8月14日、祖谷地方。
山の中腹にある、お堂で、集落の人々によって、送り火の風習がある。
前日の朝から、集落の人々がお堂に集まり、準備にとりかかる
《松結わえ》と言うが、松の木も少なくなり、代わりに桧の枝が、代用されるようになった。
ミツマタの乾燥させたものと、桧の枝を二十センチくらいに切り、長い藁で 結んでいく。
結んだ百八本が一年分。家によっては二年、三年分。
集落のほとんどの人々が、その準備にお堂に集まる。
来ない人は、毎年決まっている。
私は、この日は、一ヶ月前から、連休の休みを頂いていた。
無理をお願いしたあとは、激務が待っているが、私は「仏様」の魂に添うことを、選んだ。
見えないことの中に、尊いものがある。私はそう信じている。
真面目に 書いておりましたら…
眠たくなってきたので、本人は 寝ます。
草 々
※
二女が、
お墓参りに行きながら、農道を走りながら、ぽつりと言った。
「墓 … ばっかり」
そして
全く 関係ないことを、つらつらと、聞いてきた
……
……
「母ちゃん…キレンゲショウマって…
……寒い山で咲くんだろ……ほんならぁ…家の冷蔵庫の中でも ええんじゃないん~~♪」
高山植物愛好家の皆様。すんませ~ん。
産んだのは、ワタシです~
育てたのも、ワタシでありんす。
ごめんなさ~~い
明日に続く



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