AWA@TELL まいにち

南山大学で、日本語教育に携わる人材の養成を行っています。ホームページも是非ご覧ください。

景徳鎮 二日目 ~安徽省の世界遺産へ

2017年03月30日 | 出張 de ごめんなさい
景徳鎮での二日目は、日曜日ということで、世界遺産へ連れて行っていただきました。

写真が多いので、記事自体が長くなります。すみません。

遊んでばかりのようですが、200キロ近いドライブ中、研究テーマの話や日本語教育の話が尽きず、楽しい移動時間でした。

運転してくださっていた先生には申し訳なかったと思います。外国語である日本語で5時間近くお相手してくださったわけですから。


朝食は、地元の料理を、ということで、古い住宅街にあるお店へ。



電柱が陶磁器なのが景徳鎮らしいのです。



さて、そのお店。



















米粉で作った皮で包まれた餃子。

北は小麦ですが南部は米粉です、との説明。米粉の餃子は景徳鎮の郷土料理です、といわれ、餃子好きなのでぱくつきます。

ニラがメインになっているものと、大根がメインになっているものとの二種類。大根の餃子というのは初めて。

米粉で作られたうどんもいただきました。どちらもおいしい。

さて、ドライブ開始。




菜の花の季節で、移動中の車外は黄色一色。ところどころに、お茶畑も見えました。


こんな信号も面白い。

高速道路のパーキングエリアによりました。




思ったよりひっそりとしていました。

トイレはこんな感じ。


男性用トイレにはつきものの標語。


高速道路網の地図を見ていると、私と同じ名前の地名を発見。




このパーキングエリアのわきでは、豚肉が干されていました。



軽食売り場で買った粽。具がしっかり入っていて、結構おなかにたまりました。



そして移動再開。



時にはこんな車を追い抜き、



西逓に到着。



古い町並みがとても印象的でした。独特の建物は、安徽省の「徽」をとって「徽風建築」というのだそうです。うだつのような感じに見えましたが、まあ、違います。











元院生の胡先生との写真。









食べました。サクサクしていました。

こちらは、臭豆腐。



意外なほど、においは気にならず、おいしかったです。




隣のお店のこれも。


黒米です。甘いおもちのようなもので、蒸されています。

デザートのような感じかな。食べ歩きました。

菜の花がきれい。





















































ここにも豚肉が干されていて、生活感があり、好きな雰囲気です。






























↑これは、冷房装置。この穴の下には水が溜められていて、ふたを取ると、中から冷風が吹き上げてくるという仕組み。感動しました。



そんなに大きくはないんですけどね。








建物の多くは、伝統的な四合院の形式でした。

そして、この日は、山の宿へ移動します。









時にはロバとすれ違います。



さて、私は助手席にいて、ナビゲーションの音を聞きながら日本語でおしゃべりしていたのですが、私でも聞き取れる目的地までの距離が、どんどん遠くなっていくのですよ。

で、そのうち、山間の古い古い村に入り込み、道路がそこで終わっている、というとんでもない事態に。

先生は、「距離が伸びているということは、反対方向だということですね」といたって冷静なのですが、私は今自分がどこにいるのかわからず、非常に不安でした。

ここで何かの手違いがあって取り残されたら、確実に帰れない。

というか、この村に来た日本人は、私がはじめてに違いない、というくらいの1時間以上はさまよってたどり着いた村でした。


宿につこうという時間は日が沈むころ。


でもとても素敵なところでした。























“木坑竹海”翠竹山庄

見晴らしのいいお部屋を用意していただけました。

この記事はここまで。
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