うっすらと、色付き始めました、祖谷の山々です。
『この感じだと、紅葉は25日が、ピークでしょうねえ!』
と言っているのは、ワタシなので、まに受けないで下さいね。
ワタシ、オオボラを吹けますから!
祖谷の山は、杉の木が多くて、景色がつまらない~
なんて、言う観光客の方々もいらっしゃいますが、
これには、深ーい訳が、あるのです。
祖谷の山々は、急傾斜地です。
という事は、水はけが良い!
霧が深い!湿気もある。条件的に言う事なし!
この条件を、利用して、造林業を発展させて、村人みんなで、
《脱・貧困》
と言う、造林熱フィーバーが、起こったのが、昭和30年以降~。
杉、桧の植林に、苗代の補助金が、出たのです。
そして、一生懸命、間伐したり、枝打ちしたりしながら、コツコツと農業、
土木業で、生計をたてていた…
《木は必ず儲かる》
《木は必ず銭になる》
そのうちに、人口は減少し、
木材事情もかわり、
今の、お年寄りに言わせれば、
《大根一本の方が、杉の木より高い~》
と言う事でしょうが、ワタシは、一本千円もする、大根は食った事がないので、
事実は、わかりませんっ!
観光客の皆様方が、何気な~く見ている、高い山々の、杉の木には、
《脱・貧困》を願った、昔の人々の、夢と希望が、詰まっていたのです。
あの高い山々まで、苗の束を、背負いながら、登り、
開拓をして、植林をして、ヘトヘトになりながら、山里に下り、
釜で飯を炊き、厳しい生活をしてきた、
婆さん、爺さんの苦労が、詰まっているのですよ!
ねっ、ねっ、
そんな事を、知ったら、祖谷の山々の、紅葉をジャマしているような杉の木の見方も
少しは解って頂けたでしょ!
杉の木は、紅葉の引き立て役!
世の中は、ブサイクがいるから、綺麗に見える?人がいる?
みたいな…
その、ブサイクも、超ブサイクの中では、
やや綺麗?に見えたり、
じゃあ、じゃあ、、
超ブサイクは、どうすればいいの?
心配しないでね!
何も心配しないでね!
ワタシは、
ここにいます!
特に、何も、変わりません…
で、なんで、
ワタシが、植林の苦労話を、知っているか?って。
知りたい方々は、脚本バージョンで下記を、お読み下さい。
菜菜子は
八年前、娘達に何かを遺したく、親戚の叔母さんから、山を購入した。
菜菜子の、悲劇は、
八年前に、叔母さんが、耳が遠くなっているという、身体把握を
予測していなかった事だった。
八年前の、会話。
「オバヤンっ♪木を植えとる山って~どの山~♪この山って
杉の木う・え・と・ん♪?」
図面を指指す、菜菜子。
在所の山の、場所を確認する、菜菜子。
図面を見る?叔母
『ようえ~杉か~そりゃあ、植えたわ~あずったわの~儲かるって
言われて、あずって植えたわの~』
しばし、
続く 植林苦労体験…
図面に、二カ所、
丸印を付け、喜ぶ菜菜子
数日して、司法書士を尋ね、
全ての手続きを、済ませた、意気揚々の菜菜子♪
ある日、娘達に、遺言する、菜菜子。
『この山は、今はお母さんの名義だけど、将来は仲良く、一つずつ、分けなさいよ!』
頷く、双子達…
カッチョエエ~
めちゃくちゃ、
エエ、親じゃん!
あれから、
八年。
あれから、
八年。
叔母さんは、88歳に成長し、
お婆さんになった…
『ヴヴ~ヴヴ~』
と言いながら、
動作をする、宇宙人になった!
そんな、叔母さんを、高知まで車で、迎えに行った、帰り道…
後部座席で、足を組んで、座っている、叔母さんと、何気なく、交わした、山の話…
ワタシは、後部座席に向けて、大きな声で、話しかけた~
「あの山の、杉の木も、大きくなっただろうなあ~~見て見たいけど
三時間かけて、知らん山道、よういかんわ~~」
ハンドル捌き上々♪
気分は 絶好調♪
バンバン、走るよ♪
祖谷街道♪
『ようえ~?菅〇の山か~?』
「うんっ♪前に売って貰った山よぉ~♪」
ルームミラーで、
叔母さんを、チラ見した…
叔母さん、太ももを、ボリボリと掻きながら、ぽつりと言った…
『あの山には ナンチャア、植わってないわの‐‐‐』
「ウェエー?ナンチャアって?木、杉の木、植えたって、言よったでぇ~!!!」
思わず、車を止めた、菜菜子!
『知らんぞ~言うたか~そりゃあ、植えてないんじゃけん
ナンチャア、太ってないわの~~ただのハゲ山じゃわ~』
膝も ボリボリ‐‐‐
遺言訂正!
《山は、なぜか、一つになりました…… 一つの山には、杉と桧が、植えているかも?知れません…
仲良く、数本ずつ、分けて下さい。
出来れば、鹿さん達の、駆け込み山にしてあげて下さい。
行く場所が、なくて、道路を、斜めに、走ってました…
必死なお顔でした…
ゴメンね。財産遺せなくて…
誰も、悪くないのだよ!補聴器が、なかっただけの事…
道端に落ちていた、丸い金属を、五百円玉とマツガエテ、
必死で屈み込んで拾った、母より
最愛の娘達へ 草々
『この感じだと、紅葉は25日が、ピークでしょうねえ!』
と言っているのは、ワタシなので、まに受けないで下さいね。
ワタシ、オオボラを吹けますから!
祖谷の山は、杉の木が多くて、景色がつまらない~
なんて、言う観光客の方々もいらっしゃいますが、
これには、深ーい訳が、あるのです。
祖谷の山々は、急傾斜地です。
という事は、水はけが良い!
霧が深い!湿気もある。条件的に言う事なし!
この条件を、利用して、造林業を発展させて、村人みんなで、
《脱・貧困》
と言う、造林熱フィーバーが、起こったのが、昭和30年以降~。
杉、桧の植林に、苗代の補助金が、出たのです。
そして、一生懸命、間伐したり、枝打ちしたりしながら、コツコツと農業、
土木業で、生計をたてていた…
《木は必ず儲かる》
《木は必ず銭になる》
そのうちに、人口は減少し、
木材事情もかわり、
今の、お年寄りに言わせれば、
《大根一本の方が、杉の木より高い~》
と言う事でしょうが、ワタシは、一本千円もする、大根は食った事がないので、
事実は、わかりませんっ!
観光客の皆様方が、何気な~く見ている、高い山々の、杉の木には、
《脱・貧困》を願った、昔の人々の、夢と希望が、詰まっていたのです。
あの高い山々まで、苗の束を、背負いながら、登り、
開拓をして、植林をして、ヘトヘトになりながら、山里に下り、
釜で飯を炊き、厳しい生活をしてきた、
婆さん、爺さんの苦労が、詰まっているのですよ!
ねっ、ねっ、
そんな事を、知ったら、祖谷の山々の、紅葉をジャマしているような杉の木の見方も
少しは解って頂けたでしょ!
杉の木は、紅葉の引き立て役!
世の中は、ブサイクがいるから、綺麗に見える?人がいる?
みたいな…
その、ブサイクも、超ブサイクの中では、
やや綺麗?に見えたり、
じゃあ、じゃあ、、
超ブサイクは、どうすればいいの?
心配しないでね!
何も心配しないでね!
ワタシは、
ここにいます!
特に、何も、変わりません…
で、なんで、
ワタシが、植林の苦労話を、知っているか?って。
知りたい方々は、脚本バージョンで下記を、お読み下さい。
菜菜子は
八年前、娘達に何かを遺したく、親戚の叔母さんから、山を購入した。
菜菜子の、悲劇は、
八年前に、叔母さんが、耳が遠くなっているという、身体把握を
予測していなかった事だった。
八年前の、会話。
「オバヤンっ♪木を植えとる山って~どの山~♪この山って
杉の木う・え・と・ん♪?」
図面を指指す、菜菜子。
在所の山の、場所を確認する、菜菜子。
図面を見る?叔母
『ようえ~杉か~そりゃあ、植えたわ~あずったわの~儲かるって
言われて、あずって植えたわの~』
しばし、
続く 植林苦労体験…
図面に、二カ所、
丸印を付け、喜ぶ菜菜子
数日して、司法書士を尋ね、
全ての手続きを、済ませた、意気揚々の菜菜子♪
ある日、娘達に、遺言する、菜菜子。
『この山は、今はお母さんの名義だけど、将来は仲良く、一つずつ、分けなさいよ!』
頷く、双子達…
カッチョエエ~
めちゃくちゃ、
エエ、親じゃん!
あれから、
八年。
あれから、
八年。
叔母さんは、88歳に成長し、
お婆さんになった…
『ヴヴ~ヴヴ~』
と言いながら、
動作をする、宇宙人になった!
そんな、叔母さんを、高知まで車で、迎えに行った、帰り道…
後部座席で、足を組んで、座っている、叔母さんと、何気なく、交わした、山の話…
ワタシは、後部座席に向けて、大きな声で、話しかけた~
「あの山の、杉の木も、大きくなっただろうなあ~~見て見たいけど
三時間かけて、知らん山道、よういかんわ~~」
ハンドル捌き上々♪
気分は 絶好調♪
バンバン、走るよ♪
祖谷街道♪
『ようえ~?菅〇の山か~?』
「うんっ♪前に売って貰った山よぉ~♪」
ルームミラーで、
叔母さんを、チラ見した…
叔母さん、太ももを、ボリボリと掻きながら、ぽつりと言った…
『あの山には ナンチャア、植わってないわの‐‐‐』
「ウェエー?ナンチャアって?木、杉の木、植えたって、言よったでぇ~!!!」
思わず、車を止めた、菜菜子!
『知らんぞ~言うたか~そりゃあ、植えてないんじゃけん
ナンチャア、太ってないわの~~ただのハゲ山じゃわ~』
膝も ボリボリ‐‐‐
遺言訂正!
《山は、なぜか、一つになりました…… 一つの山には、杉と桧が、植えているかも?知れません…
仲良く、数本ずつ、分けて下さい。
出来れば、鹿さん達の、駆け込み山にしてあげて下さい。
行く場所が、なくて、道路を、斜めに、走ってました…
必死なお顔でした…
ゴメンね。財産遺せなくて…
誰も、悪くないのだよ!補聴器が、なかっただけの事…
道端に落ちていた、丸い金属を、五百円玉とマツガエテ、
必死で屈み込んで拾った、母より
最愛の娘達へ 草々
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