その紅葉をバックに、写真を撮る人もいた。
側にある石碑と一緒に撮る。
すぐ側にクスノキがあり、その緑と好対照をなしていた。
通路の反対側も、お互いを引き立てている。
慈眼堂の紅葉は、まだ少し物足りない感じだった。
石段のすぐ上の紅葉も、ほぼ同じように見える。
一方、空堀の方の木は、まだ緑のままで周囲に溶け込んでいた。
慈眼堂古墳の上からどろぼう橋の方を見ると、その手前の木も紅葉していた。
ここでも写真を撮る人がいた。
下に降りてみると、まだ少し色が薄い状態だった。
どろぼう橋の方では落葉掃くが行われていたが、あまり紅葉はしていなかった。
その翌週、どろぼう橋手前の紅葉は見ごろになっていた。
その先のどろぼう橋の紅葉も、だいぶ紅葉が進んでいた。
少し高い所から見ると、紅葉のトンネルのようにも見える。
下へ降りて空堀の方をみると、また景色が違って見えた。
この分だと隣の喜多院公園でも紅葉している筈だった。
公園の外からは、黄葉したイチョウと紅葉が見えた。
喜多院境内のイチョウはまだ色が薄いが、ここの木はちょうど見ごろだった。
紅葉は少し衰えて見えたが、見る位置を帰ると全く違う。
紅葉は遅かったが、始まると一気に進んでいるように感じられる。