山門の側に小江戸川越菊まつりの、見慣れた看板があった。

会場の設営が始まったころ桜が咲いていたが、このときはどの木にも咲いていなかった。
しかし、枝にはこの時期は散っているはずの緑の葉が残っていた。

会場はいつも通りの感じだった。
まだ、テーブルに消毒液が置かれている。

正面の奥は、今年も部門最高賞の作品が並んでいた。

その中央のひな壇には、3つの作品があった。

順路の最初は、これもいつものように、伊佐沼をイメージした作品があった。

その先は、背の低い大輪の花が並ぶ。

その内の一つがこれ。

通路を挟んで反対側の千輪咲きは、どれもまだ咲き初めの感じだった。

その先に木のように仕立てた菊が並ぶが、これもまだつぼみが多い。

その先の背の高い菊はよく咲いていた、

通路の反対側には盆栽仕立てが並ぶが、こちらもつぼみのものが多い。

その中で比較的よく咲いているものがこれだった。

角を曲がると、去年とは違った感じになっていた。
去年は壁にパネルが展示されていたが、今年は菊だけが並ぶ。

咲きが良く目だったのが、この作品だった。

突き当りには、菊ではない盆栽があった。

その中の姫リンゴは、枝いっぱいに実を付けていた。

角を曲がると懸崖仕立てが並ぶ。

ほとんどはまだ蕾が多かったが、これは良く咲いていた。

その先は、色々の菊をまとめた花壇がいくつかあった。

その一部を切り取る。

反対側には、五重塔があったが、屋根の菊はあまり咲いていない。

北側にはいつものように背の高い3本の菊が、出口の方まで並んでいる。

ちょうど、陽があたるか当らないか境目の花が多かった。

それぞれ名前があるようだが、とても覚え切れない。

反対側から来た方を振り返る。
三脚を立てて写真を撮る人もいた。

開場してから1週間ほどだったが、まだ咲いていない花も多く、もう少し後に来る必用がありそうだ。