AWA@TELL まいにち

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解剖学

2021年09月21日 | どーでもいいこと
はるどん、前期の山は「解剖学」だったか?

まあ、な、骨の名前やらなにやら必死に覚えてたもんな。

美術系だと重要なのね。

そういえば、と思い出す話。

中学校1年の時だったかな、人物画を書くという美術の授業のとき、先生が「服があると描きにくいだろうけど、その下にある体のラインを意識して」みたいな話をされたのだ。

ませた男子生徒の一部が、「先生、ヌードなら描きやすいと思います」と提案。

美術の先生は非常にまじめな顔で、

「確かに、ヌードを描くというのは重要だ」

と受け止め、しばらくして、

「肉も邪魔だからな、まず、骨格の絵を描くところから始めるか」

と美術準備室に入っていかれた。

結局、骨格を描くこともなく、淡々と友達の絵を描いたんだけど、まあ、荒れてた時代だったし、とあの時からしばらくは思ってたのよね。

大学に入ったころ、骨格から、というのがあながちでたらめではないという事を知って、あの先生、もしかしたら本当に骨格から描かせて指導したかったのかもしれない、とか思い始めた。

いや、ただ、そんな思い出。

お元気だろうか。好きな美術の先生だった。
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