処しがたし燃えるものある紫木蓮
( しょしがたしもえるものあるしもくれん )
花びらが、1枚散ってしまった紫木蓮の花から覗き見える雌しべの姿が、
美しくて、クローズ・upで撮影
思わぬ映像の出来上がりとなりました
紫木蓮は、大正浪漫溢れる銘仙を着た女性のイメージ
しおらしい女性の内面に
沸々と湧き上がるフェミニズムを見るようではありませんか?
平塚らいてうとかの時代
もっとも、彼女の名前と「青鞜」、二つの単語を知るくらいで
詳しく知識もございませんが
「しおらしい」って漢字が、ないのですね
子供の頃、祖母や母の持っている銘仙(生地の名称)の着物に触るのが好きでした
つるつるして、色がらも鮮やかで大人になったら着たいなあって
思ってました
結局、昭和ウールのような、丈夫な生地が登場して、銘仙は、姿を消し、
そして、今はそのウールの着物も、ありません
すっかり、着物と縁遠いライフスタイルとなりました
あっちからも、こっちからも、「何かにリフォームして」と、ウール着物地が、
回って来ますが、
その腕も無い私には、もったいなくて、お断りしてます