蜘蛛死して自慢話も無かりけり
( くもししてじまんばなしもなかりけり )
田舎に戻った折、キッチンの大きなサッシの
隅から蜘蛛が出てきました
実際は台拭きの先にくっついてきたのです
ギョッ!!
苦手です
じっと動きません
どうも、完璧なミイラになってしまっている
あのか細い肢は、それでも、身体をしっかり支えています
寿命を、全うできたのか
それとも、突発事故で息が絶えたのだろうか
そのまま、そっと置いたまま、こちらに戻ってきたのだが・・・
蜘蛛の名前も、判りません
季語の観点からすると、「蜘蛛」は、夏です