くまぐー日記

くまさんの電脳室リポート

オーバーステイの末に

2020年01月21日 | Weblog
■同宿の南アフリカ人はハノイで2年英語を教えていてここに2週過ごす予定だそうだ。
 1人日本人女性がいた。50歳過ぎだとはとても見えない若い感じだが2年間東南アジアを1人でまわっているという。日本人だと知って悩みがあるので聞いてもらいたいという。なんとオーバーステイで盗難にあって帰るお金がなく大使館を通じて日本の家族と連絡中だという。
 ベトナムでもオーバーステイで、、カンボジアで働いたが安くてやっていけず、ネットで在宅勤務もやってるが不安定で、、若い時NYで1年ほど過ごして英語ができるというが、なにかおかしい。認知症のお母さんに成年後見がついているという話をきいて、ハーンと思い当たった。そうだ、こういう人がいるんだ。海外でぶらぶらして不法滞在で送還されるような人だ。親戚の中で唯一受け入れをOKしている神経症の兄とうまくコミュニケーションがとれないという。もしアドバイスするならどういうことを言うべきか考えていた。
 夕食に誘って話を聞いてみた。やはり思った通り娘1人兄2人兄弟でぶらぶらした娘に母がいくらでもお金をつぎ込むのを嫌って兄が成年後見をつけているようだ。本人は女性ながら土木工学を専攻した技師でオートキャドも使えるし構造計算もできるが高齢で職がなく、開発途上国の建設現場ならとおもって東南アジアに来てみたそうだ。友人もなく、自分が他人からどう思われているかが分からない、という。目が悪くコンタクトも合わなくてよく見えないし海外で治療をする方法を知らない。
以前神経障害に悩んでいたがこちらに来て楽になったそうだ。明日出発予定のバンコクについて聞いてみると実によく知っている。
 日本の不法滞在者は大きな収容施設があり医療設備も整っているがラオにそんなものはない。日本までの渡航費を親戚の人が送ってくれるまでこの安ホステル(1日400円で朝食付き)で暮らすしかない。今迄いろいろ宿に泊まり追い出されて、、。
兄弟は誰もe-mailが使えず、スカイプも使えず、電話は高いので手紙を書いて送ったそうだ。ベトナムでも郵便は2週間ほどはかかるというのに、、。
 物を取られしつこくつき付きまとわれたという経験だけで、ラオが大嫌いで日本に帰りたいというので、 僕からのアドバイスはしなかった。
 
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初日からトラブル

2020年01月20日 | Weblog
■最初からトラぶる。早朝カウチャオの入管で出国を拒否される。どうもオーバーステイのビザの期間にベトナムにいたという記録がないということらしい。ビザ更新を終えてオーバーステイの罰金も支払い済みだと言っても聞かない。前回ここで賄賂50ドルを払って通してもらったと同じ様相を呈してきたが今度は1日5ドルの1か月分を払えということらしい。やむを得ず賄賂を払うことにした。25日分で125ドルだが、旅行者は皆いなくなってから100ドル札を渡し、ベトナムドンでいくらかときくから2チュウだというとスタンプををしてくれた。
 時間がかかった上に外は霧がひどく方向がわからない。ラオ事務所はどこだ?出口どこだ?と走り回って出国手続きを終えた時にはもうバスは出発してしまっていた。
 入管職員が次にくるビエンチャン行きのバスを止めてくれたので乗り込む。ラッキーだったのはバスを離れるとき荷物検査のことが頭をよぎったので荷物を持ってでたことだ。荷物がバスに置き去りだとえらいことになったはず。
 その韓国語表示のバスには客が少なく、旅行者は乗ってなかった。またも賄賂トラブルに直面したことにより車中ずっと社会主義国の賄賂問題について考えていた。その若い職員は質問を携帯に英語で打ち込み迅速に処理していて優秀だろうと思うけどこんな山の中で安い給料でつまらない仕事に集中するには何か難癖をつけて賄賂をとることでもしないと仕事に集中できないだろう。逆に言えば賄賂があるから仕事の精度が維持されている。国が貧しい時そのつけを外国人旅行者にも振られてると理解するといいだろうか。富裕層にとってはお金でなんとでもなる世界は得難い。貧富差が激しい社会にとって賄賂というのは貧者、富者双方に利益がある。貧しい国の公務官僚の食い扶持を社会の外に転換するシステム、、、。法治主義が不完全。法律を守れば自分の利益を守れるという社会のありがたさはまだこの国では程遠いということだろうか?ベトナム人は規則を守らないというとすればこういうことなんだろうか?
 ヴィエンチャン着が4時ごろで時間があるのでバスステーションのATMでkipを引き出しバスで1時間かけてシティセンターまで行って(40円)バンコク行きバス時間をチェックしてトクトクでホステルまで(400円で5分)行く。
 久しぶりのバックパッカーズホステル。受付の彼しかいない。スタッフ皆ベトナムのテトで帰ったいるみたいだ。
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出発前夜。

2020年01月19日 | Weblog
■バス60Aでヌックウガㇺ・ステーションまで渋滞のせいか時間がかかり、到着は出発30分前の5時半。窓口であのおばさんがすぐに切符を売ってくれて(2500円)バスに乗る。さて、ホステルに予約を入れようとするがネットがつながらない。仕方ない、直接いこうか。バックパッカーズホステルはなじみのベトナム人経営のホステル。確かここでミャンマー行きバス予約ができたはずだが、、。
 夜中になって、iPhoneが繋がった。電波の強いところらしい。早速、ホステルに予約を入れる。このバス、若い欧米の外国人が多くにぎやか。
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旅行準備・4か国バス旅行

2020年01月18日 | Weblog
■やっと授業が終わったので旅の準備を始める。まず目的はミャンマーなので観光ビザのeビザを申請しようとすると写真を2M以内でネットにアップしろとある。さてどうしたものか?ヴィエンチャンのミャンマー大使館で申請してもいいがきっとちゃんと写した写真をアップすれば使えるのだろうがそんな写真はない。そこで手元の写真をiPhoneで写してレタッチソフトで枠で切り取ったgifファイルを作ろうと思った。昔の僕なら訳もないことだがこのウインドウ10のベトナム語版ではOS操作からして全くの初体験で見当がつかない。やっと昔愛用したJTrimを思い出してダウンロード。10年ぶりぐらいかな。そしてびっくり。全部文字化けしている。仕方なくマニュアルのサイトの日本語を見ながらやっと加工完成。
 なんと次は陸路入国地を記載しないといけない。ビエンチャンからミャンマー行きのバスがあることは知っているがコースが分からない。「地球の歩き方」とネットでようやくタイのチエンライ付近のメイサーイよりもバンコク経由でメーソートからミャンマーのミヤワディ入国の方がヤンゴンに行きやすいことが分かった。タイの交通機関は地方とバンコク間に極度に偏っていて地方間の連絡が不便なのだ。
 次に往復チケットと滞在先を記載しないといけない。やむなくヤンゴンからハノイの片道航空券だけはExpediaで取ることにした。宿泊先は取れそうなところを事前チェックすればいいだろう。なんとExpediaには僕のアカウントが残っていたのだ。そういえば大昔使ったことがあったかもしれない。もちろんパスワードなどわからないからパスワード替えたばかりのグーグルのアカウントから入って30日ハノイ着のベトジェットが安く取れた。そういえば日本帰国の人もベトジェットが安いと言ってたっけ。ベトジェットのCEOは女性としてはベトナム1の資産家。注目度も高い。
 もう遅くなったのでヌックガム・バスターミナルまで行ってヴィエンチアン行きバスの明日の予約をしないと。市内バスの便がいつもと違う。荷物を持った帰郷客で街があふれている。25日から始まる旧暦正月の1週間はハノイは信じられないくらい完全マヒする。うちの家主もガードもいなくなりマンションに人がいなくなるから僕も旅に出ざるをえないのだ。ターミナルに着いたのはバス出発時刻6時を過ぎた。ヴィエンチャン窓口に人がいない。30分ぐらいは誰か居そうなもんだが、、。甘かった。しばらくすると窓口表示が別方面に変わっていた。仕方ない。明日出発準備して5時前から待っていよう。乗れたらホテル予約して、、帰ろうとするとアレっバスがないぞ。「バス博士」の僕としてはグラブに乗るのは癪だから、仕方ないザップバットのターミナルまで2キロくらい歩くか!8番に乗ってからが大変、2つ乗り換えようやく51番にたどり着き国家大学前で降りるときまで客は僕1人。アヒル食堂でチヤウを食べてミャンマーのビザ申請を終わらせよう。
 申請人国籍をタイプしたとたんメッセージ!日本人は観光ビザ免除!なんだこりゃ!ビザ免除試験期間は去年終了のはずなんだが、、、延長されていたのか??ベトナムのことだからこれも信用できないんだが、、ま、いっか!もう寝る!!




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テト前、最後の授業

2020年01月17日 | Weblog
■今日が最後で皆でラーメンを食べに行こうというのであれば授業に身が入らないのはベトナムでは当然。キムとタンと僕だけだったが後でヒロキが来て、すぐ帰ったがナムも顔を見せた。宿題プリントの問題は本文を読んで最初の問題の1問で終了。
 109 Trieu Viet Vuongの「とんちゃん」に皆で行くとソンが友達を連れてきていた。あとでポーランド越僑の彼も来た。久しぶりに「焼うどん」を食べた後で3人がカフェに入り、しゃべった後(と言っても僕はついていけないのでただ話を聞いているだけ)店を出る。
 店でトイレに行き待たされてやっと終わって店を出ると皆待っていてくれたようだ。いつも僕一人話には入れない爺さんが付いて回っているのだが皆いつも気にしていてくれているのだろう。早く同じように話したいが、僕より若い人ばかりで皆進歩が速いから逆にどんどん話が分からなくなっていくような気さえする、、あぁ!。
 イオンモールのシャトレーゼでいつものように60Kのショウガ茶を注文しこれを書いている。
 さて、これから旅の準備だ。
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イエルシンの本入手。

2020年01月15日 | Weblog
■チュン先生はタイ旅行が没になったのでガッカリの雰囲気。プリントの問題をやったがいまいち熱が入らない。でも話を聞く練習にはいいので僕は歓迎だが。
 ヒロキが来て帰り際に学費の支払い方法を聞いた。始めに1度払っただけでその後1度も払ってないがどうなっているんだろう?そのうち連絡が、、。
 なんとそういう連絡は一切ないそうだ。年末に学校が国に収支報告してやっとなにか動きがあるらしい。じゃあこれから大変なことになるのかも、、。カードで払うとしてそれはテト明けにプレスティアから送られてくるバンクカードを稼働させてから、、ということにしよう。そういえばイオンモールのルネスの年会費も払わないといけないはずだが、、。
 イエン先生の授業前にヒロキとキムとで以前チョウに紹介されたカフェに行く。そこでサイゴン風ベトナムコーヒー(氷と一緒にガンガンかきまわすらしい)を飲む。
 イエン先生がイエルシンの本を持ってきてくれた。ベトナム語の訳本でこれはベトナム語の勉強になるぞ。イエン先生はマスターを持っている事を知る。専門は何とかという旗を持って馬に乗ったある英雄のレジェンドについての研究らしい。チュン先生は今論文を書いているところ。チュン先生も学外でのプライベート教授があるとのこと。
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カード再発行手続き

2020年01月11日 | Weblog
■昨日イエン先生の授業中に電話があり先生に聞いてもらうと郵便局から配達物の通知だった。今朝、再度電話があると聞いてもらったように電話があって下に降り配達バイクの配達員にプレスティアからの再発行申請書を受け取った。記載していて実印が無くなっていることに気づき唖然とする。でも署名だけでいいようだから胸をなでおろす。でも、カードが郵送されるのがテトの間だと旅行中なのでヤバイ。2月1日に郵送してくれるようメモを入れることにした。
 ホアンキエムの国際郵便局まで投函しに行くついでにイエルシンの本を探してみることにした。チャンティエン通りの本屋にはどこにもなく紀伊国屋提携店やイオンモール店にもなかった。本は「ペストとコレラ」のベトナム語の訳本だ
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開発勉強会・途上国の廃棄物管理

2020年01月09日 | Weblog
■今日は世話役の進藤さんの話。ミクロネシア共和国での廃棄物処理の話は私にとって興味深かったが参加者は少なかった。彼は不動産屋だとは知らなかったが、こんな顔も持っていたとは、、。まず、ミクロネシア共和国という国も知らなかった。コンポストというのはたい肥を作る方法だと思い込んでいた。濃いオタクっぽい珍しい話が聞けるのも異国の日本社会ならのことではないか、と思う。
 懇親会も少数なので濃い話ができた。ぼくが「燃えるごみ分類」自体地球環境に悪い考えだというと皆意外な顔をしたが、彼は確かにそうだが制度上出来上がっているので仕方がないと言ってくれた。貴重な石油資源を使い炭酸ガスを排出し地球温暖化を進めて本来は土にかえるはずの有機廃棄物を燃やすなんてどこが、、と思うがごみ焼却炉が普通に使われる社会になるともう誰もおかしいと思う人がいなくなるのだろうか?その有機廃棄物はただのボックスに入れておけば微生物のおかげでいつの間にかなくなってしまうという事実を信じがたいと思うのが一般なのではないか?環境問題の解決はすべからく教育に起因することが大だ。生ごみは宝だ、という考えは技術大国で通用しても途上国では「ただのごみ」。ここに生ごみ処理ボックスを持ち込むアイデアはとても素敵に思える。ミクロネシアの気候、微生物にも適しているのかもしれない。ベトナムのハノイは世界一の大気汚染地域。地球環境保全意識につながるアイデアに進むといいと思う。もちろん、環境問題は人口問題であり、究極には人間の種の保存の可能性を宇宙に求めることになると思うのは僕だけじゃないと思うんだが、、、。


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危機一髪・教師会

2020年01月04日 | Weblog
■今日こそは何とかしないと、と思ってIPH(インドシナプラザハノイ)のATMでカードを再度試すがやはり反応しないので電話することにした。今日は朝から雨で、騒がしいので屋外で携帯で話しにくいので、1階のカフェにはいって飲み物注文しながら、、あれっカードがない?外に置き忘れた?うろうろすることしばし、、やっとたたんだ傘の中に落としたことに気づく、、電話すると引き出し限度額の設定をする案内メッセージに従って操作して、その後確認の話をしたいと思ったが時間がかかりそうだし、野外の雑音の中での国際電話は聞きにくいので帰宅後電話確認しようと思い、もう一度ATMを試すが変化がない。限度額の設定にはきっと時間がかかりそうだ、明日にしよう。
 帰宅後しばらくして電話してみると、このカードはキャッシングはできませんと言われて唖然とする。どうしよう?そうだまだ使ったことのないVISAカードがある。口座残額に不安があるが最後の手段。もう一度ATMでこれを試してから教師会に行こう。
 問題なく引き出せたので胸をなでおろす。安心して教師会にも行ける。
 コーザイのバス停で浅田先生とあったので一緒にバスで行くことにした。会場に着く前に露店でお茶など飲みながらいろいろ話した。
 教師会は「実習生送り出し機関と日本語センターでの教師研修」のテーマで愛知県立大の宮谷敦美氏の話で盛り上がった。教師会の新役員の紹介の後、懇親会はリンランに近いレストランフエ。ここでも新しいメンバーが結構いて盛り上がった。



 
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カードが使えない!

2020年01月03日 | Weblog
■イエン先生の授業料は9百万ドン(4万5千円/月)で結構高いのだが初日に払うことにしているので昨晩StandardCharterdのIPHのATMで引き出そうとして3百万引き出してカードが出てこない。やむなくプレスティアに電話してとりあえずカード支払いを止めた。カードを返してもらえないかと言われたので今朝早朝ATMに行ってそこの電話から事情を話すがカードは再発行してくれというばかり、やむなく学校へ行く。
 今日はタン、マイク、チョーの4人だけ。先日の試験結果を先生がチエックすると、ジェミニ、ソンはC1、ひろきはなんとC2合格!さすがー!C2はトップレベルで僕が知る限りただ1人。
 午後のクラス前に、Amexカードで支払おうとATMを探してStandardCharterdを見つけるがカードは使えない。VISAならどこにもあるがAmexのATMはハノイに少なくて困る。しかも今回このカードは更新して初めての使用なので不安がある。先生には次回払うといった。
 先生が紺色Sサイズのカーディガンを買ってプレゼントだと言った。紺色は僕の好きな色だといって感謝した。すこし小さいが寝間着にいいかも、、。
 帰宅してプレスティアに電話するが待ち時間が20分と長いので先にAmexを近くのATMを探してみることにした。なんとIPHのATMでできるらしいので行ってみるがログインできるものの5百万ドン制限を超えるという。低額で再度試すが銀行に連絡せよとのメッセージが出るばかり。やむなく付近のATMを当ってみるが見つからず帰宅。階下の露店は休みなので久しぶりにアヒル食堂でチヤウを食べる。
 プレスティアでカード再発行をお願いする。今度のカードはデェビットカードとしても使えるバンクカードらしいが申請書を送ってもらって記載して送って郵送してもらうので相当時間がかかる。これでAmexも使えないとなると最悪だな!
 電話前に、VinMartで10万ドンチャージして電話後チェックすると6万ドン(300円)減っていた。
 
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