開戦かのろしは遠し茶臼山
( かいせんかのろしはとおしちゃうすやま )
先週末 「麗子さん」に会いに、
天王寺公園の岸田劉生展に行ってまいりました
その天王寺公園の風景です
北の方から聞こえてくる、紅葉や秋の便りと比べ
本格的な《秋》は、未だ遠い
しかし、大阪は、今 熱い(らしい)のです
府知事と市長、ダブル選挙です
もっとも、熱いのは、 マスコミだけかも
私の周辺から、そんな熱気は、少しも感じられません。
風景の絵画も、嫌いではありませんが
本当の絵画展を鑑賞するようになって
人物画に魅かれます
意志の強い人
悩む人
頑固そうな人
裏表のありそうな人
見えてくるような気がして
そして、私が、如何あがいても、描けないからです
劉生の作品の中、東京の原宿が、何にも無かった頃の絵には、びっくり
今の賑わいは、想像できません
天王寺公園は、茶臼山と言う所にあります
その茶臼山の標高は、なんと26m
丘ですね
「 近世では、1614年(慶長19年)大坂冬の陣で徳川家康が本陣を置き、
翌年の大坂夏の陣では真田幸村が陣をしいた」と言われる場所です。