川越雑記帳2(川越見て歩き)

28-4-2 消えた地蔵さん

「散歩」のコース28-4で道標の地蔵を紹介した。


 安比奈線を見たあと入間川街道を戻ると、最初の交差点にあるはずだった。
 ところが、ブロック塀をへこませた角を見ると、地蔵が消えていた。


 近づいてみると台座だけが残り、座っているはずの地蔵はなかった。
以前見たとき、ひび割れがひどくビニールの紐でぐるぐる巻きにされていた。
ついにバラバラになってしまったのか。
それとも、そうなる前に避難させ、修復されているのだろうか。


 前に紹介した通り、台座は道標になっている。
その時は気付かなかったのだが、文字の左側に丸い浮き彫りがあった。


 よく見ると、赤ん坊の手のような丸々として手が彫られていた。
人差し指をのばし、これで方向を示しているらしい。


 台座の他の3つの面を見ると、全てに手の浮き彫りがあった。
塀側の2面はよく見えなかったが、手の形は各面で違っているようだった。

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