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日本が対中国非難決議見送りは政治と軍事の両面の更なる攻勢をかけるためのブラフだ!!

2021-06-19 00:00:00 | 報道/ニュース
先に閉会した第204回通常国会で日本が対中国非難決議見送りについて、相当な物議を醸し出しています。

一方、G7サミットでの成果等を6月17日に菅義偉首相の記者会見での質疑応答での報道姿勢で、特に極左反日反米偏向報道マスコミからは素っ気ない質問や報道が相次ぎました。

更に、岸信夫防衛大臣が着々と成果を挙げる「対中国包囲網」形成に中国が批判しています。

これらの事を念頭に、政治や軍事を語らなければ、裏の裏、真相の中の真相、本音や意図などは見えてきません!!

6月17日22時40分に産経新聞 THE SANKEI NEWSが「菅首相記者会見詳報(9完)「対中包囲網なんか私ども作りませんから」」の題にて、次のように極左偏向マスコミ記者からの質問への回答を伝えました。

『--先のG7サミットでは、対中包囲網について結束が図られたのか。フランスのマクロン大統領は「インド太平洋を米中対決で粉砕してはならない」と発言したとロイターが報じた。今国会では、土地利用規制法のように首相の権限を異常なまでに強化したのではないか。内閣独裁を実現する改憲による緊急事態条項の先取りと思われる

首相「私はまさに主権国家の内閣総理大臣としてG7サミットに参加して、先ほど申し上げました、国際社会の普遍的価値。このことについては、G7の中で、すべての国々との中で共有しているものであります。それと、マクロン大統領とも私、個別会談をしました。そこについては、その、対中包囲網なんか、私ども作りませんから。まず。そこについて、やはり普遍的価値を共有する国というのは、極めて大事な訳でありますから。そこはしっかり対応していこうということで一致をしております」

「それと、土地問題ですけれども、その、独裁国家みたいな話ありましたけれども、これは、国会で堂々と国家として必要だから、法案を提出をして、国会で議論をいただいて、決定をしたわけでありますから、極めて民主的な中で行われていることだという風に思います。自らの国を、自ら守るということが、ある意味で独立国家として当たり前のことだという風に思います」』

要するに、G7サミットでは「対中包囲網」を作るとは、「決めていない」、とする菅義偉首相の見解です。

一方、同日22時24分に同メディアが「防衛相 中台の軍事不均衡に懸念 EUと協力訴え」の題で次のように伝えました。

『岸信夫防衛相は17日、欧州連合(EU)欧州議会が開いた「安全保障・防衛小委員会」でオンライン講演し、米中対立の象徴の一つとされる台湾問題をめぐり、中国が軍事力の強化を急速に進め、中台の軍事不均衡が拡大していると懸念を示した。先進7カ国首脳会議(G7サミット)の首脳声明に台湾問題が盛り込まれたことにも触れ、台湾情勢の安定は日本の安全保障や国際社会の安定にとって重要だと訴えた。

小委員会に日本の防衛相が参加するのは初めて。EUが9月に策定予定のインド太平洋戦略に向けて、講演を要請した。

岸氏は講演で、中国と台湾の両岸問題が対話により平和的に解決されることに期待感を示した。「台湾は日本と基本的価値を共有する極めて重要なパートナーであり友人だ」とも紹介した。中国をめぐり岸氏は、中国が海警局に武器使用を認めた海警法についても懸念を表明した。』

岸信夫防衛大臣は、6月16日に「拡大ASEAN国防相会議」のオンライン会議に出席し、中国に対して毅然とした態度を示し、中国からは批判を浴びました。

菅義偉首相も、安倍政権下での官房長官時代から、中国に対する「日本の浸透戦略」を着々と進めており、食品やサブカルチャー等での「中国政府と中国国民の分断」を加速化させています。

タイトルである「中国非難決議の見送り」は、わざと「親中派」の追い落としや批判糾弾をするための大きな一歩になるでしょう。


日本が対中国非難決議見送りは政治と軍事の両面の更なる攻勢をかけるためのブラフだ!!



6月17日発行の夕刊フジ 記事の目玉
出典:zakzak ツイッター


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