AWA@TELL まいにち

南山大学で、日本語教育に携わる人材の養成を行っています。ホームページも是非ご覧ください。

「日本語教育実習Ⅱ」と打ち合わせ

2008年04月09日 | どーでもいいこと
こちらに移って初めての授業がありました。3年生対象の必修科目「日本語教育実習Ⅱ」です。僕が学部生のときには、この実習以外、日本語教育の経験を積む場所がなくて、さびしかった思い出があります。今、日本語教育コースに所属している学生は、必修として2年の後期と3年の前期に実習という名のついた授業があり、希望する学生は4年生でも実習の機会があります。また、ボランティア活動になりますが、週末に地域の外国人対象の日本語教室を運営していたり、外国籍児童のいる学校にお邪魔してかがい補講を行っているようです。まだ実際に見ていないので、「ようです」なんて書きましたが、いろんな機会があります。うらやましい。

今日は受講する学生に、授業の進め方を説明し、グループ分けを行いました。
実習に来てくれる留学生がまだ確定していないため、そちらの情報が出せませんでした。

ひとつお願いしたことがあります。

僕も引き継いで最初の授業ですから、気の回らないものがある可能性が大きいということで、気が付いたら、必ず伝えてほしいということです。教員と学生が協力して、より良い授業を作っていくため、それをお願いしました。

自分が教壇に立つとわかりますよ、きっと。学生の反応がないこと、質問も出ないこと、それで「わかってくれた」なんてとても思えないことが。

教員だけの努力ではいい授業ができません。
学生が反応を示しさえすれば、もう一つでも二つでも多くのことが話せると思います。

ほかの授業を取ろうとしている皆さんも、その辺は一つ、理解してください。

一方通行の授業なら、録音や録画を聞いたり見たりで十分ですからね。



さて、授業が終わってから、打ち合わせがありました。この「日本語教育実習Ⅱ」と「日本語教育演習1」の授業についてです。ともに留学生向けの実習ですから、どんな留学生が受講する予定なのか、それまでにどんな準備が必要なのか、そんな話を中心にこれまでの経緯や流れ、データなどを見せていただきました。

今、部屋に戻ってきて、その資料を見ながら、授業の計画を考えているところです。お茶を飲みながら、更新しています。

これが終わったら、あすの授業の準備です。

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