はるどんは、コーヒーがとても好きです。
お父ちゃんもコーヒーは好きですが、紅茶も、緑茶も、ほうじ茶も、まあ、お酒をほとんど飲まないこともあって、こういう方向が好き。
ああ、あと、パイナップルジュースも好き。
それはそれとして。
コーヒー豆を挽いてもらって帰っても、水出しコーヒーの道具しかなくて、ドリップできなかったのね。あと、サイフォンはあるんだけども。
一包ずつ包装してあるコーヒードリップタイプも、買ってきたら、あっという間になくなるのですよ。
で、インスタントコーヒーも買ってきたり、ドリップの道具を、一番安いやつを買って、紙フィルターで飲めるようにしておりました。
が、あまりにも減り方が早い。
はるどんが、台所で何やらやっているので、お母ちゃんが、
「コーヒー飲みすぎじゃない? 豆がなくなったら、お父ちゃんに話して買ってきてもらわないと」というと、
「あ、これは、インスタントだから大丈夫。」
それを聞いた妻は、「節約しているのね!」と声を掛けたら、
「これは、ぷくの」
「淹れてあげてるのね。やさしいね。」
「私のはドリップする」
というやりとりが。
晩御飯のときに、このやり取りがやり玉に挙がったのですが、はるどんは、いつものように、
「ちがうんよ」
と。
「お手軽さが違うんよ」
と。まあ、そうだろうけどな。