ゴールドウイング

仕事の休憩時間にコンビニへ買い物へ行った。

そしたら近くに他府県ナンバーのツーリング中と思われるゴールドウイングが停まってました。


私には全く縁のないバイクだし、縁を持とうとしても新車の乗り出し価格が350万円とかするバイクだから絶対無理。

それでも滅多に近くで見ないバイクだし見てみましたよ。

水平対向6気筒ＯＨＣユニカムエンジンの現物は初めてですから。

理屈では、吸入バルブがカムダイレクト駆動になってて、排気バルブはロッカーアームで駆動するＯＨＣ。

ふ～ん　てな感じで見てたけど、乗れるはずもないバイクだから軍艦とか航空機を見るのと同じ感覚です。

数分見てたらゴールドウイングの持ち主がやって来た。

なんと35年以上前のバイク仲間が帰省してたのでした。

そこからの経緯は置いといて・・・

ちょっと乗ってみる？って言われたんです。

装備重量400ｋｇ近い超重量級のバイクだが、跨ってみるとカブと同じか、それ以下しかないシート高だった。

これなら何とかなりそう・・・でも、立ちごけしそうになったら、まだ治りきってない鎖骨だし、到底抑える事は出来ないでしょう。

モジモジしてたら、近くの駐車場で乗ってみる？って言われたので、少しだけ乗ってみる事にしました。

で、乗った感想です。

重いけど走り出せば全然楽なバイクでした。

そりゃカブみたいに足代わりにどこでも走るというわけにはいきませんが、長距離を“走るだけ”ならこんな良いバイクはないと思いましたね。

壊れても気にならないほど金持ちなら、フラットな林道でも走れそうでしたよ・・・起こせないと思うけど。

正直に書くと『殿様バイク』だと思ってたが、意外や意外、動いてしまえば見た目よりフットワークの良いバイクでした。


もちろん、こんな事は出来ませんけどね。