熟し柿むしゃぶり喰らう独居にて
( じゅくしかきむしゃぶりくらうどっきょにて )
公園の柿も早熟なのと
未だ、青いのとが混在している
蝶も来ているし
蜂も来る
我が家に来るより、大きい蜂
これがオオスズメバチなんだろう
さすがに迫力だ
「見たな~~」って感じで、振り返って見られた時は
怖かった
蝶を追っ払って、実に美味しそうにむしゃぶりついてた
ただ、この柿は、如何見たって渋柿
渋みを感じるのは、人間だけなのか
カラスは、干し柿にして、美味しくなったところを
食べる
熟して軟らかくなってしまった柿は、苦手
完熟で、且つ身はしっかり固い
その絶妙なタイミングに拘る
祖母が、軟らかい柿を、好んでいた
私も、歯も弱って、軟らかい柿しか
食べられない日が来るのだろう
口の周りを、他人様には見せられないような有様にしながら