黒ウサギ外伝

本編『黒ウサギ的こころ』のブログです。

アドミラル・パンテレーエフ見学2

2010-10-18 21:58:22 | 戯言
乗艦すると、まず目に留まったのは甲板です。


模型通り、黒と朱色に塗られ西側艦船では見られない色でした。それに魚雷発射管の大きさにも驚かされた。こんな発射管が両舷に付いているのですから、艦を上から撮った写真を見れば太いのもうなずける


水兵さんは小柄な人が多いみたいだけど、上陸して五稜郭界隈を歩いていた士官は長身の人も結構いたからたまたまでしょう。


頭上には30mmガトリング砲、西側ではファランクス。そのそばには短サム(近距離対空ミサイル)のVLSセルがあるはずだけど、どこかよく分からなかった。


発射管を上から見ると実にデカイ。


甲板上には、こんなレールみたいなものが全通していたけど、なんでしょう?予想では、荒天時に兵員が安全帯を通す物か?滑り止め加工されていない甲板なので、濡れるとかなり滑りやすそうな感じですから。


SUM(対潜ロケット)の後尾、大きすぎてファインダーに入りきりません。


艦齢20年近いから、フランジなどもサビサビ。




艦首側へ行くとSUMと二門の100mm砲が目に留まります。


砲塔基部がアメてるし・・・


見物客が多いから人のいない時に撮るのが一苦労。






砲栓には紋章、ロシア艦ってのは潜水艦でも何でも、必ず紋章が付いていますね。


性能はともかく、このアングルは迫力がある。


アジア系の水兵さんの後ろにある、丸い蓋みたいなのがVLS(垂直ミサイル発射装置)のはずで、この艦の目玉かな?


ワイパーの付いてない艦橋の窓だった。


艦首にはカラシニコフを持った衛兵が圧巻。ガンマニアでも本物を見た人は、そうそういないのではないのでしょうか。


画像ではよく分かりませんが、塗装→サビ→塗装→サビ→塗装を繰り返しているようで、かなりの厚化粧です。

人の波に押され、いつの間にか下艦しちゃった。


艦尾にはヘリ甲板があり、二機の対潜へりを搭載しているみたいだけど、それは見学出来なかった。ロシア製のヘリはテールローターが無くて二重反転ローターだから、見られるものなら見てみたかったんですけど。


プラモにすると、いただけないのがアンカー(錨)周りの黒い塗装なんです。カトちゃんの鼻黒オジサン?みたいに見えます。


今回も私の所有するプラモで、海自やアメリカ海軍の艦船と、大きさや装備比較をしてみたかったけど引越しが終ってないので出来できません。

さて、シャトルバスに乗って帰りましょう。


これにてアドミラル・パンテレーエフ見学はおしまい。

コメント (4)
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