小仙波跨道橋と新琵琶橋の間に、こんもりと枝葉を広げた木がある。
この頃ようやく、葉が少し黄色く色づき始めた。
橋には「新琵琶橋」と彫られた銘板があるが、その上には多くの実を付けた枝が垂れていた。
実は大きくはないが、とにかく数が多く枝は重そうに見える。
その枝を休めるようにして、石の上の平らな面に乗っている。
例の岸がえぐられた場所が見える所の枝にも、まとまった実の房がある。
橋の反対側から見ると、土手下の狭い場所に生えているのが分かる。
跨道橋のカーブしたスロープの途中から、川に張り出した枝の上が見える。
ここからだと、枝の先端部に多くの実を付けているのが良く分かる。
この跨道橋はよく通るが、いつもは反対側の階段を使っている。
そのため、この木に春から夏にかけて白い花が咲いているのを見ても、あまり気にしていなかった。
ところが今年、跨道橋の補修工事があり階段が使えなくなった。
しかたなくスロープを上っていて、この木に実がなっているのに気付いた。
その時の写真を見ても、この実はずっとほぼ同じ状態のままである。
この木はおそらくムクロジで、その黒くて固い実は、羽根つきの羽や数珠に使われるらしい。
その実はいつになった見られるのか、少し楽しみにしている。
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