♪句あれば 楽し ♪♪

独りよがりのおしゃべりを綴っています
photoと575で、私なりの世界を作りたいと思いつつも・・・

椿

2011年04月05日 | 花、実

 春の昼そっとしておく寝息かな


( はるのひるそっとしておくねいきかな )


    公園に「オトメツバキ」の名札をつけた椿が
    なかなか咲きません
    もったいつけてるの
    毎日、傍を通る度
    「なんで、おとめやねん」
    「おばちゃんで、悪かったね」
    などと、心の中で突っ込みを入れる
    なにせ、大阪人ですから

    やっと咲きました
    
    おお これは、まぎれもない「お・と・め」だ~~

    そそくさとフォト575の準備です
    念の為、花のサイトで、確認
    575に行き詰ると、何かヒントが無いかと
    そこらじゅうを調査

    ところが、何処を探しても、「オトメツバキ」の画像は、これとは全く違います
    自分でも、「そういえば、オトメツバキって 
    サイトの写真が正しいそう」

    で、いつもの掲示板にお尋ねしました
    もう一枚、次のような写真も添えて



  ここに、頂いた回答の抜粋を

  このように雄しべが花弁状に変化したものを「唐子弁」、
  花形を「唐子咲き」と呼ぶ。

  唐子咲きの品種もは、数も多く、花のアップの写真だけでは判定が難しいものです。
  唐子弁の縁が白いようなので、「卜伴錦」「笠舞」などが候補になる
  雌しべに白い毛があるようなら「卜伴錦」と考えてほぼ間違いない

    翌日、公園へ
    持って行きましたよ、ルーペ
    しかし、雌しべに問題の“毛”はありませんでした
    <ただし、私は、ドのつく老眼です>

  ここで、「卜伴錦」は、候補からはずれたわけです

  唐子弁の縁が白いなら「笠舞」も候補になりますが
  「染鹿の子」「三笠」なども似たような特徴を持っています。

  似たものが多い花形の場合、花のアップだけでは判定が難しい
  複数の花の直径、全体の樹形、葉の形態、葉柄の毛の有無などを調べる必要があります
  それを調べても難しいこともあります。
  ツバキの品種間の差というのはいわば個体差なので、
  かなり微妙であることが多いようです


  とのこと

    私は、十把一絡に椿としか呼べませんが、奥が深いのです
    回答を下さった方の椿に関する知識に、感服
    それほど、彼が、椿に魅了された気持ちも、納得です

   本年1月8日にUPした獅子咲きの椿
   先日、じっくり観察すると蕊が花の中心に円形にあるのではなくて
   花びらの間を縫うように存在するのです
   へえ~~ で終わってしまったのを、今後悔してます
   写真に撮らなかったのは、失敗でした