奥祖谷夏点描 2010年06月24日 | Weblog 夏草や茅葺き廃家道途切る 久保集落最上に近いところに静寂に包まれて、寂しく建っている茅葺き廃家 何時帰るとも知れずに何十年か前に故郷を後にしたこの家の住人は、いま何処。 ある日、突然この家を出なければならなくなったのか、なぜ故郷を捨てたのか よっぽど悲しい出来事に遭われたのであろう、近くに住む肉親の老婦は、出てから 一度も音沙汰が無い、生きているなら、元気で居ると電話の一本も欲しいと 嘆く事しきりであった。 廃家の周辺ではアサギマダラの蝶がしきりに花の蜜を吸っていた、何も変わらず 時は過ぎて行き、やがては茅葺きも崩れてゆくのであろうか。 « 奥祖谷夏点描 | トップ | 奥祖谷夏点描 »
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