枯れ葉の落ちる音をリアルに聞きながら、年末のお墓のお掃除をする。
回りのほとんどのお墓が新たな場所に引っ越しされて、目印に古い墓石が横になっている。
「空き墓」だらけのご先祖様の眠る?集落の墓地は、完全に貸し切り状態であります。
鬱蒼と茂る木々の下。掘り起こされた墓穴は、大量の枯れ葉に覆われている。時折、風の音がする。
足元を確かめながら、枝を地面に突き刺し、少しずつ移動する。ガサッガサッ。
昼間でも薄暗い場所。
そっと 後ろを振り向く。
「幽霊」は、いない。
「気配」も、しない。
ここには、何も存在しないのではないか?
空き家だらけの集落から、気配が消えるみたいに、古い墓地も同じように、魂?が浄化して、その場所にはいないのではないか?
いないのだとすれば、私は葉っぱをかき集めては捨てる!?無駄な行為を唯、繰り返しているだけではないか?
もう一度、振り向く。
「幽霊」も「人間」も いない。
人がいないのに、公共工事だけは 何気に増えている。
「村」が存在していた頃の「村長」さんと、「村会議員」さんを、ふと思い出した。
村会議員にも、野党と与党があって、何かにつけて小競り合いをしていた。
与党の数で余裕で有利だった村長さんは、野党議員さんが
「くそごじゃすなよ!!」
と詰め寄っても、
その村長さんは、鼻で笑っていた。※故人ではありません。あしからず。
今の国会が、まさにあの時の景色と同じだ。
私は評論家では御座いませんが、今の私物化された国を変えるのは、
野党の国会議員様のチカラでは、到底無理だと思います。
若者達よっ!
真剣に真剣にこの国の未来を考えて。
誰か一言発信してみて。
毎日を普通に働いて、家賃と格闘している、若者達よっ!
今流行りの SNSで呟いて。
「総○大臣、ヤバくね!?」
もしくは、
「税金遣ってるんだからぁ、説明くらいしてって話ぃ~」
もしくは、
「○党、使えなくない」
貧相な毎日の先に、更に厳しい未来が待っている。
大都市一極集中の今。地方の若者は(※契約職員、アルバイト) 食べるだけで精一杯な筈だ。
貧相は犯罪の芽を生み、メディアは視聴率の狙える話題のみを形成し流す。生活に困窮されない方々が
如何にも同感しますみたいに、共感したそぶりで 頷く。
報道の中には、虚像もあると言うこと。
民主主義はもう、崩れているのだ。
20時頃に、夜空を物凄い爆音が鳴り響く。
「何~?地鳴りか!!」
爆音は数秒続き、遠ざかる。
あちらのお国の低空飛行訓練の、ルートになっているんですね!?
この爆音は、いきなりだから、めちゃくちゃ心臓に悪い。
「本日、20時頃、低空飛行訓練があります。ご注意下さい」
なんて、事前に放送もされない。
一般人には、護衛は付かない。私達は自分で自分を守るしかない。
何が言いたかったのか、理解しがたい本日の呟き。
とりあえず、寒くなりました。皆様、変わらない毎日を、それなりにお勤め下さい。
私も変えられない毎日の中で、代えられないモノを大切にして、中途半端な貧困と闘いますっ。
草 々