AWA@TELL まいにち

南山大学で、日本語教育に携わる人材の養成を行っています。ホームページも是非ご覧ください。

自律的労働時間制度

2006年11月22日 | どーでもいいこと
う~ん、どうなんだろう。
この話を聞くたびに、大方の人が思うように、僕も、残業という概念がなくなって労働時間は長くなる一方だと思うんですよね。
残業手当を目当てに残業をしているという状況ではないでしょう、今。

大学の教員をしていて、裁量労働制というやつになっていますが、早く帰れることなんてほとんど無いですよ。学生が質問に来れば、昼休みであっても対応しますし、退勤間際であっても対応しますから。

加えて、日中は授業準備の時間なんてほとんど取れないから、朝5時過ぎに大学へ出て、授業準備を大騒ぎしてやっているわけです。

本を読んだり、資料を読んだり、で、色々考えたり、という時間なんて布団に潜って寝付くまでの本の数十分です。資料は子ども達がいますからうちには持ってかえれませんからねえ。

管理職の一歩手前の段階に導入というのが一番厄介です。
頑張らなくちゃ管理職になれないんですから。

労働時間の制約をなくすほど、人手が足りないのなら、人を雇用すればいいと思うのです。
財政状況でできるできないということは勿論あると思うのですが、慢性的に人が足りないのは、問題ですな。
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