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がんばる九段下びる
靖国通沿いに九段下ビルというビルがあります。
1927年竣工、震災復興の証のこのレトロビル、ネットに囲われつつも頑張っています。
このビルの3階にレンタルスペースがあり、
そこで展覧会が開催されると言う情報を関係筋からゲットしましたっ!
その名も「中古建築愛好会」さんの「廃ビル迷路展 1.5(スライド上映付き。)」
今週末は都合が付きそうもないプラナリアですが、次回の企画もあるらしい。
領域探査マガジン「九段下テラス」→イベントニュース
長屋式オフィスビルと言う点では三菱一号館と同等の性格を持つと言えるな(笑)
でも/だからエレベーターはありません。
1927年竣工、震災復興の証のこのレトロビル、ネットに囲われつつも頑張っています。
このビルの3階にレンタルスペースがあり、
そこで展覧会が開催されると言う情報を関係筋からゲットしましたっ!
その名も「中古建築愛好会」さんの「廃ビル迷路展 1.5(スライド上映付き。)」
今週末は都合が付きそうもないプラナリアですが、次回の企画もあるらしい。
領域探査マガジン「九段下テラス」→イベントニュース
長屋式オフィスビルと言う点では三菱一号館と同等の性格を持つと言えるな(笑)
でも/だからエレベーターはありません。
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スメラからキャンティ
野地秩嘉著「キャンティ物語」を読む。
キャンティというのは先日伝記を紹介したピアニストの原智恵子の元旦那さんである
川添浩史氏が経営していたレストランのこと、とは普通言いませんね(笑)
なんでも芸能界では有名なお店なんだとか。
(お店のHPはこちら→レストランキャンティ)
プラナリアが読んだのはもちろんスメラ関係の興味からですが、
他にもなかなか面白いエピソードが出てきます、が、まずはスメラ系の話題。
さて、この本ではまず「クラブスメル」という団体が登場。
川添氏の他、原智恵子、オペラ歌手の三浦環、そして建築家の坂倉準三が
「それぞれの仕事場として作った」ものであったが、その後
「パリ帰りの友人達の集会所」になった、と書いてあります。
(所在地は赤坂・檜町、設立は1941年とのこと)
次いで「すめら学塾」が知人を介して知り合った「生涯、研究と著述に没頭した」「在野の学者」
仲小路彰という人物が主催する私塾として登場します。
浩史は仲小路に傾倒し、「クラブスメル」にも参加してくれるよう頼み (同書66P)
むむ、クラブスメルとは別個に成立した団体であるとされているわけですね。しかも
「すめら学塾」という名称からは、右翼的な印象を受けるが、
仲小路が研究していたのは広義の国際関係論と未来学で (同書65P)
と何故かなんとなく右翼で無いような印象を与える解説が付いています。
でも右翼(国粋、というべきか)的な視点からの国際関係論や未来学も当然あるわけで
(「満蒙の特殊権益」とか「大東亜共栄圏」って国際関係論でしょ?)
なんだか妙な感じですねぇ、、まあ良いんだけど。
ダ・ヴィンチ展、国際文化振興会、高松宮とキイワードは揃っている。
にしても仲小路や「すめら」が憲兵に目を付けられなかった(<本当か?特高はつけていたみたいだけど)理由が
「私塾の名称が国家主義的に見えたこと」と「彼自身が高松宮の庇護の下にいたせい」というのはいくらなんでも・・・。
さて、スメラ以外では
・パリ時代川添氏は貧乏だったロバート・キャパとつるんで遊んでいた。
(氏は後にキャパの「ちょっとピンボケ」を翻訳する!)
・細野晴臣さんが仲小路さんを「生涯でもっとも影響を受けた一人だと言」っている(らしい)。
・川添氏は頼まれて1940年のヴェネチア映画祭に日本映画を持っていている。
「上海陸戦隊」(<監督の熊谷は後にスメラに関係)と「土」(<吐夢さんのリアリズム映画)の二本。
この本によると全然受けなかったらしい。
・70年万博の富士グループパビリオンの設計者が村田豊に決まるまでの裏話。
富士グループの大成建設が最後まで自社設計に拘ってもつれにもつれたらしい。
村田はパビリオンのプロデューサーだった川添とは坂倉準三の紹介で知り合った。
(関係の過去エントリー→芋虫ゴロゴロ・来ました~!)
・キャンティは村田の設計。今でも当時と変らないらしい。
なんかが面白かったです。
でもノンフィクションって事実関係が気になり始めると辛い読み物になってしまうのね・・・。
キャンティ物語 (幻冬舎文庫) 野地 秩嘉 幻冬舎 1997-08 売り上げランキング : 90308 おすすめ平均 Amazonで詳しく見る by G-Tools |
キャンティというのは先日伝記を紹介したピアニストの原智恵子の元旦那さんである
川添浩史氏が経営していたレストランのこと、とは普通言いませんね(笑)
なんでも芸能界では有名なお店なんだとか。
(お店のHPはこちら→レストランキャンティ)
プラナリアが読んだのはもちろんスメラ関係の興味からですが、
他にもなかなか面白いエピソードが出てきます、が、まずはスメラ系の話題。
さて、この本ではまず「クラブスメル」という団体が登場。
川添氏の他、原智恵子、オペラ歌手の三浦環、そして建築家の坂倉準三が
「それぞれの仕事場として作った」ものであったが、その後
「パリ帰りの友人達の集会所」になった、と書いてあります。
(所在地は赤坂・檜町、設立は1941年とのこと)
次いで「すめら学塾」が知人を介して知り合った「生涯、研究と著述に没頭した」「在野の学者」
仲小路彰という人物が主催する私塾として登場します。
浩史は仲小路に傾倒し、「クラブスメル」にも参加してくれるよう頼み (同書66P)
むむ、クラブスメルとは別個に成立した団体であるとされているわけですね。しかも
「すめら学塾」という名称からは、右翼的な印象を受けるが、
仲小路が研究していたのは広義の国際関係論と未来学で (同書65P)
と何故かなんとなく右翼で無いような印象を与える解説が付いています。
でも右翼(国粋、というべきか)的な視点からの国際関係論や未来学も当然あるわけで
(「満蒙の特殊権益」とか「大東亜共栄圏」って国際関係論でしょ?)
なんだか妙な感じですねぇ、、まあ良いんだけど。
ダ・ヴィンチ展、国際文化振興会、高松宮とキイワードは揃っている。
にしても仲小路や「すめら」が憲兵に目を付けられなかった(<本当か?特高はつけていたみたいだけど)理由が
「私塾の名称が国家主義的に見えたこと」と「彼自身が高松宮の庇護の下にいたせい」というのはいくらなんでも・・・。
さて、スメラ以外では
・パリ時代川添氏は貧乏だったロバート・キャパとつるんで遊んでいた。
(氏は後にキャパの「ちょっとピンボケ」を翻訳する!)
・細野晴臣さんが仲小路さんを「生涯でもっとも影響を受けた一人だと言」っている(らしい)。
・川添氏は頼まれて1940年のヴェネチア映画祭に日本映画を持っていている。
「上海陸戦隊」(<監督の熊谷は後にスメラに関係)と「土」(<吐夢さんのリアリズム映画)の二本。
この本によると全然受けなかったらしい。
・70年万博の富士グループパビリオンの設計者が村田豊に決まるまでの裏話。
富士グループの大成建設が最後まで自社設計に拘ってもつれにもつれたらしい。
村田はパビリオンのプロデューサーだった川添とは坂倉準三の紹介で知り合った。
(関係の過去エントリー→芋虫ゴロゴロ・来ました~!)
・キャンティは村田の設計。今でも当時と変らないらしい。
なんかが面白かったです。
でもノンフィクションって事実関係が気になり始めると辛い読み物になってしまうのね・・・。
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かなわねえよなぁ
全国ブランドで展開する住宅建設会社の「坪いくら」と言う宣伝がありますね。
この値段で出来る範囲と言うのが限られているのか現実にはないのかは知りませんが、
まあ、実際にはもう少し高いというのは、まあ、常識、らいしいです。
とはいってもウチの子供も知っている坪24万8000円というのは
やっぱ驚きの金額ですよね?ですよね?
・・・安心なことに(?)そう思う人は少なくないらしく、「日経ホームビルダー」と言う雑誌が
この会社の社長さんにインタビューした記事を掲載したそうな(2008年1月号)。
プラナリアはWebでの概略版しか読めないんですが(この雑誌は講読していないため)、
せっかくなので気になる数字などをメモ的に書いておきます。
社長さんの発言より
・値付けは「最初に金額ありき」。
周辺の住宅会社を調べ(坪50万円が相場と判断)、
半額にちょっとお得感を出して24万8000円にした。
・実際には1棟40坪、建築費1600万円が現在の平均(つまり坪40万)。
2007年度の売上1290億、販売棟数は7600棟(割ると1700万/棟弱)。
・工期の短縮(着工から60日で引き渡し)、資材の大量購入等よりコストを圧縮。
(これはみんな言うから手法としては別段珍しくないけれど、それにしても2ヶ月とはね~。)
同誌の購入者調査(サンプル数6件より)より
・坪単価は40万円台が3件(この辺りが平均像?)、あとは60万弱、75万、80万
因みに面積は35~50坪(平均43.2坪)、どちらも平均像に近い。
・設計能力(プランの提案力?)以外の5項目の評価は最低6.5点、
他は7点×3、コストパフォーマンスにいたっては8.75点(10点満点)。
・上記の購入者が比較検討したのは殆ど全てハウスメーカーで、
建築士・建築家に相談した人は皆無。
坪75万とか80万とかの金額を出した人がいるというのは結構驚き。
ローコストありきでコスト・パフォーマンスに満足、というのなら分からないでも無いんですが。
(意地悪言えば素人さんがパフォーマンスを判断し得るのか、とは思うけど)
いろいろな面で建設業の値段がコストではなくプライスである、
ということが良く分かるインタビューかなあ、というのがプラナリアの感想、でしょうか。
興味がある人は購読してね。誌面にはもう少し厳しい話も書いてあるみたいだし。
(訂正)
太字のところ、25万8000円じゃなくて24万8000円でしたので訂正しました。
なんか虚脱笑い。
この値段で出来る範囲と言うのが限られているのか現実にはないのかは知りませんが、
まあ、実際にはもう少し高いというのは、まあ、常識、らいしいです。
とはいってもウチの子供も知っている坪24万8000円というのは
やっぱ驚きの金額ですよね?ですよね?
・・・安心なことに(?)そう思う人は少なくないらしく、「日経ホームビルダー」と言う雑誌が
この会社の社長さんにインタビューした記事を掲載したそうな(2008年1月号)。
プラナリアはWebでの概略版しか読めないんですが(この雑誌は講読していないため)、
せっかくなので気になる数字などをメモ的に書いておきます。
社長さんの発言より
・値付けは「最初に金額ありき」。
周辺の住宅会社を調べ(坪50万円が相場と判断)、
半額にちょっとお得感を出して24万8000円にした。
・実際には1棟40坪、建築費1600万円が現在の平均(つまり坪40万)。
2007年度の売上1290億、販売棟数は7600棟(割ると1700万/棟弱)。
・工期の短縮(着工から60日で引き渡し)、資材の大量購入等よりコストを圧縮。
(これはみんな言うから手法としては別段珍しくないけれど、それにしても2ヶ月とはね~。)
同誌の購入者調査(サンプル数6件より)より
・坪単価は40万円台が3件(この辺りが平均像?)、あとは60万弱、75万、80万
因みに面積は35~50坪(平均43.2坪)、どちらも平均像に近い。
・設計能力(プランの提案力?)以外の5項目の評価は最低6.5点、
他は7点×3、コストパフォーマンスにいたっては8.75点(10点満点)。
・上記の購入者が比較検討したのは殆ど全てハウスメーカーで、
建築士・建築家に相談した人は皆無。
坪75万とか80万とかの金額を出した人がいるというのは結構驚き。
ローコストありきでコスト・パフォーマンスに満足、というのなら分からないでも無いんですが。
(意地悪言えば素人さんがパフォーマンスを判断し得るのか、とは思うけど)
いろいろな面で建設業の値段がコストではなくプライスである、
ということが良く分かるインタビューかなあ、というのがプラナリアの感想、でしょうか。
興味がある人は購読してね。誌面にはもう少し厳しい話も書いてあるみたいだし。
(訂正)
太字のところ、25万8000円じゃなくて24万8000円でしたので訂正しました。
なんか虚脱笑い。
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木造耐震診断メニューいろいろ
昨日耐震診断で天井裏にもぐったら体が痛くなって大変なプラナリアです。
体かたい&運動不足痛感。
さて、ウチの自治体では木造住宅の耐震診断は「木造住宅の耐震診断と補強方法」
と言う本にある診断法の内、「一般診断法」という方法で行うことになっています。
因みにこのマニュアル本に出てくる診断方法を列挙しますと;
1.誰でも出来るわが家の耐震診断
2.一般診断法(方法1)
3.一般診断法(方法2)
4.精密診断法 1(保有耐力診断法)
5.精密診断法 2(保有水平耐力計算による方法)
6.精密診断法 2(限界耐力計算による方法)
7.精密診断法 2(時刻歴応答計算による方法)
1.はまさに誰でも出来る簡易なものですが、結果は必ず
「専門家に相談しましょう」になるようになっている、らしい(笑)
2.は普通の木造家屋が危ないかどうかチェックする為のもの。建築士だったら誰でも理解できる程度の内容です。
3.は2.の民家用バージョン。壁は無いけど柱は太いぞ、という場合はこちらを使う。
都内だとまず使う機会は無いような気がしますが、地方によってはかなり活躍しているみたいです。
4.は正確な診断や耐震補強設計をするにはこちらを使ってちょ、と言われているもの。
2.、3.はある意味安全側(危険側に判定が出る)に大雑把なのと、
改修後の性能を評価するには適さない、とうことらしい。
一応、ここくらいまでは木造住宅なんかを手がける一級建築士であれば
使いこなすことが期待されているレベルなのかな?
でも実際の自治体の耐震改修工事の助成制度なんかでも
2.、3.の一般診断法での検討でOKしているところが殆どみたいだし、
正直それが実態からみて適当なところではないかと。
(必要とされる能力を持った人間の数と診断すべき建築の数のバランスにおいて)
ところでこれらの診断法と建築基準法ってどういう関係なの?ということが・・・
恥ずかしながら良く分からない(笑)
どうやら基準法で必要とされる壁量とこの診断法で必要とされる壁量は同じではないらしいし(笑)
本を出している方の団体のQ&Aをみると「何で違うのかはウチが法律を作ったんじゃないから知らない」
と言わんばかりの回答(にみえる)。
一応「耐震改修促進法」の方でこれらの方法が「認定」されているので、
増改築時に既存部分を現在の基準法にフィットさせる際には有効らしいのですが、
(うう、講習会のメモが出てこないので細かいところが・・・)
基準法の告示では「一般診断法」と非常に良く似ているが微妙に違う方法が定められているらしく、
うう、一体どうなっているんだ&どちらを信じればよいのだと言われたらどうしよう・・・。
まあ、実態としてはこのマニュアル本は自治体にかなり浸透しているんで
よもやチャラにはならないと思いますが(国交省も監修してるし)。
でもこの前の法改正の実態無視ぶりを見るとあいつらならやりかねないな、とも思ったりして。
これは最近プラナリアがお勉強している本です。因みにこの本で解説されている診断方法は次の三つ。
a.指針診断法=基準法告示で定められたものをこう呼んでいて、2.、3.の絶滅を予想している。
でもこの本の著者の田原さんってマニュアル本の方の原案作成部会のメンバーだったんじゃないのか・・・。
b.一般診断詳細法=上の2.、3.には少し細かく検討できるオプションがあり、それを取り入れた方法をこう呼んでいる
c.保有耐力診断法(精密診断法1)=上の4。横浜市では工事助成にはこの方法での検討が必要らしく、
有志の手によりそのためのフリーソフトが開発されてこの本におまけとして付いている。
(この本の共著者の木村さんがまさにその方なんだそうだ。)
体かたい&運動不足痛感。
さて、ウチの自治体では木造住宅の耐震診断は「木造住宅の耐震診断と補強方法」
と言う本にある診断法の内、「一般診断法」という方法で行うことになっています。
因みにこのマニュアル本に出てくる診断方法を列挙しますと;
1.誰でも出来るわが家の耐震診断
2.一般診断法(方法1)
3.一般診断法(方法2)
4.精密診断法 1(保有耐力診断法)
5.精密診断法 2(保有水平耐力計算による方法)
6.精密診断法 2(限界耐力計算による方法)
7.精密診断法 2(時刻歴応答計算による方法)
1.はまさに誰でも出来る簡易なものですが、結果は必ず
「専門家に相談しましょう」になるようになっている、らしい(笑)
2.は普通の木造家屋が危ないかどうかチェックする為のもの。建築士だったら誰でも理解できる程度の内容です。
3.は2.の民家用バージョン。壁は無いけど柱は太いぞ、という場合はこちらを使う。
都内だとまず使う機会は無いような気がしますが、地方によってはかなり活躍しているみたいです。
4.は正確な診断や耐震補強設計をするにはこちらを使ってちょ、と言われているもの。
2.、3.はある意味安全側(危険側に判定が出る)に大雑把なのと、
改修後の性能を評価するには適さない、とうことらしい。
一応、ここくらいまでは木造住宅なんかを手がける一級建築士であれば
使いこなすことが期待されているレベルなのかな?
でも実際の自治体の耐震改修工事の助成制度なんかでも
2.、3.の一般診断法での検討でOKしているところが殆どみたいだし、
正直それが実態からみて適当なところではないかと。
(必要とされる能力を持った人間の数と診断すべき建築の数のバランスにおいて)
ところでこれらの診断法と建築基準法ってどういう関係なの?ということが・・・
恥ずかしながら良く分からない(笑)
どうやら基準法で必要とされる壁量とこの診断法で必要とされる壁量は同じではないらしいし(笑)
本を出している方の団体のQ&Aをみると「何で違うのかはウチが法律を作ったんじゃないから知らない」
と言わんばかりの回答(にみえる)。
一応「耐震改修促進法」の方でこれらの方法が「認定」されているので、
増改築時に既存部分を現在の基準法にフィットさせる際には有効らしいのですが、
(うう、講習会のメモが出てこないので細かいところが・・・)
基準法の告示では「一般診断法」と非常に良く似ているが微妙に違う方法が定められているらしく、
うう、一体どうなっているんだ&どちらを信じればよいのだと言われたらどうしよう・・・。
まあ、実態としてはこのマニュアル本は自治体にかなり浸透しているんで
よもやチャラにはならないと思いますが(国交省も監修してるし)。
でもこの前の法改正の実態無視ぶりを見るとあいつらならやりかねないな、とも思ったりして。
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これは最近プラナリアがお勉強している本です。因みにこの本で解説されている診断方法は次の三つ。
a.指針診断法=基準法告示で定められたものをこう呼んでいて、2.、3.の絶滅を予想している。
でもこの本の著者の田原さんってマニュアル本の方の原案作成部会のメンバーだったんじゃないのか・・・。
b.一般診断詳細法=上の2.、3.には少し細かく検討できるオプションがあり、それを取り入れた方法をこう呼んでいる
c.保有耐力診断法(精密診断法1)=上の4。横浜市では工事助成にはこの方法での検討が必要らしく、
有志の手によりそのためのフリーソフトが開発されてこの本におまけとして付いている。
(この本の共著者の木村さんがまさにその方なんだそうだ。)
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