AWA@TELL まいにち

南山大学で、日本語教育に携わる人材の養成を行っています。ホームページも是非ご覧ください。

いくつかの顔

2010年03月14日 | どーでもいいこと
ちょっと前の話になりますが、はるどんとぷくを連れて、お祭りに行った時のこと。

はるどんのクラスメイトに出会い、はるどんは「ちょっと遊んでくるね!」とおとうちゃんとぷくをおいて行ってしまったことがありました。

公園で遊んでいると、ぷくが自分より小さな子のお世話をしたりしています。
幼稚園で年少さんのお世話をするので慣れているんだそうです。

集まりがあってそれが終わって、みんなが三々五々と帰った後、はるどんがいつまでも出てこないなあと思って部屋を除くと、部屋の中のみんなの使った机を整列させて、いすをきちんと戻していました。

ぷくは、自宅の机の下に「秘密基地の材料」と称する数多くのガラクタをため込んでいます。「捨てたら?」というと「大人になった時に使う」と抵抗しました。危ないものもあるので、何とかしたいです。秘密基地、というのは、幼稚園の友達と一緒にやっていることで、材料集めの段階のようですが、屑鉄、壊れた工具、形の変わった石ころなどがあります。

はるどんは、ぷくに学校で習ったことをテストにして出したりしています。
ぷくが時々、ちゃんと解いてしまうのにおとうちゃんは驚いていますが、はるどんの核問題に誤字や脱字を見つけた時、とても不安になります。

ぷくは、お店でご飯を食べると、お店を出るときに必ず、「ごちそうさまでした。おいしかったです」といいます。

はるどんは、小学校や、放課後教室、うち、それから習い事、少なくとも4つの顔を持ってみんなに接しています。「うち」といっても、おそらくお父ちゃん、お母ちゃん、ぷくに対する顔はみんな違うのでしょう。

ぷくも、幼稚園、うち、習い事、といくつかの顔を持っています。

子供たちが成長していくにつれ、おとうちゃんの知らない顔が増えていくんだろうなあと。
おとうちゃんの知らない顔は、子供たち自身の責任で作っていってほしいなあ。
18まではお父ちゃんとお母ちゃんが顔を作っていくんでしょうね。
穏やかな顔のまま一生過ごしてほしいなあとか思ったり。


どんな顔をして好きな人とおしゃべりしてるんだろう?とか、どんな顔をして友達に悩みを話すようになるのだろう、とか、そんなことを考えました。

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