黒ウサギ外伝

本編『黒ウサギ的こころ』のブログです。

いいかげんにしろ!

2017-09-11 00:07:31 | 戯言
土曜日がお休みだった。

仕事が早く終わったから、またキャンプに行ってしまいました。

それは本編ブログに書いてましたね。

22時30分頃、ラジオから秋田県の地震速報が流れ、定刻より少し遅れて深夜便も始まりました。



いつものようにラジオを聴きながら眠りについた。

2時を回った頃トイレに起きて、またシュラフに入ったら、なにか子供のはしゃぐ声が聞こえてきた。



こんな時間に子供の声が聞こえるわけありません。

でも、やっぱり子供の声が聞こえる。

まあ、気のせいか夢でも見てるんだろうと思って寝ようとしました。

しかし、子供がテントの周りをはしゃぎながら走り回ってるようなんです。

それが5分以上続いていた感じ。

どうやら、この世の者じゃないみたいです。

だって、いつの間にか私の体が動かなくなってるじゃありませんか。

もう慣れっこの金縛りだが、金縛りに遭うってのは良い気がしません。

30年以上前だったが、同様な事を経験してました。

その時は、オジサンがテントの周りを歩き回ってて、しばらくすると、頭がテントの生地を突き抜けて私を見てた事があるんです。

顔は今でも覚えてる。

かなり怖かったが、正直、夢か現実かよく分からない。

そして今回も同様です。

ですから、もうすぐその子供がテントを突き抜けて私を見に来るような気がしてなりません。

こういう時は、小指から少しずつ動かせば金縛りが解け易いのでやってみた。

解けたらテントから出て、子供を懐中電灯で照らしてやろうかと思ってです。

すると子供が私のテントに近づいてテントの前で止まりました。

相変わらず「わぁ~」みたいな声は聞こえてます。

私は、満身の力で小指から手、腕、足、胴体を動かそうと頑張ってたら、なんとか動かせるようになり、次に大きいな声で

『いいかげんにしろ!』と怒鳴り付けた。

と同時に、子供の声が聴こえなくなり、テントから出てみても何もおらず、スズムシの声が大きく聞こえるようになっただけでした。

この体験、私の判断ですけどね。

第一候補は、夢です。

第二候補は、この世にいない通りがかりの子供でしょう。
ずっと、この場所にいる子供なら、私にも分かるのでキャンプするわけありません。

それにしてもテント生地を突き抜けて見られるのはゴメンナサイです。

近くで寝てるライダーさん、いきなり夜中に『いいかげんにしろ!』って私の声が聞こえてたら“怪しいオジサン”と間違いなく思われたでしょう。
コメント (10)
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