新幹線に乗る時は

新幹線に家族で乗る時は、指定席にするか、自由席にするか、大きな問題になります。指定席にすると、確実に席はあるのですが、そこに座らなければならないわけで、というか、そこにしか座れないわけで、子供たちが気分が悪いといっても横にするスペースというのは、基本的に無いわけですな。
自由席にすると、座れないかもというリスクがある一方で、空いてさえいれば少し余分に席を使って、子供を横にすることもできるわけで、毎回、頭を悩ませます。

名古屋に来てから、名古屋発、という新幹線もあって、それに乗ればまあ確実に座れるのですが、朝早いんですよねえ。
大阪博多間であれば、レールスターなどに乗って、個室を借りるということも、可能性としてはあるんですけど、新大阪での乗り換えということを考えると、どうしてものぞみになります。

今回の移動、岡山駅で新幹線を待っていたのですが、１号車の後ろ側乗降口に誰も並んでいなかったのです。７００系であれば、出入り口はあるんですけどね、５００系にはないわけです。でも、看板に５００系が来る時間がちゃんと書いてあるので、不思議でした。
おかげさまで、他の乗降口にはかなりの行列ができていたにもかかわらず、一番前に並ぶことができて、ちゃんと座れました。子供たちはまだ盆暮れの帰省ラッシュを経験していませんから、座れて当たり前、の世界なんですよね。

母と新幹線に乗ったのは、確か、大学進学が決まって下宿の準備をした帰りだったと思います。こんでましたよ、すごく。まだ食堂車があるころで、普通の座席に座れなかったから、食堂車に入って、とてもとても高い定食を食べた事を覚えています。早食いでしたが、このときばかりは母と一口を７０回以上噛もう、という話をしたように思います。食堂車もね、そういうお客さんがいっぱいで、なかなか席が空かないんですよ。懐かしいですね。

徳島にいるときはもっぱら飛行機が移動の手段でしたが、名古屋に移ってからは、新幹線がメインです。
ただ、子供たちが酔いやすくなってきたのが気になっています。
少しだけ鉄の入っているお父ちゃんとしては、子供たちと一緒に鉄道であっちこっち行きたいなと思っているのですが、そんな日が来るのでしょうか。

ブルートレインが次のダイヤ改正で消えるという話です。
寝台特急に乗っての旅行、子供たちとできるのかなあ。