■きのう流しのパイプが外れてツウに応急で直してもらったが流し台自体がぐらぐらなので守衛のタウに見てもらい明日直してもらうことになった。そのタウもタンタンと交代のときひどい口げんかをしていてこころなしか落ち込んだ様子。そういえばこの前道でグラブの運転手が殴り合いのけんかをしていた。周りがとめていたが当人は血まみれで、止められた直後、バイクですぐ追いかけていったから、、どうなったか知らないが結構は激しいなぁ、、。
久しぶりにロボットのオシン(こう呼ぶことにした)に掃除させて敷きっぱなしのマットレスをベランダで干して(このベランダがまたひどく汚れていたが)シーツと毛布を洗濯しようとランドリーに持っていく。今日は日曜でいつも行く店は閉まっていた。帰ろうとすると、屋台のトンがちょっと待てという。彼に連れられて別の店に行く。ここも洗濯屋だったのか、いつもとおり過ごして気づかなかった。戸は閉まっていたがトンが店の人を呼び出し洗濯を頼んだ。
トンから電話があり、階下に下りてトンと洗濯物を受け取りに店に行く。洗いだけで25Kd。乾燥まですると40Kらしい。タウも出てきて、トンの屋台の裏、SOS(大きな孤児支援施設)の中庭のフェンスにかけて干しておけという。そして、乾くまでの間、いつもように屋台で、、。
このところ連日チャン.レオ(50Kd)を飲まされる。破格に高いが確かにうまい。他に飲む人はいなくて、もしかすると僕だけの特別仕様かもしれない。濃い黄色のジュースでつぶした実と種がゼリー状になって「蛙(おたまじゃくし)のたまごみたい」というと笑っていた。僕の序列で言うと、1番チャン・レオ、2番ヌク・サウ、3番ヌク・ミア(サトウキビジュース)4番熱いお茶(タイグエン産)ということになる。正直いうと僕はベトナムの食事はうまいと思ったことがない。鯵の塩焼きのほうが全然おいしいじゃないか、、と思うが果物と飲み物はおいしい。果物は日本産が品種改良されていてずっとうまいが、日本にないバイやドラゴンフルーツ、ニョム・ニョム、マンゴスチンなど、いろいろある。飲み物は上記のとおりだが、、もしかすると僕の味覚が少しベトナム化してきたかもしれない。こちらの人は日本食のこれがおいしいよ!と誘っても決して食べようとしない。「どれどれ、、」と言ってあそこがおいしいだのどうのこうのいう文化がないのだと思う。来日して日本食が大好きになったベトナムが多いのはそういうことだ。今、普通に草や虫を食べるようになってようやく「飽食の時代」に気づく、、みたいな。
洗濯物も乾いたので部屋に引き上げる。その晩、タウが2人の女性を連れて部屋に来た。同じ5階の入居者フエンさんとトゥイさん。フエンさんは英語が勉強したいので会話の練習に付き合って欲しいとのこと。じゃあ夕方7時すぎに、、ということになった。部屋をきれいに掃除したところでよかった。