いただきもの

新しい研究室に届いた１３５個の荷物。
昨日は朝から夕方まで、とにかく荷ほどきを続けました。で、６０箱分の本を片づけました。韓国で教えていた時に学生に書いてもらった日記をそのまま持って帰っているんですよ。最初の１０ページも書いていないのに、ノートを１冊提出してもらったので、これがえらい荷物に。ほかにも、なにかあった時にしか開かないもの、たぶん、もう読まないだろうなあという文庫本なんかもあるのですが、捨てるに捨てられない。さすがにふた組あるようなものは、何とかしようと思うんですけどね。

その作業をしている最中、妻から電話がありまして。
お花が届いた、という連絡でした。

送ってくださったのは、僕が大学に在籍していた時においでになった赤羽根義章先生の奥さまでした。赴任が決まってから、ご連絡をと手紙を差し上げたのですが、かえってお気遣いいただいてしまい、恐縮しています。
赤羽根先生には、授業で直接教えていただいていなかったにもかかわらず、修士課程の進学が決まった時、ご自宅にお招きいただいたことがあり、そのお人柄、それからこういう仕事に就くまでに読んだ本でお名前を見るたびに、ありがたく思っていたのです。お若くしてお亡くなりになりましたが、赤羽根先生がいらっしゃった大学に教員として赴任することがうれしく、ご連絡したのです。

お花は、引っ越し後の雑然とした自宅の中できれいに、品よく、咲いてくれています。

ありがとうございました。

そして、もう一つ。防府市の両親から、イチゴが届きました。

以前話題にした「白いちご」です。



ピンクっぽいでしょ？　それから、まだ熟れてないように見えますよね。拡大すると、こんな感じ。



ちなみに、赤い普通のイチゴを並べてみると、白さが際立ちます。



味は普通のイチゴでした。甘酸っぱくて、おいしかったですよ。子供たちも始めてみるもので興味津々。僕が小学校の高学年で、初めてキウイを食べた時の気持ちを思い出しました。でも、子供たちはイチゴが「白い」ということをいまから食べていると、あんまり不思議に思わなくなるかも。

何にしても、引っ越し早々にいろいろ気を使っていただいて、ありがたいことです。