判決下る

以前、積丹岳遭難について書いたことがあるが、その事件の判決が下りました。

以下記事より

北海道積丹町の積丹岳（１２５５メートル）で平成２１年、札幌市の男性が遭難し、道警の救助中にそりごと滑落して死亡した事故をめぐり、両親が道に約８６００万円の損害賠償を求めた訴訟の判決で、札幌地裁は１９日、道に約１２００万円の支払いを命じた。

　判決理由で千葉和則裁判長は「救助活動は公権力の行使で、適切に行う義務がある。救助隊員には山中での進行方向の選択に関し過失があった」と述べた。

　判決によると、札幌市豊平区の会社員、藤原隆一さん＝当時（３８）＝は２１年１月３１日、スノーボードをしに積丹岳に入山して遭難。２月１日に道警の救助隊に発見されたが、搬送用のそりを一時的にくくり付けた木が折れて滑落した。翌２日に見つかったが病院で死亡が確認された。

　道警の池田康則監察官室長は「主張が認められず残念。判決内容を検討し、対応を判断する」とのコメントを出した。

被告が原告らの主張に反論も読んでみたが、もっともです。

感想は、前回と全く変わってないから、これ以上書く事もありません。