熊野神社の参道両側にある、足裏マッサージの小石を眺めながら進むと、第二の石鳥居がある。
鳥居の先には、茅の輪があった。
しめ縄には、黒い八咫烏と大きな鈴が掛けられてる。
また、周囲には八咫烏の絵が描かれた白い提灯が、何個も吊り下げられている。
これは常設されているのかな思ったら、茅の輪の潜り方の図の右側に説明が書いてある。
春詣と秋詣、茅の輪・人形神事について
本来、大祓は年に二回、六月と十二月に行われます。
この行事のルーツは、古事記・日本書紀の神話に見
られます。それは、川越熊野神社の主祭神であられ
ます伊弉諾尊(いさなぎのみこと)の禊祓(みそぎ
はらひ)を起源としたもので、宮中においても古く
から大祓が行われてきました。
春詣と秋詣では、私どもが知らず知らずに犯す色
々な罪穢(つみけが)れを人形に移して払い清め、さ
らになぎの輪や八咫烏鈴の輪をくぐることによって
罪穢れを払い、生命力を回復させ、清らかな気持ち
で生活して頂くための行事です。
実際に、茅の輪をくぐっている人もいた。
その右手を見ると、手水舎がある。
今回はすぐに、右手に消毒液が置いてあるのに気づいた。
水盤には柄杓が置かれ、岩からでた竹管から水が流れ出ている。
これは、普段と同じようだ。
周囲には、「手水(てみず)の使い方」と「手水の作法」というイラスト入りの説明が掲示されているが、特に新型コロナウイルスに関する注意書きは見当たらない。
川越市内で訪れる人の多い3社、八幡宮、氷川神社、熊野神社を見て来たが、それぞれの対応の仕方が異なっていて面白い。