30坪+20坪の菜園

BIG FARMの農事日誌です。

外観が完成近くの姿に、建て替え進捗状況

2010-10-12 | その他

寓居暮らしも早や4カ月半が過ぎた。ここにきて家の建て替え工事は急ピッチだ。内も外も家の形になってきた。それもそうだ。11月下旬までには「新居」に引っ越しできる予定なのだから。

家の建て替えの手配は、初めからすべてかみさんが仕切っている。家の建て替えをしようと言い出したのはかみさんのほうで、私は消極的だった。そんないきさつもあってか、私は傍観者で、かみさんから見ればまったくの役立たずだろう。すべてかみさんに任せっ切りだから、近くに寓居を構えながらも、用事がなければ工事中の家に足を向けることはあまりない。

一昨日のこと。内部を見たいという夫婦がやってきて案内した。この2人は一年ほど前に無垢材の家にこだわって建て替えたばかり。かみさんはこの家を見て気に入り、同じ工務店に決めた。この夫婦はその経験に基づいて、間取りから、材料、工務店との交渉まですべてにわたりなにかと知恵を貸してくれ面倒を見てくれる。たびたび来ては見て、アドバイスしてくれるからありがたい。

私が内部を見るのは先月の20日以来になる。窓が入り、屋根が瓦で葺かれ、外壁の一部が張られた。外観も完成の姿になりつつある。

外壁をなに色にするのかが迷った。小さなサンプルから選ぶのだが、この色が壁面全体に張られたときどんな色合いになるのかまったく想像できない。だれもが迷うという。どうしても慎重になってしまう。一か八か、そんな感じで決めたのだが、この日は一階部分にそれが張られていた。「いい感じじゃないですか」というのだが、私のイメージとほんの少しばかり微妙に違う。まあこんなところだろう、あとは見慣れることだなと眺めている。


中に入ると1階の天井板が張られていた。これはサワラを使っている。「サワラ」というのは「椹」と書く。南アルプスの登山基地に「椹島」という地名がある。サワラはヒノキの仲間だ。その香りは、ヒノキと比べたら鼻を近づけないとわからないほど控えめだが、私の好みに合う。

行くたびにいろいろな無垢材が香りを放つ。それに包まれるのはなんともいい気分だ。この香りも年月がたつとしだいに消えていくというから、いまが嗅ぎ時なのかもしれない。

1階の日本間も、それらしくなってきた。「真壁」のヒノキの柱の肌が美しいなと思った。

家が新しくなった。さらに車も買い替えた。すべてが新品になるのだが、そこに住むことになる、かみさんも私も中古品というのがなんとも面映ゆい。

ブログのネタに、家の建て替えについて、苦労したこと、注意したことなどをこと細かく記録するのもいいかなと考えていたのだが、対応が遅れた。せっかくのネタを逃してしまったのだが、これまでに書いたことを取り出してみた。

5月27日 
この家ともおさらばだ

8月12日 建て前を迎えた家づくり

9月22日 木の香りに包まれて


 


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする