黒ウサギ外伝

本編『黒ウサギ的こころ』のブログです。

セミの一生

2014-08-06 22:42:05 | 生き物
一般的にセミの寿命と言えば『地中に7年、地上で一週間』と言わている。

でも、私は昔から疑問に感じてました。

地中7年周期だとすれば、大量発生した7年後にまた大量発生するはずだが、そうではありません。

地中の条件により、不定期じゃなかろかと思っていたんです。

おそらく2~7年周期かと。

成虫も上手に飼ってみるとアブラゼミもエゾハルゼミも一週間以上軽く生きてたし、アブラゼミは2週間近く生きた時もありました。
(もっとも現在アブラゼミは、函館ではとんと見なくなりました)

なので、私の中では、『地中に7年、地上で一週間』は嘘っぱちだと思ってた。

それが幼少時代の事。

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あれから40年の月日が経ち、セミの事を考える事もほぼなくなりました。

そして今日『夏休みこども科学電話相談』を何気に聴いてた。

子供の質問、セミは地中で7年地上で一週間と言いますが、地中で何をしてるんですか?みたいな質問でした。

先生の回答は、現在はセミの研究が進んで、地中では2~5年 地上では1か月以上生きるとの事。

やっぱりね。

当時は、ただの鼻垂れウンコ垂れ小僧だったから、私がセミの一生はこうだと言っても誰も信じてくれませんでした。

今日のラジオを聴いて、なんだかスッとしたね。



おまけ

素数周期セミというものもあり、13年セミ、17年セミってのもいます。

となると、2・ 3・ 5・ 7・ 11 ・13 ・17 周期って仮説も立つが、これはどこぞのセミ博士にお任せしましょう。
コメント (7)
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