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週末うろうろ

初台のオペラシティギャラリーで開催中の「藤森建築と路上観察展」の関連イベント
ワークショップ・けんちくをつくろう-自分で作る小さなおうち」に子供を送り込んでみました。
さて、楽しんできてくれるかな?
WSは終るまで6時間位かかるので、親は子供を預けて住宅のオープンハウス@新百合ヶ丘に行くことに。
オペラシティのある京王新線の初台駅から小田急線の代々木八幡駅までは近そうなので歩くことにする、
が、道を間違えて参宮橋についてしまった(笑)

お陰で綺麗なエクスに遭遇できましたけど!
ところで、途中で洋館らしきものも何軒か見かけましたが、そのうち一軒、何か様子が??とおもって
反対側に廻ってみると、なんと火事にあった様子。風に揺れる雨戸が切ない。

さて、拝見させて頂いたお宅は知り合いの若手建築設計者の友人のご自宅。
外壁が天然スレートとシダー材の組み合わせで素材感がなかなか素敵です。

その後はオペラシティに戻って終盤に近づきつつあるワークショップを眺めたり、
展覧会の展示を見たり。
で、これが完成した15人の子供たちの力作「けんちく」!
竹の骨組みに縄を巻いて、さらに皆で持ち寄った布を編みこんでカラフルに仕上げています。

皆が上を向いているのは上階から記念写真を撮っているから(笑)。
小さく見えますが、ぎっしり詰めれば子供15人全員入ることが出来ました。
この後子供の「藤森先生がどんな説明をされたか逐一解説付」で再度展示を拝見、
後は小屋に潜り込んで路上観察のビデオで親子揃ってくすくす笑わせて頂きました。
関係者の皆様楽しいWSありがとうございました~!
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もしかして去年ってマンション誕生50年!だったの!?

過日、子より「マンションって何?いつからあるの?」との質問を受く。
「(えへん、)それは四谷にあるマンションで、今でも残ってるんだよ~、」
と雑誌よりの受け売りにて答えけり。

正確には民間分譲マンション第一号、って事らしいのですが、この物件は現役で、
マンション業界方面では名前の通った存在らしい。例えば;
販売した不動産会社「日本開発株式会社」では・・・
会社案内のページ(年表を見よ!)
業務内容・実績のページ(パースが・・・渋い)
施工した「佐藤工業」では・・・
毎日就職ナビ・佐藤工業(株)の会社概要ページ(同じく年表を見よ)
と、相当自慢な訳です。
で、どこにあるのか気になって調べたら、なんと前川事務所(MIDOビル)の裏じゃないですか。

前川國男さん設計の「MIDOビル↑」は1954年の竣工、超軽量な3階建てのRC建築。
「四谷コーポラス」は1956年竣工で、5階建て「高層住宅」と言うことになっておりますね。
不思議なお隣さん関係だな~。
と言う訳で、機会をみつけて見に是非行って来たいと思います。

ところで、マンション=鉄筋コンクリート造の共同住宅、というのが一応のイメージなのですが、
(本当は違う(らしい)んだけど、あくまでもイメージの話ですのでご勘弁)
「公的な分譲住宅」もマンションと言うのでしょうか?
というか、マンション=分譲、なのか、という疑問をお持ちの方もいらっしゃることと存じます。
で、参考ページを見てね、ということなのですが、
→ 日経NET マンション管理サテライト連載記事第51回「現存する民間マンション第一号
→ マンション管理士の方のHP中のコンテンツ「日本のマンションの歴史
こちらで公的分譲住宅の第一号が「宮益坂アパート(1953)↓」であることが述べられています。
同潤会が当初は分譲でなかったことにも触れられていますね。

地下鉄側から見あげると実はこんな感じ。オランダのモダニズムあるいはヘルツベルハーみたい。
屋上のパーゴラらしきものが気になりますね~。それに煙突もかっこいいぞ(写ってないけど)。

因みに「マンション」というネーミングは「1959年の「信濃町亜細亜マンション」以来だと聞く」
との記載が建築専門誌(ディテール171号 特集「分譲マンション」)にありまして、
とすればどちらも「マンション以前に生まれたマンション」、ということになるのかしらねー。
「区分所有法」の成立はさらに下って1963年だというし。

で、どっかで記念行事とかあったのかな?
「ブルース100年」はみんな実はいい加減なことを知っていながら盛り上がった訳だったけど。
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鬼門埼玉だけど好調に近代建築巡り(その4)


先週末から咳が出て辛いプラナリアです。
どうやらこの暑さにもかかわらず風邪がはやっているらしいのですが、皆さんお元気ですか~。
結構長引くみたいなんでお気をつけて下され。

さて、秩父編最終回。
まずは銭湯二題。
 
左の銭湯の屋根の上には、よく見ると湯気抜きの塔屋とおぼしき物体が載っているのが見えます。
正面は洋風なのに建物は準和風建築、んじゃあ中はどうなっているのか、というのが気になりますね~。
右の銭湯は正面からだと良く分かりませんが、2階は下見板張りの洋館です。
こっちも東京もんにとってはあまり銭湯に見えないタイプですね。
正面の壁にはちっちゃなタイルが貼ってあって、なかなかお洒落です。

お次は工場。
 
鋸屋根はWebで「ちちぶ銘仙館」の工場棟とした記事があったけれども、詳細不明。
敷地内には洋館などもあり、一角がこのテイストで占められています。
ご近所のモダニズム風な建物(写真右)には「納豆工場」との看板がうっすらと出ていたような・・・。

最後は謎の煉瓦と蕎麦屋。
 
この煉瓦は唐突に出現しますが、改装でまるごと包まれる前はどんな建物だったのやら。
で、この蕎麦屋。どーです、そそられますよね~。自然に美味いかめちゃくちゃ○○いかどっちかな気がする。

てなかんじで秩父の町はちょっと歩いただけで色々なものにぶち当たる楽しい街だったのじゃ。
今度はお天気が良い日にのんびり行きたいね。

と言う訳でこれにて秩父編終了です。ご静聴感謝。
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今週の近代化遺産@静岡


発電所関係三題。藁科川沿いに点在しています。
  
上流側から並べてみました。(大川発電所堰堤・導水路:1931、清沢発電所堰堤:1928、清沢発電所:1928)
次は宗教施設三題。国道362号線を戻って谷津へ、そのまま静清バイパスで清水IC方面へ。
  
左からカトリック谷津教会:1919、光福寺:1927、真珠院。
真珠院は「鐘楼」が登録文化財だったのだけど、写真の門塔がなかなかよくって(左右にニ塔建っています。)、
これと勘違いして見忘れました(苦笑)。
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かわいい!

カトリック谷津教会。

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