AWA@TELL まいにち

南山大学で、日本語教育に携わる人材の養成を行っています。ホームページも是非ご覧ください。

愚痴ばっかりですが

2016年01月13日 | どーでもいいこと
計画を立てていくことを依頼されたのですが、

大学の名前を背負うものなのでいい加減なことはできないと思って、いろいろ考えて案を出してみたんですが、

もっと簡単にしては、というコメントをいただき、

簡単にしたら、大学の名前がつくものであるだけに、大学そのものの評価に響くのではないかと思い、

非常なジレンマに陥っています。


その企画、やりたくないわけじゃなくて、どっちかというと、ぜひ取り組みたい、と思うことなんですよ。

だから、いろいろ考えるのですが・・・


専門外の方から見ると、どっちでもいいだろう、ということも多いんでしょうね。

専門の人間が見ると、考えられない、ということがあって、どうしたものかと。


私個人の評価に響くだけなら何ともないのですが、

大学の名前を背負う企画なだけに、突っ張ったほうがいいのかなーとか、妥協して前に進めたほうがいいのかなーとか。


ああ、ますます、太ってしまう。



前にも書きましたが、小学校の算数教材を数学専攻の学生と日本語教育専攻の学生とが一緒に検討していた時のこと、

「たけしくんの前に10個のあめがあります。5人で同じ数ずつ分けると、一人いくつですか」

という文を易しくリライトしようとして、

「あめが10個あります。 5人で分けると、一人何個ですか」

と書いたら、数学の学生から「同じ数ずつという言葉がなければ割り算にならない」と猛抗議を受けました。


「ずつ」って言葉、言語によっては存在しないものもあるとかで、日本語教育の視点からいえば、外せるなら外したかったのですが、「割り算にならない」とまで言われては、とみんなで考えました。



専門性というのは、時に他者から見ると、?なこだわりになるのかもしれません。

撮り鉄の方たちが、「この位置から」とこだわるのも、わかる気がします。




さて、締め切りも近く、どうしたものか。
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