熊野神社の本殿の左手に木があり、白い看板が立て掛けてある。
「御朱印受付」とあり、その脇の建物の屋根に「御朱印」の看板がある。
その更に奥の建物の屋根看板には、「お札、お守」とある。
木には別の看板も立てられていて、「有台灣話的神簽」と書いてある。
「湾」の字が旧字体で書いてあり、「籤」が「簽」となっている。
台湾話的神簽はどこにあるのだろう。
後方の柱と柱の間に、綺麗に並んでいるものがあるので、そこにあるかと思ったが、お守の見本だった。
さらに境内を探すと、茅の輪の脇に、おみくじが並んでいた。
大きく三ヶ処に分かれているが、その左端の下段、左から2番目にあった。
「臺灣話的神簽」と、こちらは「台」まで、旧字体で書いてある。
「一個一百日元」とあるので、100円ということだろうか。
隣の「英文みくじ」には、「日本語と英語で書かれています」と注意書きがあるが、こちらにはないので、台湾語で書かれているようだ。
他の2ヶ所を見ると、最初と最後で「勾玉みくじ」が重複しているので、23種類のおみくじがある。
こんなにあると、どのおみくじを引くかで迷ってしまう。
どのおみくじを選ぶか、それが運命の分かれ道。