歩きをしていると、近くの小さな里山の木々に微かに変化が感じられる
木々の梢や周りの空間が明るくなり芽吹きを促すような声が聞こえる
何時も気にしている名も判らない木に花芽なのか、葉芽なのか、赤く芽吹き始めているのかな
が、小鳥さんが一羽止まっているようだ、と撮ってみた、じっと見ていてもキョロキョロしない
飛立たない、変だなあ、と思ったが小鳥の形をした巣のようだな
日々の歩きは自然の植物たちのわずかな変化に、気づき、を齎してそれがそのままぼくの人生に
豊かな生命の息吹を吹き込んで、いま、ここに、生きている、ことを実感させてくれる




