蔵造りの建物が並ぶ一番街の通りから、1本東側の道を歩いていてふと横道を見ると、奥に八重桜が咲いていた。
一番街につながる、稲荷小路である。
道に入ってみると、八重桜は稲荷神社のすぐ先にあった。

さらに近づいてみると、八重桜は小路を覆うように咲き、左手にはまだ桜が咲き残っていた。

どちらの桜も、このそば屋さんのものらしい。

幹の反対側には、下の方に枝があり、そこもきれいに咲いていた。

でもやはり、小路に張り出している枝の花が圧倒している。

そこから、稲荷の小さな社の屋根が見えた。

記憶は定かではないが、ここで始めて見た八重桜かも知れない。