AWA@TELL まいにち

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ぷくとの二人旅 ~中編 さんふらわあ号道中記

2016年08月17日 | どーでもいいこと
乗船券を受け取ってフェリーへ向かいます。

今回、確保したのは、ファーストという部屋。通常5人が利用する二段ベッドの入っている部屋なのですが、キャンペーン中で二人でも差額を払わなくていいということで、こちらの部屋をお願いしました。

もっと上のグレードだと、客室内にトイレやふろがあるのね。





船に入るまでは階段を上がっていきますが、船の中はエスカレーターで移動。


大学生のグループ、女の子たちが結構な大きさのキャリーバッグやら、ぬいぐるみを持っていて(今から出発だと思うんだけど)、桟橋が上がれずに困っているわけですよ。

男の子たちもいるし、荷物の少ない女の子たちもいるんだけど、誰も手伝わないのね、船の係の方がそういう方たちの荷物を運んでくださっていました。

いいところを見せるチャンスだと思うんだけどなー、と意外なものを見せていただきました。


船室はこんな感じ。湯沸かしとお茶がありました。カーペットの間が、座椅子などがあってくつろげる空間。窓から海も見えます。













お気づきでしょうか、ぷくはさっさと二段ベッドの上に入ってカーテンを閉め、何やらやっています。


二段ベッドといえば、お父ちゃんも子供のころ、2段ベッドにあこがれていたのです。一人っ子だから、ありえないんですが、二段ベッドの上に寝たいと。

そんなわがままを言い続けていたところ、ある日、父が、二段ベッドの上に寝られるぞ、とベッドを買ってくれたのです。


喜んで、学校から帰ると、部屋にはただのベッドが。


聞いてみると、在庫処分で、二段ベッドの上だけが売りに出ていたのを買ってきたとか。


二段ベッドの上だぞ、といわれ、だまされたような、ありがたいような、釈然としない思いをしたことを思い出しました。


乗船してからが忙しい。


食事は、午後8時まで。お風呂は午後9時半まで。


日付を超えるあたりまで営業していただけると落ち着けるのですが、18時ごろ出向して、まず食事だ!と、ベッド上段にこもっているぷくを促してレストランへ。

レストランは1540円のビュッフェ。





栄養学のえの字も知らない、素養のない二人の晩御飯です。


食後甲板に出ると、





結構な風。

お約束のように、船べりに行ってみるぷく。

落ちなくて、また、何も落とさなくてよかったのですが。

こんな航路で鹿児島へ向かいます。


太平洋に出てからはそれなりに揺れましたが、幸い、船酔いはしませんでした。


浴室はシャワーもあり、普通の銭湯のようです。鍵付きのロッカーは、100円が戻ってくるタイプ。100円玉がないとだめです。


入浴を終えて、二人で船内を歩いていると、ゲームコーナーがあり、UFOキャッチャーもあったので立ち寄ると、なんと、メダル販売機が。


ぷくは、さんふらわあ号乗船記念メダルをゲットしご機嫌。事前のルート調査で、メダルのある場所を調べていたようなのですが、ここは予想外だったそうです。


部屋に戻ったのは、8時前だったと思うのですが、お父ちゃんはへとへとで、この時点で布団に潜り込みました。

ぷくも、仕方なく「寝られるわけないじゃないか」といいつつ布団に潜り込み、たぶん、お父ちゃんより先に寝入りました。


お父ちゃんは、昼間の汗を補充するように水分を取ったのがたたって、また、冷房が結構しっかり聞いていたこともあって、数時間おきにトイレ。


書き忘れましたが、汚れたタオル類を洗いたかったので、船の案内書で尋ねたところ、コインランドリーは長距離トラックの運転手さん用にしか準備していないとのこと。仕方なく、洗面所で洗って部屋干ししていました。

タオルとポロシャツ、朝までには何とか乾きました。



翌朝、船はもう鹿児島へ近づいております。

朝食を取りにレストランへ。朝もビュッフェ、一人620円。





食べ終わるともう下船の準備をしなくてはいけません。


ぷくと、1週間くらい乗りたいなーと話していたのですが、障碍者トイレのしようが今一つだったようで、

次はトイレ付きの部屋のほうがいい、という感想を聞きました。

障碍者トイレに一番近い部屋にしてもらったんだけど、やっぱり使い勝手というのは、それぞれあるようです。


移動手段の中で寝る、というのが初体験のぷく、楽しんでくれたようで、うれしかったです。

携帯も通じるようになり、下船です。

志布志港入港後、鹿児島中央駅まで、連絡バスがあります。約2時間の行程です。こちらも、キャンペーン中ということで無料。ありがたく載せていただきました。


このバスの中でいろいろあったのですが、これはまた次のお話です。
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