AWA@TELL まいにち

南山大学で、日本語教育に携わる人材の養成を行っています。ホームページも是非ご覧ください。

後輩がやってきて

2011年05月08日 | 日本語教育
長崎大学留学生センターで日本語教育に携わっている夛田先生がおいでになりました。

私が愛教大の4年だった時の1年生だった・・・のですが、学生時代の記憶はあまりなく…

夛田先生は、私が広島大学の博士課程に在籍していた時、広島大学の大学院にもおいでになったのですが、こちらでも会う機会がなく、久しぶりに会うというか、初めてゆっくりおしゃべりをするというのか、そんな時間でした。

お昼ご飯を生協でご一緒して、そのあとは立て続けに授業だったので、授業が終わるまで待っていてくださり、そのあと、またおしゃべりしました。

留学生センターの大変さは、私が徳島大学で働いていた時よりも増しているようです。

体壊さないといいけどな。

とはいえ、同じ日本語教育の話題で盛り上がりました。

彼女の同期の男性は、学会であったり、愛教大の学生の授業見学に協力していただいたりで、ずいぶん助けていただいています。


そうそう。

中級の教案指導を受けに来た学生さんがいたので、一緒に見ていただきました。

終了後、「考えさせなきゃいけないから、答えが言えないですよね。」と、こちらの悩みをズバリと指摘されました。

そうなんですよね。

教案指導、何もかも僕が話してしまえば、それは僕の教案であって、学生さんの教案ではない。

日本語の授業、プロのする授業をどれだけ見たことがあるのか、とても心配しています。

ボランティア教室の先生方の授業を見るのも無駄ではありませんが、プロのする授業をたくさん見てほしいなあと思っています。

学校の先生の授業は、自分が学習者となって大学に入るまで12年間見てきたでしょう?

教育実習に行けば、やはり何時間も授業観察をするわけですよ。

日本語の授業はどうですか?

僕が赴任してからの日本語教授法や実習の授業では、授業の見学に行くようにと話しています。

でも、あんまり行ってないみたい。それがとてもとても残念です。

僕は、大学3年の時から卒業まで、お願いして、日本語の授業を見せていただいていました。

基本的に知らないのですから、たくさん見て、知ることから始めないと。



プロの先生と、ざっくばらんにお話しできたので、いろんなことを思いました。

学生さんにもっと強く授業観察を進めたほうがいいのでしょうか。

悩ましいところです。
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2 コメント

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授業見学 (なかもと)
2011-05-11 09:29:45
お久しぶりです。
マニラで毎日ばたばた走り回っています。
講師として働くようになったら、当然のようにベテランの先生と同じ仕事を要求されます。経験がないから、は理由になりません。授業を見せるのに慎重な先生もいらっしゃいます。学生のうちだけかな~甘えらろるのは、と思います。
もっと見学させてもらえばよかったと思います。学生さんにもっと勧めてください。
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そうだよねえ (管理人)
2011-05-11 17:30:50
Facebookで写真見てますよ。楽しそうですよね。元気なのがわかってうれしいです。

そうですよね、もっと勧めるべきでしょうね。

でも「やらされてる」と思っているうちは、たいして勉強にならないだろうなあ。
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