AWA@TELL まいにち

南山大学で、日本語教育に携わる人材の養成を行っています。ホームページも是非ご覧ください。

学校と食事

2006年05月15日 | どーでもいいこと
給食費を支払わない父兄が増えているという話を聞いて、不景気もここまで来たかと思ったんですが、そうじゃないんですね。払いたくないから、というのが理由だとか(理由じゃないよなあ)。
学校給食の質が悪くて、食べさせたくないというのは、一つの考え方だと思いますが、食べておいて払わないなんて、食い逃げじゃん。
義務教育だからというのも言い訳にしかならんでしょう。学校の授業の対価が必要ないというだけのことで、制服や制帽がある地域であれば、私服で行く子どもよりも余分にそれだけお金はかかっているわけだし、修学旅行のような特別活動にだってお金はかかりますなあ。

給食ね、思い切って、申し込み制度にするんですよ。料金先払いの。欠席しても返金はないんだけどね、申し込んで払った人だけ用意される。料金の払い込みがなければ申し込みは完了しないの。
で、申し込まない人は、お弁当を持ってくるわけ。コンビニの弁当でもいいんですよ。
好き嫌いじゃなくて、アレルギーの問題も出てきましたから、個別対応するには給食制度は限界に来ていると思います。

食べる費用と衣服の費用は、どこでどう暮らしたってかかる費用ですから、払わないというのが問題外。

で、今度は学校給食の無償提供をはじめた地域があるとか。
どうなんでしょうねえ。極端な話しだとは思いますが、国や県、市町村の「おごり」なわけでしょ? おいしくなくても、怒れないよねえ、お金払ってないんだもの。

給食はサービスを買うという方向で進んでもいいと思うんだけどなあ。

あと、朝食の大切さをわからせるために学校での飲食を認めるという話も聞きました。
食堂を作りましょうね。そのときには。教室でだらだらと飲み食いを続けるのはちょっといただけません。

なんかそんなことをつらつらと思いました。

そういえば、留学生たちから聞くと、国によってはお昼ご飯は自宅で食べて、改めて学校へ来て午後の授業と言うところがあるそうですね。
戦後の食糧事情からスタートしたという話しですが、給食、曲がり角かもね。
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