11月18日収穫の黄大豆を煮豆に(上)
同日に、はからずも青大豆のひたし豆が到来(下)
11月18日に黄大豆を収穫した。すぐに煮豆にした。
大豆を煮ていると、3つの疑問がわいてきた。
1つ目は、大豆は煮るというのか、それとも茹でるというのか。以前から気になっていたが、ろくに調べもしないまま適当に使っていた。今回ネットで、煮ると茹でるの違いを調べてみた。線引きがわかったようなわからないような、とても微妙だ。
そばは茹でる、ホウレンソウは茹でる。魚は煮る。豆はというと、ふだんは豆を煮るといっている。わたくしの場合、豆を茹でるとは言わない。
2つ目は、煮るとどうして白い泡が次々とあふれ出てくるのか。これは食べていいものなのか。すくい取るのがまにあわないくらい出てくる。アクだと思っているから、汁をかえないでそのまま煮ている。これもついでにネットで調べてみるとわかったようなわからないような。
3つ目は、未成熟な豆は、例えばエダマメを見てもわかるように形は楕円だ。それが莢を乾燥させて大豆にするとまん丸になる。これを水に戻すとまた楕円形に戻る。なぜか。これもわかったようなわからないような。
3つの疑問がわからないままだ。あしたには白い骨となっていてもおかしくない年齢なのに、わからないことばかり。あたりまえとはいえばそれまでなのだが・・・。
35年におよぶ家庭菜園で、エダマメは毎年つくるが大豆は昨年はじめてつくった。エダマメを多く作りすぎて一部をそのまま放置して大豆にした。これがうまかった。気をよくして6月には知り合いの農家から大豆のタネを分けてもらい、栽培を始めたがこれが見事に失敗。エダマメと同じ株間にしたのがいけなかったらしい。狭かったのである。生育はかなりいいのだが、莢にまったく実が入らなかった。
ことしは、株間40センチにした。それでも狭いほど。ことしはほどほどに実が入っている。待ちきれなくて一部を収穫し、200グラムを煮豆にした。煮豆は好物で、酒のつまみになる。
煮豆を作ったその日に青大豆のひたし豆が届いた。はからずもといいたいところだが重なることはよくあることだ。さっそく黄大豆と青大豆の両方をつまみながらの晩酌となった。
エダマメと違って大豆は収穫まで長い。来年からさらに菜園を縮小するため、大豆づくりにあてるスペースがない。大豆を作るのはことしかぎりになりそうだ。