湖北省が対象』

『(毎日新聞の【邦人退避チャーター機、数日中に武漢の空港へ 対象は湖北省全体に 430人滞在 】の記事に対して)

この毎日新聞の記事の方が正しい。
退避の対象は「武漢だけでなく湖北省全体」。繰り返す、「武漢だけでなく湖北省全体」が対象。武漢以外の湖北省の邦人の方、誤情報に惑わされずに対応を!』

情報伝達の齟齬や誤った報道を含めて、これだけの問題があるのです!!

作家で気鋭のジャーナルストとしても活動する門田隆将氏は同日深夜、自身のツイッターで次のようにこれらの問題を指摘しました。

『「中国政府との調整が整い次第、チャーター機などあらゆる手段を追求して希望者全員を帰国させる」と安倍首相が発表。もっと早くできなかったのか、という声もあるかもしれない。だが中国との交渉は困難を伴う。多くの国民の願いが官邸を突き動かしたのだ。本当によかった。』

正に、そのご指摘の通りです!!
皆、人間なのです。
邦人の保護は当然の行為ですが、現代社会は複雑で国家間のやり取りを行わなければ封鎖されている地域にチャーター機等を送り込む事も大変なのです!!

話は変わりますが、日本でも豚コレラ等の感染が拡がり、防衛省・自衛隊等の関係機関が必死に対応しています。
それでも、多くの困難や涙がある事を忘れてはなりません!!

同日07時00分に同メディアが「沖縄・豚コレラ殺処分で自衛官が流した涙」の題で「豚コレラ(CSF)」の特集項目にて、次のように伝えました。

『陸上自衛隊の松田みずき陸士長(23)は一児の母だ。沖縄県南風原(はえばる)町の出身。敵のミサイルや戦闘機を撃ち落とす03式中距離地対空誘導弾(中SAM)を運用する同県沖縄市の第15高射特科連隊第3中隊に所属している。息子は2歳になった。

 1月8日、松田陸士長に思わぬ任務が舞い込んだ。うるま市と沖縄市の養豚場で豚コレラ(CSF)の感染が確認されたたため、県が第15旅団に災害派遣を要請した。これを受け、同旅団は隷下の第15高射特科連隊を中心に部隊を編成した。任務の内容は、豚の殺処分支援や消毒活動だ。

 自衛官数人が豚をベニヤ板で囲い込み、獣医のもとへ誘導する。獣医が電気ショックを与えた後、心臓に注射して安楽死させる。死体を仮置き場に運ぶのは自衛官の役割だ。松田陸士長が最初に担当した豚は、おなかに赤ちゃんがいる母豚だった。
 「自分も同じ一人の母親として、すごく心が痛かった」
 松田陸士長はこう振り返る。周囲には泣いている同僚もいた。第15高射特科連隊本部管理中隊の野上光3等陸曹(29)も涙を流した一人だ。「豚を育てていらっしゃる方のことを思うと涙が出てしまった。最初はちょっと、やっていけるのかなと思った」と語る。

 ベテラン自衛官にとっても緊張を強いられる任務だった。自分の地元が危機にさらされているなら、なおさらだ。第15後方支援連隊整備中隊の安慶名光明1等陸曹(49)は豚コレラが発生したうるま市出身。「初めてのことだったので戸惑いもあった」と打ち明ける。同級生の県庁職員を現場で見つけて気持ちが軽くなったが、若い隊員が養豚場の臭いに慣れることができず、気を配らなければならなかった。

 殺処分を受ける豚が暴れることも隊員を悩ませた。豚は大きいもので体重300キロを超える。農林水産省担当者は「映画『もののけ姫』にでかいイノシシが出てくるでしょ。あんな感じです」と解説する。松田陸士長と同じ中隊の金城保享1等陸曹(36)は堂々とした体格の自衛官だが、「押さえ込むときにものすごい力を要した」という。

心のケアが課題
 第15旅団は8日から20日までの13日間、豚コレラ対策支援のため、約570人の隊員を派遣した。同県内で殺処分された豚は20日時点の県発表で7農場の計9043頭。各養豚場では約35人の小隊規模で6時間交代のローテンションを組み、24時間態勢で「有事」に対処した。

 15旅団にとって、懸案の一つは隊員の心の問題だった。昨年、岐阜県や愛知県で豚コレラ感染を受けて殺処分が行われた際は、精神的苦痛を訴える隊員が相次いだという。今回の派遣では心理ケアを専門とする自衛官3人を投入し、一日の任務が終わるたびにミーティングを開いた。どうしても耐えられない隊員は配置転換するなどして対応した。

 現地指揮官を務めた第15高射特科連隊長の内村直樹1等陸佐(47)は「その日の任務が終わった後にどう感じたか、つらかったことがないかということを吐き出せた。一人ひとりの隊員に異常がないか、細やかに確認を取った」と説明する。殺処分の際に泣いた野上3等陸曹は、上官から「それは、おかしいことではないんだよ。みんなそうなんだよ」と声をかけられたという。

 対象となった7農場の防疫措置が終了したことを受けて陸自の災害派遣が終了した20日、玉城デニー知事(60)は中村裕亮旅団長(54)に「誠にありがとうございました。本当にありがとうございました」と頭を下げた。県畜産課の担当者も「今回ここまでこられたのは、自衛隊の協力があってのことだと実感している」と語る。

(以下略)』

昨年も台風による風水害も多発しましたが、雲仙や有珠山の噴火対応、阪神淡路大震災、東日本大震災、熊本地震、そして近年多発する各地の大洪水等でも自衛隊は各地で活躍されています。
その中では殉職された方、怪我を負われた方のもならず、精神や心の面での打撃や傷を負われた方もおられます。
消防や警察等に比べPTSD等の症状を訴える人は、自衛隊関係者は少ないとは言われていますが、それでも一人は二人ではないのです!!

ですから、ごく一部ではありますが、「災害地に迷彩服は要らない」などと狂った極左反日反米の「自称・進歩的政治勢力」や「自称・広報」を名乗る偏向マスコミ等がいかに間違っているかが分かります!!


【真実暴露】新型肺炎対応も豚コレラ対応等も多くの困難が伴う!!東日本大震災等の教訓を生かせ!!


1月26日、新型コロナウイルスに関連した武漢市在住邦人対応についての会見を行う安倍首相
出典:首相官邸HP



1月20日、沖縄県庁で玉城デニー知事(中央)より豚コレラ対応の災害派遣で謝辞を受ける沖縄の陸自第15旅団の隊員ら
出典:陸上自衛隊 第15旅団 ツイッター



朝日新聞の偏向姿勢や偏向報道の証拠!!
正に、日本の不幸は蜜の味:朝日新聞です!!
出典:保守系ツイッターRT画像


追伸:

世界情勢の激変で、内外であらゆる業種・業界で激変が起き続けています。
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